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 過激派組織「イスラム国」(IS)系列通信社とされる「アマク」は13日、IS幹部のシシャニ司令官が戦闘で死亡したと伝えた。同司令官はISの国防大臣に相当するといわれ、米当局は500万ドル(約5億2千万円)の懸賞金をかけて行方を追っていた。

 AFP通信などによると、ジョージア出身で「チェチェン人のオマル」とも呼ばれていた。ロシア軍を相手に戦った経験がある。アマクは、イラク北部モスルを奪還しようとする勢力との戦闘で死亡したとしている。死亡時期については触れていない。米軍は3月、同司令官を殺害したとしていた。(カイロ=翁長忠雄)