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Amazonは世界で最大級の小売業者であり、同時に世界で最も成長が速い企業の1つだ。
米国時間7月7日にロンドンで開催された「AWS Summit」で、Amazonの何人かの役員は、同社の成功の源泉であり、世界最大級のクラウドプラットフォームに成長した「Amazon Web Services(AWS)」などの実験的試みにつながっている、同社の仕事の進め方についてその一端を明かした。
同社の英国担当マネージャーを務めるDoug Gurr氏は、まず最初に、Amazonの最高経営責任者(CEO)であり創設者であるJeff Bezos氏の言葉を借りて、Amazonは失敗を厭わない文化の上に成り立っていると切り出した。
同氏は「イノベーションに失敗はつきものであり、われわれは多くの間違いを犯し、多くの失敗をする。そして失敗とイノベーションを見分けられるとは考えていない」と述べている。
「しかし、だとしてもまったく問題はない。イノベーションに成功すれば、多くの失敗に終わったアイデアの損失以上のものを取り返してくれる」
Gurr氏は、他の小売店がAmazon.comで商品を販売できるサービス「Amazon マーケットプレイス」を例に挙げた。今では同社のサイトで毎年販売される商品の半分近くが、このサービスを通じて販売されている。
しかし、現在のAmazonマーケットプレイスは、同様のサービスを作ろうとする最初の試みではなく、4度目か5度目の試みだったという。
同氏によれば、「Amazon Auctions」と呼ばれる最初の試みでは、一握りの顧客しか集まらず、2番目の試みでも同じようなものだった。
「Jeffも認めているとおり、確かAmazon Auctionsの顧客は、Jeff本人と、Jeffの兄弟と両親を含めて、7人しかいなかったと思う」(Gurr氏)
Amazonがその魅力を小規模な小売業者にも広げる方法を見いだし、今日の成功に繋がったのは、そのアイデアを諦めず、サービス展開の試みを繰り返したからでしかない、と同氏は語った。
エジンバラにあるAmazonの研究開発センターは、英国にある3つのセンターのうちの1つで、ドローンを利用した配送サービス「Amazon Prime Air」や、音声制御可能なスマートアシスタント「Alexa」、レコメンデーションエンジンに使用されている人口知能(AI)をはじめとする同社の小売りプラットフォームの中核を構成するテクノロジなどの、最新のベンチャー事業に取り組んでいる。
同センターのディレクターGraeme Smith氏は、ソフトウェアエンジニア、データサイエンティスト、機械学習の専門家の組み合わせから最高の成果を生み出すために同社が採用している仕組みの一端を説明した。
同社のスタッフは、よくSmith氏が「制約ベース思考」と呼ぶ課題を課されるという。スタッフは、特定の問題やプロジェクトに対するアプローチが、大きく異なる状況ではどう変わるかを想像するよう求められる。
例えば、時間が6カ月ではなく2週間しかなかったら、どうやってプロジェクトを完了させるか。あるいは、人員が500人ではなく5人しかいなかったら、どのようにアイデアを実現するか。あるいは、無限のコンピューティング能力を持っていたら、どのようにこの仕事にアプローチするか。
「優れた発想を得る1つの方法のは、制約を加えたり、取り外したりして考えてみることだ。すると、同じ問題をまったく異なる方法で解決しなくてはならなくなる」(Smith氏)
多くの企業においてITに求められる役割が、「守り」のコスト削減から「攻め」のビジネス貢献へとシフトしつつある。その中でIBMが提唱する新たなビジョンEnterprise Hybrid ITとは?
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