【やまと新聞号外】口蹄疫対策本部、感染ルートは? 選挙どころではない
やまと新聞のページに、「【やまと新聞号外】口蹄疫対策本部、感染ルートは?選挙どころではない」という記事がある。参院選を早くやりたいのは、その方が民主党に有利だからにすぎない。
しかし宮崎県では口蹄疫が未だに拡散し、鹿児島県にまで迫っている。政治的空白を作っている場合ではない。会期を延長してでも、口蹄疫終息まで政府は対策を取るべきではないのか。
選挙運動にかまけている場合ではないはずだ。民主党は党利党略・選挙のことしか考えていない。自民党が超党派で対応しようとしているのとは大違いだ。
記事を引用する。
↓ここから
口蹄疫が宮崎市内から県南部の都城市に飛び火したことを受け、急遽自民党口蹄疫対策本部が開催された。(その中で小池百合子議員がやまと新聞号外を紹介してくださいました。谷垣総裁はじめ宮腰光寛衆議院農林水産委員会筆頭理事、加藤紘一議員、武部務議員、そして江藤議員、鹿児島の森山議員、宮崎の松下議員ら出席議員全員と農水省、傍聴席など約100部を資料として配布していただきました)
今回の都城市での発生状況について農林水産省は、
■280例目(都城市)の農場飼育管理状況を精査した結果、宮崎県は280例目の農場飼養牛全て(280頭)を口蹄疫の疑似患畜と判断し、殺処分・埋却等防疫措置をすすめている■280例目の農場の検体について(独)農研機構動物衛生研究上がPCR(遺伝子)検査を実施し、3頭が陽性反応を示した■280例目の農場については10日2時頃には飼養牛全頭の殺処分を完了したことを報告した。
感染ルートについては、1例目のウイルス遺伝子分析の結果、本年香港・韓国で確認されてたウイルスと近縁であると確認したと述べた、しかしこれは5月6日には明らかになっていたことであり、その後、感染ルートについては新しい情報はない。
江藤議員
「穴を掘る人と殺処分をする人たちの連携ができていない、穴だけほっても殺処分ができてい、またその逆など、極めて不効率であり、そのへんのコーディネートがしっかりしていない」「都城は鹿児島とも隣接しています。鹿児島は川南より牛、豚が多い、これは大変な事になると言う危機感を持って行動してほしい」
(宮崎) (鹿児島)
牛 314,600頭 393,500頭
豚 914,500頭 1,340,000頭
合計 1,229,100頭 1,733,500頭
森山議員
川南で未だに埋却がすすんでいないことについて「やむを得ないで済むことではない。ウイルスを発生する装置をそのまま置いてあるようなものなんだから、これから梅雨になるし殺処分もすすんでいないでは現地はたまらない。川南の殺処分は1時間でも早く終わらせてほしい、土地がないなら他の対策をすぐに考えすすめていなければいけない」「なぜ65kmも離れたところで発生したのか、九州全体が不安になっている。感染ルートを速やかにわかるようにしてほしい」
(農水省 感染ルートについて)
役所の中には分析作業員を於いているのできちっと分析を進めたい、しかし今の時点ではっきりしたことはない。
江藤議員は獣医不足について、獣医にけが人が多く出ている点を指摘し
「慣れた人と言う点では、養豚場で働いている従業員が一番いい、子豚を捕まえるのにも私が1頭捕まえる間に30頭つかまえますよ。そういう肩書きやそいうものではなく使える人材を使うと言う柔軟な対応をしないと、殺処分が済んで養豚場が空になってしまい働いていない養豚場の方がたくさんいらっしゃる。資格とかそういう問題ではなくて彼らは豚を扱うプロなんです」
また、参加議員からは
「今回都城で発生した農家の方は大変真面目な若手のリーダーで、仲間に呼びかけ絶対に都城に入れないようにみんなで協力して頑張ってきた、正にその人のところです、それだけにこの衝撃は計り知れません。こんなに努力をしても出てしまう。感染ルートがわからない。これはどういうことだ。都城は日本の畜産の要である。地形的にも九州全域に危機が及んだと言える。場合によっては九州だけでは済まないかもしれない、まさに国家的危機、非常事態だという考えで第一に取り組むべきだ」
