光るはずのフライパン
我が家のたった1個のフライパンです。
きちんと洗っていた「つもり」が、ひどいくすみ汚れになってしまいいました。
言い訳になってしまいますが、洗わないで放置していたわけではありません。
もともとはステンレス特有の綺麗なシルバーの輝きをしていたのですが、全体的に飴色に変色しています。
磨けば綺麗になるのに磨かなかった理由がありました。
苦手なフライパン
購入したきっかけは、底が深いので、炒め物や汁物関係も作れるとても便利な所を気に入って買いました。ピカピカ光るところも好きだったはずでした。
しかし、使い始めてから、私には重すぎて、調理した材料をお皿に盛るときに腱鞘炎になるかと思うくらいプルプルするので、『軽いものに変えたい、いつ変えようか』と思いながら使っていました。
私の位置付けとしては、苦手なフライパンです。
いずれ交換するからいいや、という考えになってしまったことで、酸化して変色していくフライパンには目もくれなかった。
輝きが失われると同時に、それに合わせたかのように、物事が上手くまわらない日々が続くんです。
自分自身に返ってくるもの
そんな矢先、私の小さい暮らしのおくまさん (id:simplexxxx)のブログを読んで、頭に浮かんだのがこのフライパンのことでした。
掃除の時にモノ・場所に話しかける時は、心に余裕がある証拠 - 私の小さい暮らし
おくまさんは、掃除やお手入れの際にモノや場所に自然に話しかけている自分に気付いたそうです。その言葉は、「綺麗にしようね」「いつもありがとう」という言葉。
心に残った文章を紹介させていただきます。
モノに言葉をかけるということは自分自身にもそのまま返ってくるはず。
だからこそ、前向きな言葉をかけることで、自分自身も一段と綺麗になるし気持ちもスッキリするんじゃないかな?と思います^^
この逆の場合。
私は、フライパンに重くて手が痛いと心の中でブツブツ文句を言っていました。
それがもしそのまま自分自身にも返ってきていたとしたら、、、。
もしかして、この最近の気持ちがスッキリせず、普通ならやり過ごせることにも、こだわってしまい、うまくいかない状況ってまさか、これが影響している?
使っていても死蔵品
モノには気持ちがないと思っていたわけではありません。断捨離の際は「今までありがとう」と言葉をかけながら手放していました。
なのでモノと自分の間に後悔のような事もほとんどなく、スッキリとした感情がありました。
しかし、現在使っているモノに対して冷たい態度を取っていた場合は、使っていても死蔵品になってしまう。
でもいつの間にか、そんなことを忘れてしまい、使いづらい部分のみを挙げ連ねていた自分に反省して、磨きあげてみました。
反対側も綺麗になりました。
得意の重曹と今回はクエン酸も含めて、ラップスポンジでゴシゴシしました。「ありがとうね」と言いながら。
落とし方の方法は過去の記事に詳しく載っています。
今回はかなり手強かったので、取れない部分はアルミホイルも使いました。
30分かけて磨いたら、輝きが戻ってきました。
それから変わったこと
自分がびっくりしてるのですが、気持ちが落ち着いて、物事の詰まりが取れて上手く回ってきたんです。
マイナスだった状況が目に見えてプラスに上がっていくことが分かりました。
例えば、たくさんのブログで言及(紹介)していただけたこと。
5人もの方に紹介していただきました。すごく有難かったです。
他にも、出かける時にはお天気に恵まれる。もともと晴れ女ですが、マイナスの時期は出かける時に限って雨が降っていました。
いく先々で良い人との出会いがあった。
旦那さんの評価が上がって、賞与も上がった。
こんな感じです。
わたしにとってはとてもプラスになった出来事でした。
自分の部屋にある持ち物というのは「現在の状況を映す鏡」であり「モノのくすみは心のくすみ」として受け止めて、今後はモノへの感謝の気持ちを口にしながら、そして綺麗に使ってあげよう。
そう肝に銘じた出来事でした。
〜参考にしている記事がたくさん:トラコミュ〜