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【スクリーン雑記帖・予告編つき】中国で「抗日映画」と報じられた韓国映画「暗殺」 監督は「どう感じるかは観客次第」

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【スクリーン雑記帖・予告編つき】
中国で「抗日映画」と報じられた韓国映画「暗殺」 監督は「どう感じるかは観客次第」

凄腕スナイパーを演じたチョン・ジヒョンの魅力が全開(映画「暗殺」から) 凄腕スナイパーを演じたチョン・ジヒョンの魅力が全開(映画「暗殺」から)

 韓国映画「暗殺」(7月16日公開)は、昨年公開した中国で「上海を舞台にした抗日映画」と報じられた。日本の統治下にあった1930年代の韓国で、独立派グループが親日派や日本政府要人の暗殺を企てるアクション作品。韓国では1200万人超の観客を動員する大ヒットを記録した。メガホンを取ったのは「10人の泥棒たち」(2012年)などを撮ったチェ・ドンフン監督(45)。果たして抗日映画として撮ったのか。

 「日本の植民地時代の歴史を背景にしながら、その中で生きている多くのタイプの人間を描いた作品だ」とチェ監督は言う。1933年の上海とソウルを舞台に、日本政府要人らの命を狙う凄腕の女性スナイパー(チョン・ジヒョン)ら暗殺者グループ、殺し屋(ハ・ジョンウ)に暗殺団の殺害を依頼する日本政府の密偵(イ・ジョンジェ)らの暗躍をアクションシーンをふんだんに交えて描く。

 チェ監督は1930年代の朝鮮半島で日本と戦うヒーローを描いた韓国のテレビドラマ「カクシタル」(2012年)を映画化する際、監督を打診されたが実現しなかった。「日帝時代(日本統治時代)はとても辛い時代だった。でも、ある独立運動家が笑っている写真を見たことで、あの時代を生きた人たちをきちんと描きたいと思うようになった」

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