宿題、学校の用意、身支度、お片づけ…
子どもがやらなければいけない事は毎日たくさんあります。
やろうとしている時に言われると、やる気がなくなったり、反抗したくなる気持ちもわかっているのですが、1日の時間は限られているし、つい見かねて口を出してしまいます。
急かして無理やりやらせても、嫌々やっているから非常に遅い。
悪循環ですし、親も子も消耗してしまいます。
自発的にやってくれたら本人も周りも気持ち良く過ごせるのに、どうしたらいいのでしょう。
私が「言わないとやらない」と決めつけてしまっているのかもしれない。
そこで、急かさないでいたらどうなるのか、試してみることにしました!
準備
平日は仕事もあってバタバタしてしまうので、子どもと一緒に長い時間を過ごせる休日に実行する事にします。
私は前日の夜に2つのことを決めました。
- やる事を子どもと確認する
- いつも言ってしまうことを封印する
1つ目は、やることを子どもと共通で認識できるように確認します。
これまでの事を思い返してみると、「やる事終わらせなよー」と言うのですが、そもそも子どもが「何をやらなきいといけないんだっけ?」と分かっていない事が多かったのです。
2つ目は、急かしたり口出しは一切しません。そして、つい言ってしまう「だめ」「いや」等の言葉も封印することにしました。
準備はこれだけ!心の中で決意するだけです。
きっとスムーズで楽しい1日になるだろうと思い浮かべながら、明日に備えて早めに就寝しました。
5:30 子ども起床 朝から自由だー!
はやい、早すぎます。こちらはもう少しゆっくり寝ていたいのに、休日の子どもたちの朝は早いのです。なぜって学校に行かなくていいから、遊べるからです。
平日こそパッと起きて欲しいのに。
テレビをつけながら「ママさんはまだ寝てていいよー」と言う子どもの言葉に甘えて、もう少し寝かせてもらいます。(検証になってるのか!?)
7:00 冷蔵庫をがさがさ
「これ飲んでいい?」と、ジュースを持ってきました。
朝ごはん前に!?と思いつつも、今日は何でもやらせてみる事にしたんだったと思い直し、「二人で分けて飲んでいいよー」と言いながら、私も起床しました。
ここまで約1時間半もテレビを見続けています。
言わないとずっと見ているのかと心配になっていましたが、私が朝食の準備をし始めると「ぼくが作るよー!」と長男が!!
えっ!?テレビを消してなんて一言も言っていないのに、自らテレビを消してキッチンに来てせっせとチーズトーストを作ってくれます。
やはり「言わない」方が子どもの自発的な意欲を引き出せるのかもしれません!
テレビに満足し、いつもはダメと言われるジュースを飲めたことで満足したのか、今のところ「言わない」効果は抜群です。
作ってもらったご飯は美味しいですね。私はレタスを乗せただけ。
8:30 スケジュール確認
ゆっくりと朝食を終えて、ここで今日やる事を子どもと確認します。
やらなければいけない事と、やりたい事を全部書き出してもらい、どんなスケジュールで過ごすのか、子どもと考えて決めていきます。
- 9:00 朝の準備、掃除
- 9:45 公文
- 10:30 子どもの散髪
- 11:30 買い物
- 12:00 昼ごはん
- 13:00 公園(池)で遊ぶ
- 15:00 おやつ、あそび
- 18:00 晩ごはん
- 19:00 お風呂、明日の準備
- 20:00 テレビ
- 20:30 本を読んで寝る
随分細かいですが、予定も決まりました。
9:00 朝の準備と掃除
何をやるのか決まっているとスムーズです。
普段の休日なら朝食後すぐに遊び始めてしまうのに、歯磨きも着替えもすぐに完了して、掃除機まで出してきてくれます!
順調すぎて怖いくらいです。
このまま今日はみんな気持ちよく一日過ごせるのでしょうか。
9:45 公文で様子が一変!
ついに強敵「公文」の時間です。
鉛筆を出すだけでもゆっくりで、のらりくらりと遊んだりしながら公文が捗りません。
グズグズし始めると、「早くやろうよ」と言うのがいつものパターンですが、今日は急かしません。
私も深呼吸して「冷たいお茶でも飲んだら?」と優しいお母さん風にお茶を差し出します。言うのを我慢するのって大変。
私は家事をしながら見守り、わからないところは子どもと問題を読んで一緒に考えます。
そうしているうちに集中しだして、やり始めると早いのです。
気分が乗るまでに時間がかかるのですね。
10:30 床屋さんで赤面!
床屋さんの順番待ちで、本を読んで欲しいと言って持ってきたのが「クレヨンしんちゃん」でした。
えっ。クレヨンしんちゃんのセリフって…あれですよね。
なんとか別の本に変えてもらおうとしたのですが、昨晩「だめ」「いや」を封印した事を思い出し、読んであげることにしました。
まず効果音多すぎですし、低学年男子が大好きな言葉のオンパレード。
しんちゃん、そんなセリフばかり、もうやめて…
(//´д` //)
子ども達は大爆笑でしたが、クレヨンしんちゃんの音読はこれっきりにしてもらいたいほど恥ずかしかったです。
11:30 買い物
子どもの学用品を買いに行ったのですが、先ほどのクレヨンしんちゃんのショックを引きずっていて、あまり記憶にありません。
クレヨンしんちゃんの音読は、すごい破壊力です。
必要な文房具やノートを子どもが選んで購入しました。
12:00 公園でお昼ごはん
「外でご飯食べたい!」と子どものリクエストがあったので、おにぎりやお弁当を買ってそのまま公園に行き、お昼ごはんにしました。
子ども達も、今日は何でも「いいよ」って言う事に徐々に気付いてきて、すごく楽しんでいました。
こうして子ども達の笑った顔を見ていると、私もとても嬉しくなります。
13:00 公園で遊ぶぞー
鬼ごっこをして、池でカメやザリガニを釣って、呼ばれれば網を持って蝶を追いかけて走り、アメンボをすくって、お腹が空いたらおやつを食べて、体力のある限り全力で遊びました!
昨晩「だめ」「いや」を封印した事は子どもに言っていないので、撤回するもしないも自分次第なのですが、ここまで全て「いいよ」でやってきて、何だか楽しくなってしまいました。
まとめ
まだお昼過ぎまでしか書いていませんが、まとめます!
子どもは「言わないとやらない」なんて事はありません!
やらないといけない事がわかっていて、自分のやりたい事を満足するほどできていれば、子どもは自発的に取り組む事ができます。
仕事がある平日の夜に、今回と同じように急かしたりしないで子どもが満足するまで遊ばせられるかと言ったら、やっぱりそれは難しいです。
限られた時間の中で、テキパキとやる事も必要ですし、正直親の方もやる事がいっぱいある中で、心にゆとりを持って子どもと接するのは大変な時もあります。
今回、休日を利用してやってみた「何でもありな1日」は、とても有意義な経験になりました。
子どもは、自発的にやるとこんなに気持ちが良いんだと感じていました。夜も翌日の準備をやり終わったらテレビを見れるとスケジュールがわかっているから、自分からテキパキ動いていました。
私は、急かしたり否定しないで過ごすのは、とても気持ちが良いんだと実感しました。
いつもは無理ですが、月に1回…いや、半年に1回くらいは「何でもありな1日」を過ごして、親子ともに気持ちのリセットをするのはどうでしょうか。
でも、クレヨンしんちゃんの音読はこれっきりでお願いしたい。