「野生動物がウイルスを運ぶ、その対策はどうなっているか」
「飛び火した原因はなにか、専門家の目から見てわかるんじゃないか?それはぜひ聞かせてほしい 」
など様々な意見が出されたが、農水省の解答は「検討します。調べます」に終始した。
武部議員
「我々は口蹄疫につてどう考えてもなぜこの感染ルートが解明できないのか、ある程度想定されていることがあっても表に出していないのか。なにも情報を提供しないことによって、勝手な想像や詮索がでてきて、混乱や不安を増大させているのが心配だ。情報を整理していると言うが段階的に正確なものを伝えるということなのか、全くわからないということなのか、この飛び火はどういうケースか類別くらいはしているのでは。ある程度の情報がなければ動けない。北海道でも全てのイベントを禁止した。夏祭りを全部やめたんですよ。北海道でもそういうことをやっているんだから・・選挙なんかやってる場合じゃない。遊説カーなんか入れないでしょ」
(農水省)
えびの市の場合は川南と家畜運搬車、資料運搬車が同じだったことがわかって来た。これが感染ルートだと思う。都城の場合はまだ解明していないが、空気感染ということはまず考えられない。 人や物の移動しか考えられない。
松下議員
「地元の方は徹底した防疫対策をし、外出も控えている。それなのに今回畜舎のまん中で発生している。川南の場合は畜舎の入り口から発生したので人や物からと考えられたがそれも当てはまらない」
また、他の参加議員からは
「今回 都城に飛び火をした、専門家の方も頑張ってこられた、しかし今回は絶対に蔓延させない。金がかかろうがとにかく先に先に手を打って、後悔しないようにとにかくすすめてほしい」 「前回の大臣があまりにもいい加減だった、今回の大臣がきちんとできるのか、すぐに農水委員会を開くべきだ。考えられることを全てやってから出なければ選挙どころではない」 などの意見が出された。
農林水産省は同日夜、宮崎市と日向市でも初めて感染疑いのある家畜が見つかったと発表した。
感染ルートの解明ができなければ、効果的な防疫対策ができない。これだけ努力していても飛び火して発生しているのにはなにか原因があるはずだ、今の方法が正しいのかどうか、もっと効果的な封じ込め方法があるのかは感染ルルートの解明が第一だ。
「口蹄疫問題を解決する前に選挙をすることはできない」郵政法案で延長という議論ではなく、口蹄疫解決を第一にした国会延長という話が全く政府からは聞こえてこない。現実的に九州では選挙カーが入ることもできなければ、応援に行くこともできない、もしそんなことをする政党、議員がいたらそれこそ当選はできないだろう。菅総理が土曜日に現地入りするそうだが、現地からは早くも「パフォーマンスに来るなら来ないでくれ。現場を見て一緒に埋めてくれ」という声が聞こえる。
やまと新聞号外は6月12日と13日に全国のボランティアの皆様のご協力により配布されます。手に取って宮崎の現実を知って下さい。本当に大変な日本の危機になっています。畜産農家だけではなく、飲食店や運送業等他の産業も完全にストップし、辛い日々を送っています。
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まぁ、なんという事でしょうか・・・・。やまと新聞号外】口蹄疫対策本部、感染
超党派で対応しようとしているのとは大違いだ。記事を引用する。↓ここから 口蹄疫が宮崎市内から県南部の都城市に飛び火したことを受け、急遽自民党口蹄疫対策本部が開催された。(その中で 小池百合子議員がやまと新聞号外を紹介して(続きを読む)
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