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米紙「2世紀ぶり」と紹介

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は13日、天皇陛下が生前退位の意向を示されていることについて、生前に退位すれば「光格天皇以来、ほぼ2世紀ぶりの出来事」などと解説しながら報じた。

     皇太子さまについては「たびたび(日本の)平和主義の憲法を称賛してきた」と指摘。公式には天皇に政治的な権限がないとしながらも、安倍晋三首相が目指す憲法改正とは対照的な考え方を示すかもしれないと分析した。

     記事は、陛下が前立腺がんや心臓の手術を経験したことや、高齢のため公務の負担が大きくなっていたとの見方を紹介した。

     父親の昭和天皇も逝去まで長期間、病気で苦しんだことから「天皇は(生前退位を)より容易にできるようにしたいと考えているようだ」という在米の日本専門家の分析を伝えた。

     米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は13日、陛下が公務を重く受け止めており、確実に進めていくために譲位を希望したとすれば「驚きではない」と報じた。(共同)

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