天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る、「生前退位」の意向を周囲に示されていることが13日夜、わかった。
天皇陛下の「生前退位」のご意向は、日本中に衝撃を与えた。
沖縄県民は、「これから未来についても、一緒に考えていってくださると、すごくうれしいなと思います」、「体調のこともあるんで、そういった中で判断したのであれば、それも1つの選択肢としては、いいんじゃないかなとは思いますけど」などと話した。
東日本大震災の被災地、福島では「各県回っていただいてて、その県民の気持ちなんかもだいぶこう、それで癒やされている部分はあると思いますんで、やはり残念な部分はありますけれどもね。天皇陛下のお体ということを考えた場合については、やっぱり、ある程度納得する部分もあるのかなと」、「今までにないことなので、勇気がある決断っていうとおかしいですけど、なんか思うところがあってっていうところなんですかね」といった声が聞かれた。
そして、13日夜、BSフジのプライムニュースに出演した、石原 慎太郎氏は「僕は、ショックですね。やっぱりね、災害地への慰問、それからね、太平洋戦争の犠牲者の慰霊でね、相当お疲れになっているのはわかりますけれどもね、わたしなんかは、陛下より1つ年上ですからね、それでも頑張ってますがね、やっぱりね、本当に陛下にもうちょっと頑張っていただきたい。これはやっぱりね、憲法問題になってきますよね。(法律を動かしてまでということについて、陛下のお気持ちを優先すべき?)いや、僕はこれはね、予測つきませんけど、大きな混乱が起こりますよ、この日本の社会にね。歴史の事例があることですね、たくさんね。やっぱり『摂政』という形でね、陛下に日本の象徴としてね、天皇でいていただきたいと思います」と話した。
仮に天皇陛下の生前退位が行われれば、東京オリンピックは、新たな元号で迎える可能性も出てくる。
平成生まれの若者からは「正直びっくりでしかなくて、生まれてからずっと平成だったので。これから変わるんだっていうのが、すごく印象が強いです」、「熊本訪問されたりとか、だから、いい時期なんじゃないかなとは思います」といった声が聞かれた。