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千畝ゆかり周遊ルートで協議会

07月13日 19時03分

千畝ゆかり周遊ルートで協議会

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イスラエルなどユダヤ系の外国人観光客に訪れてもらおうと、岐阜県の3つの市町村や金沢市、福井県敦賀市が第2次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救った外交官、杉原千畝にちなんだ周遊ルートを作ることになり、13日、岐阜県高山市で初めての協議会が開かれました。
この周遊ルートは「杉原千畝ルート」と名付けられ、杉原千畝の出身地、岐阜県八百津町と“命のビザ”の発給を受けてユダヤ人が上陸した福井県敦賀市を結び、外国人観光客にも人気が高い高山、金沢、白川村を通ります。
関係する自治体はイスラエルなどユダヤ系の外国人観光客に多く訪れてもらおうと、高山市役所で初めての協議会を開き、去年、日本を訪れたユダヤ系の外国人観光客が2万1000人で、このうち、3分の1の人が高山市を訪れていたことなどが報告されました。
そして、今後の取り組みとして、来年2月にイスラエルで開かれる海外旅行博への参加やヘブライ語の周遊ルートのパンフレットを作り、世界に向けて情報を発信していくことを決めました。
協議会の会長に選ばれた八百津町の金子政則町長は「千畝は人間の普遍的な優しさを象徴しています。
このルートを世界に発信していきたいです」と話していました。

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