仕事が大事という認識は正しいのか?「仕事することは人生において大事なこと」だと言われてきた人が世の中ほとんどだと思います。
そしてそう言われてきたであろうあなたは、今まで学生だったにも関わらず、仕事をし続ける世界へ飛び込むことになります。
そこで一度「本当に仕事って大事なのか?」という問いに対して考えてみましょう。
そうすることで、あなたにとって本当の”就活”が見えるはずだからです。
なぜ仕事が大事だ、と言われているのか?
この問いに対する答えは意外と明快です。
それは、「仕事は大事だ」と言う人間は、仕事をしている、もしくはしていたからです。
仕事をしている人間というのは、多くの場合、会社や職場などの共同体に所属しています。
実はこの共同体というものは「仕事は大事」という意識で構成されているのです。
たとえ「仕事は大事」と自分で言っている人であっても、”言わされている”ことに気がついていなかったりするのです。
共同体というのは簡単に言うと「空気に支配された組織」です。
その空気で支配されている共同体である会社のメンバー同士のために働くことが正しいんだという共通意識がある方が、色々な面で会社や組織にとって都合が良いのです。
ですので、「仕事は大事」という意識を持つようにと従業員に洗脳しているケースは多いです。
共同体が「仕事は大事」と言わせている?
共同体とは同質性が高い集団、つまり同じ考えや価値観を持つもの同士が集まっている集団ということです。
人間はこの共同体に所属していることは、秩序が維持されていて気持ちがいいと感じるものです。
あなたも、学校のルールに従っておく方が目立たなくて居心地が良いだとか、
会社で自己主張せず、従っておく方が心地良いと思ったことはありませんか?
それは共同体に所属している宿命であり、秩序によってそうさせられているのです。
この秩序というのが、暗黙のルールであり、
この暗黙のルールが守れる人が、「仕事は大事」と大きな声で発しているのです。
果たしてそれは真に「仕事は大事」だと言えるのでしょうか?
暗黙のルールを学ぶ義務教育
あなたは、今までの学校教育で「できる子」でしたか?
学校教育での「できる子」と「できない子」の差は何なのでしょう。
実はそれは、”何が答えか”を考える能力ではなく、”出題者がどう答えて欲しいか”を読み解ける能力の差なのです。
先生の考える答えに最も近い物が答えに採用され、本質的に答えと異なっていても、
先生の考える答えに近かった生徒が「できる子」になる、ということです。
これは、社会に出てから押し付けられる暗黙のルールを守れるようにする訓練であると言えます。
面接は暗黙のルールが守れるかの確認
あなたは就職活動をしていく上で面接を受けると思いますが、
頭に入れて欲しいことが一つあります。
それは学校と同じように、会社は共同体であろうする。ということです。
面接がなぜ行われるのかというと、その新入社員が会社の空気と同質であるのか、つまり
会社内の暗黙のルールが守れる人物か否かどうかを確認するために行われます。
言わなくても命令に従ってくれる従業員ほど、会社が共同体であるために都合の良い人物はいません。
なので会社は、同じ経験をしてきた人や、同じ大学や同じ出身地など、同質である可能性が高い人物を採用しようとします。
学歴フィルターはある意味で会社にとって同質である人物を集めるのに適しています。
なぜなら、必然的に高学歴同士といった同質が集まるからです。
よくない面接
先ほど、学校教育での「できる子」と「出来ない子」の差について話をしましたが、
企業の面接でも同じことが言えます。面接においての「できる子」は会社にとって望んでいる人物像に
できるだけ近くなるような答えを用意できることです。
そのような答えを用意することで共同体にふさわしいとみなされ選考に突破できることになりうるからです。
つまり、「この会社に入って上手くやっていけますよ」と思わせたら勝ちなのです。
だからこそ企業研究、企業文化を知ることが大事とされているのです。
それらが、面接官にとっての答えとなりうるのですから。
答えに近づけたものが、突破できる。
確かに内定という側面だけ見ればそれでOKなのかもしれませんが、
いざ入った先を考えると、そこには大きな落とし穴があります。
面接で本当に大事な心構え
そのような裏技的方法で入社してしまうと、双方にとって不利益になることは間違いありません。
なぜなら、入社してからお互いのマインドが不一致し、「こんなはずじゃなかった」と早くして辞めてしまうからです。
ありのままの自分で面接に臨み、”縁”に近い形で企業から内定を頂くことが大事だということがいえるでしょう。
そうするためには結局のところ、学生サイドであるあなたが「仕事」についてしっかり考えた上で企業に志望するしかないのです。
企業にインターンに行くことが一番その答えをを見つけるにはうってつけかもしれません。
働くことはあなたにとって幸せなのか?
世の中の多くの「仕事は大事」は共同体が作りだしているケースがほとんどです。
そうではなく、真に「仕事は大事」だ、と思う状態はどういう時なのでしょうか?
言いたかったこと、そして大事なのは、”自分を見失わないこと”です。
自分の意志を未来に持っていけずに、組織人間になった結果、鬱になってしまうのはよくある話です。
組織人間は、共同体によって「仕事が大事だ」と言わされているからです。
最も考えなけばいけないのは、
そもそも「仕事」とは果たして”あなたにとって”本当に大事なことなのか?
という問いについてです。”会社にとって大事なこと”と”あなたにとって大事なこと”は大きく異なります。
また”世間にとって大事なこと”と”あなたにとって大事なこと”も大きく異なります。
あなたの人生にとって何が本当に大事か考え、そのことに重きを置くことはあなたの幸せに繋がります。
そして、自身が重きを置くものと企業が重きを置くものマッチングしていれば、この上ない幸せが未来に待っているはずです。
結局、それが真にあるべき就職の形なのかなと私は思います。
自分を取り繕うことは辞めて、あるがままを受け入れ未来を幸せにしましょう。
次回「働くことと幸せ」についてお話します。ありがとうございました。




