バナー制作(インターネット広告)の技術を身に付けておけば、クラウドソーシングで仕事を受注して副収入を得たり、広告制作会社とパートナー契約を結び安定した在宅ワークを提供してもらえたりと、自由度の高いワークスタイルを実現できる。
今回はWebバナー制作に関する参考サイトやツール、作り方から仕事情報までをまとめてみたい。
【目次】
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バナーデザインの参考サイト
世にある色んなバナーをみてデザインの参考にしよう。はじめのうちは、以下のサイトで良いバナーを見つけ、完全にコピーするところからはじめると上達の近道になる。
Retrobanner
Banner Design Archive
バナーまとめ
グラフィックツール&書籍
Photoshop
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
他にも下に挙げる色んなグラフィックツールもあるが、やはりAdobe Photoshopを使うのが定石。
その他のグラフィックツール
最近ではMac用のグラフィックツールとしてSketchも人気を高めている。Photoshopに比べ、軽い、安い、Webデザイン用に最適化されているなどが特長。また、どうしても無料のツールがいい人はGIMPというフリーソフトもある。
グラフィックツール選びにはこの辺の記事がオススメ。
ノンデザイナーズ・デザインブック
デザインを学ぶなら誰もが「まずこの1冊」というくらい良質な書籍。つい最近出版された最新版で日本語デザインサンプルも追加され、ますますその評価を高めつつある。この1冊でデザインの基礎を学び、あとはひたすら手を動かして実践を繰り返すのがよい。
画像素材
バナー制作に欠かせないのが画像素材。商品や施設の画像素材はクライアントから支給されるが、人物画像などは制作側で購入して用意することが多い。とくに女性の画像は必須アイテム。
※クライアントワークでは有料素材の使用をおすすめします。
Adobe Stock
Adobe StockはAdobeが運営する画像提供サービス。PhotoshopCCなどのAdobeCC製品と連携して使えるため、AdobeCC契約者は使い勝手が良い。
Fotolia
Fotoliaは画像素材の単品購入の価格が安いので使いやすい。2015年にFotoliaはAdobeに買収されAdobe Stockの一部となったのだが、入り口は以前のまま。料金体系も変わっていない。(2016年7月地点)
Pixta
Pixtaも比較的安く画像が購入できるため利用者が多い。
人物フォト素材
少ない投資で大量の素材が手に入る。このあたりの人物素材はよく使われている良質素材なので1冊もっておいてもよい。同シリーズの「人物フォト素材 ライフスタイル」もある。
バナーの作り方
簡単に要点だけ列挙しておくと、以下の手順を踏んでバナーを作成する。(バナーの作り方の詳細は改めて記事にしたい。)
- 構成要素を全部置く
- ストーリーを考えて優先順位を決める
- レイアウトを考える
- ラフ(手描き)を描く
- モノクロでデザインする
- 色付け
この基本的な手順は、以下の記事でも同様に紹介されている。どれも解説がわかりやすく良質な記事ばかり。
▶新米デザイナー必見!バナーデザインを効率的に美しくする10のステップ | 株式会社LIG
▶デザイン作業のスピードアップ|1 pixel|サイバーエージェント公式クリエイターズブログ
▶新米のwebデザイナーが作るバナー制作時のあれ、これ | ポケットラボ
▶100種以上の自社広告運用でわかった!バナー広告クリエイティブ4つの基本 : LINE Corporation ディレクターブログ
バナー制作の仕事
自分の腕が未熟なうちは単価が安い仕事をせざるを得ないが、継続的にスキルアップして最終的にはクリエイターとしてそれなりの収入を得るところまで到達したい。
バナー広告の制作をしたいなら、Web制作会社や広告代理店に勤めるのが手っ取り早いが、それ以外にもバナー制作の仕事は、色んな方法で受注することができる。それらを紹介したい。
ココナラ
あらゆることを500円~受発注できるサービス。バナー制作の仕事もあるので、単価が安くても実践経験を優先したい人は、まずはココナラで始めるのも一つの方法である。
クラウドソーシング
ランサーズやクラウドワークスには毎日バナー制作の案件(1万円~)が掲載されている。バナー制作の場合、コンペ形式になるので当選しないと報酬は発生しないが、新米デザイナーがとにかく量をこなしたい時期にはいい練習場になる。(クラウドソーシングだけでまず生計は立てられないので甘い夢はみないようご注意を。)
Creators Match(クリエイターズマッチ)
全国のクリエイターと提携してバナー広告やLPの制作を専門的に行う、この業界ではトップクラスの会社。デザイナーとしてのスキルチェックをパスすれば、パートナー契約を結ぶことができ安定的に仕事を供給してもらえる。バナー広告のクリエイターとして、ここに到達することは一つの最終目的となりうる。
レバテック・フリーランス
フリーランスの仕事紹介で有名なエージェント。レバテック・フリーランスでは、バナー広告制作のみならずUI設計、ホームページ制作などのデザイン業務案件を紹介してもらえる。フリーランスでやっていきたい人は是非登録しておこう。