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岐阜 山県市がイクボス宣言

07月14日 09時38分

岐阜 山県市がイクボス宣言

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岐阜県山県市は、上司が率先して部下の職員の育児参加を促すイクボス宣言をし、仕事と育児を両立しやすい職場環境を整えていくことになりました。
イクボスとは職場で部下の育児を積極的に支援し、子育てに参加しやすい職場環境を整える経営者や上司のことを指します。
山県市は1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率が、1.28と岐阜県内で最も低いことから、イクボス宣言をして職員の育児参加を促すことにしました。
宣言には、林宏優市長をはじめ、課長クラスの職員や小中学校の校長の計32人が署名し、林市長が「家庭と仕事の両立を積極的に推進します」と決意を表明しました。
イクボス宣言をしたのは岐阜県内の自治体では初めてで、山県市は、育児の“イク”にかけて毎月19日には残業しないほか、これまで1人も取ったことがなかった男性職員の育児休業取得の割合を4年後には5%に伸ばすことを目標にしています。
林市長は「私たちの世代はひたすら仕事で子育てに関わることが少なかった。若い職員にはワークライフバランスを推進する環境作りに努めたい」と話していました。

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