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 韓国国防省は13日、韓国に2017年末までに配備される米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)について、展開する地域が慶尚北道星州郡(キョンサンプットソンジュグン)に決まったと発表した。国防省関係者は同日、ソウルなど首都圏の防衛は地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の導入などで対応するとした。

 同省によれば、THAADは高度40~150キロでの迎撃が可能。6基の発射台と48発のミサイル、Xバンドレーダーなどで構成する1個部隊を展開する。THAADは現在、米本土に4個部隊、グアムに1個部隊がそれぞれあり、米本土の部隊の一つが韓国に展開する見通しだ。

 同省は、THAADによって韓国全土の2分の1から3分の2の地域を防衛できると指摘。同時に、ソウル攻撃用とみられる北朝鮮の短距離ミサイル・スカッドには、PAC3がより効果的だとした。(ソウル=牧野愛博)