マッチは原始的で、ライターのほうが高度な技術が使われている。
しかし、歴史はマッチよりもライターのほうが古いことはあまり知られていない。
火は人間の生活に必要不可欠のものだが、木の摩擦熱や火打石による発火法は手間のかかる作業だった。 1827年にイギリスの化学者ジョン・ウォーカーが塩素酸カリウムと硫化アンチモンを頭薬とする摩擦マッチを考案した。
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火縄式のライターは古くからあり、広く使われた。
ヨーロッパでは17世紀末にはフリントロック式銃の機構を利用して火口に点火する thinder lighter あるいは tinder pistol と呼ばれるものが発明されていた。18世紀初頭に作られたものは多数が現存する。最初に実用化されたライターは、1772年(安永元年)に平賀源内の発明した、火打石にバネ仕掛けの小さなハンマーを打ち付けて点火する、モグサを燃料として使用した物である。このフリントロック式銃の点火機構によく似た「刻みたばこ用点火器」は広く普及したという記録も無いが、当時の好事家には大変好まれたようだ。マッチが考案されたのは1827年であるためマッチより歴史が古い。
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ちなみに、トイレでマッチを擦るとアンモニア臭が消えるというライフハックはあるが、近年は火災報知機を設置しているトイレも多いので注意が必要。
さらに、くみ取り式の便所の場合は大量のガスが充満しており、爆発の危険もあるのでやめたほうが良い。