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「とき」を彩る。

人生の「とき」を彩る何かを綴るブログです。

イスラム建築と装飾が美しすぎる

イスラム 海外あれこれ

見る度にイスラムの建築デザイン、内装や模様がとにかく恐ろしいほど美しいと思う。

個人的に気に入っている世界のイスラム建築(主にモスク)を挙げてみた。と言っても実際に見たわけではなく、画像ばかり眺めては、いつかは見てみたいと呟いているものたちの紹介である。

 

トルコ

ブルーモスク

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トルコのモスクは、ドームが平たく、鉛筆のように尖ったミナレットが特徴だ。モスクと言っても、国によって色も形も様々で面白い。写真を載せておいて言うのも何だが、私としては建物の形だけで見ると、後々紹介する建築物のほうが好みなのだ。

 

 通称ブルーモスクと呼ばれるこのモスクは、1616年オスマン帝国時代にできた壮大なモスク。ステンドグラス、イズニックのタイルで埋め尽くされた内装は息をのむほど美しい。天井を見上げればご覧の通りである。

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トプカプ宮殿

1478年に完成し、400年もの間スルタン(君主)の居城であり、行政の中心だった。女性たちが暮らしたハーレムのタイル装飾はすばらしい。ここでの物語は別として・・。

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オスマン帝国の壮麗なる時代を象徴する建物たち。どれだけでも眺めていられそうだ。

 

ウズベキスタン

ウズベキスタンってよく知らなかったし、特に興味もなかった。それが初めてTVの番組で見た瞬間、いつか絶対行きたい国のひとつになった。あまりにも興奮して、そのことを友達に話した記憶がある。とにかく青が綺麗だ。

 

サマルカンドのレギスタン広場

サマルカンドシルクロードの文化が交わる都市であった。広場には、3つのマドラサ(神学校)がそびえる。

 

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3つのマドラサのひとつ、シェルドル・マドラサ。17世紀にたてられたものだ。わかりにくいが、写真左側にライオンの背中に顔をのせた絵が描かれている。

イランのアリー・ゴリー・アーガーのハンマーム博物館にも同じような壁画があって、(顔の表情は随分違うが)ブルーの色合いといい、広場のつくりといい、かなり共通する部分があるように思った。

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イラン

私が最も好きなのは、イランの建物。モスクのドームの曲線がたまらない。ブルー系の色と細かく描かれた模様、どれをとっても変態的に美しいと思う。

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エスファハーンのマスジェデ・エマーム

この細かさはまさに職人技。恐るべし。

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マスジェデ・ナスィーロル・モルク

ローズモスクとか、ピンクモスクとも言われている、ステンドグラスがキレイすぎなモスク。壁面や天井もピンクのバラが描かれていて、遠目に見てもとても可愛く見える。

小さなモスクではあるが、存在感はハンパない。

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他にも挙げたらキリがない。

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インド

タージマハル 

大理石でできた、姫の墓廟。バランスのよさ、ドームの丸み、白が美しい。まるで絵に描いたよう。

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アブダビ 

シェイク・ザイード・グランド・モスク

こちらは、2007年に建てられた新しいモスク。いかにもアブダビ、白とゴールドでゴージャスだ。

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ここは、どこだろう?

トルコのブルーモスクを見上げたものに一番近いだろうか。そう、実はこれ代々木にある東京ジャーミーである。トルコっぽいのは、トルコの建築だからであって、ここはトルコ文化センターにもなっている。外観もまさに平たいドームのトルコタイプだ。”ジャーミー”というのは、トルコ語でモスクのこと。一般の人も見学させてもらえる。(ここだけは、実際に見てきた!)見学方法や、注意点などHPに記載されているので、行かれる方はご一読を。

 

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東京ジャーミイ・トルコ文化センター

 

とにかく、イスラム建築がステキすぎると思うのだ。生きている間にたくさんの”美”を見たいと願っているが、この先、どれだけのものを目の前で眺めることができるのだろう。

 

おまけ 

ちょっとだけ、家でイスラム建築気分を味わえる小物を紹介してみる。

 

イランの輸入雑貨販売のお店

タイルや、ミーナーカーリーが素敵。

ペルシャ雑貨ナスリーン

 

トルコ雑貨のお店

現在、生産されているタイルの産地はイズニックではなく、キュタフヤだ。イズニックデザインの陶器類はコップや鍋敷きなどお土産用として様々なデザインがあり、見ているだけでも楽しい。

壁に飾るのなら、やっぱり手書きの一点ものがいい。

 

  トルコ手書きタイル2枚額・ラーレザル工房/チューリップ【10P09Jul16】    

お気に入りのお店。タイルに限らずステキなものがあり過ぎて困るお店である。