こんにちは、デジタルサイネージ調査隊新隊長です。
毎日暑い日が続きますね…今年も夏がやってきました。
さて、夏のプロジェクションマッピングといえばみなさん何を思い浮かべますか?
そう、新江ノ島水族館、通称江ノ水です。
2014年から夏のプロジェクションマッピングを始めた江ノ水ですが、2014年は東京駅のプロジェクションマッピングでお馴染みのNAKED(ネイキッド) Inc、そして2015年はウルトラテクノロジスト集団として業界を代表するチームラボがその制作を務めました。
そして第3回目となる今年2016年は、本メディアでも先日取材させていただいた、太陽の塔のプロジェクションマッピングで有名な株式会社タケナカが制作を行ったとのこと。これは取材させていただくしかありません。
という訳で今回は、2016年7月12日に江ノ島水族館で行われたナイトワンダーアクアリウム2016〜月光に漂う水族館〜のプレスイベントに行って参りました。
主に報道関係者を対象に行われた今回のイベント。
なんと…なんと…
タレント、グラビア、そしてスポーツキャスターとしても大活躍の小島瑠璃子さん(以下こじるり)が来てくれました。
千葉県の館山市出身だというこじるり。
スキューバの趣味があるほど海が大好きだそうで、今回のプロジェクションマッピングは個人的にも楽しみにしていたようです。
まずは入り口から入ってすぐの相模湾ゾーンにある相模湾大水槽でこじるりと一緒に今回の目玉とも言える『そして、あなたは魚になる』を鑑賞しました。
※こじるりと一緒に観たのはオープニングイベント限定の人魚が出て来る演出でしたが、今回は一般公開用の動画を掲載させていただきます。
夜の海底をイメージしたというこちらのプロジェクションマッピング。
あまりにも幻想的でリアルな空間演出に、どこまでが水槽でどこからがプロジェクションマッピングなのか分からなくなってしまいます。
名前の通り、まるで自分が水槽の中の魚になってしまったような錯覚を楽しむことができました。
『そして、あなたは魚になる』を鑑賞したこじるりの感想はこちら。
こじるりファンの方は要チェックです。
他にも入り口付近では
『相模湾と星空の出会い』という神秘的なプロジェクションマッピングがお出迎えしてくれます。
現実世界から瞬く間に夜の海中へと誘ってくれる、観る人の心を魅了する空間演出です。
さらに、館内を進んでいくと
クラゲがたくさんいるクラゲファンタジーホールにもプロジェクションマッピングによる空間演出が施されていました。
『海月の宇宙(そら) 〜クラゲと月が出会う時間〜』という名前のこちらの作品。プロジェクションマッピングにより空に輝く月と、水槽の中で幻想的な泳ぎを魅せる海の月、クラゲによるデジタルとリアルの幻想的な空間演出を肌で感じることができます。
ちなみにこちらの映像は2014年の江ノ水プロジェクションマッピングを担当したNAKED Incが制作したのだとか。今年の江ノ水のプロジェクションマッピングには、国内随一のクリエイターたちの技術が集結してると言えるでしょう。
さらにクラゲファンタジーホールの近く、太平洋〜クラゲサイエンスゾーンには
『輝く生きものたちの舞』という題で新たなプロジェクションマッピングも上映されています。
こちらも今までの作品と同様、どこまでが水槽なのか、どこからが映像なのか観る人に錯覚を起こさせ、まるで自分も海の中を泳いでいるような気分を味わうことができます。
エスカレーターを使って2階へ進むと、床に何か投影されているのが目に入ります。
天井にはキネクトの姿が。なにやらインタラクティブな予感がしたので、元隊長、歩いてみました。
ん?何かの足跡がついてきていますね?
『あれ、ついてくるのは誰?』という名前のこちらのコンテンツ。ペンギン・アザラシゾーンに設置されており、ついてくるのはペンギンの足跡なのだそう。
これからの時期、夏休みの子供たちに大喜びされそうな作品ではないでしょうか。
他にもペンギン・アザラシゾーンを抜けた先の「なぎさの体験学習館」に子供向けのインタラクティブコンテンツがあるとのことなので、実際に体験させていただきました。
コンテンツ名は『Dance in the Sea!』。まずはタッチパネルを操作し
枠に合わせて顔写真を撮影します。
するとランダムで自分の顔の周りに海の生き物のフレームがでるのだそう。
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元隊長はタコになりました。
なんだかとてもマッチしています。
気に入ったらQRコードを用いて、こちらの画像を携帯電話で持ち帰ることが可能なのだとか。
さらにディスプレイ上のこちらの画像をスライドすると…
海の中にタコが沈んで行き…
背後に設置されている大型スクリーンを見るよう案内が出ます。
指示されるがまま目線を移すと…
元隊長のタコが背後の大型スクリーン上に現れました。
最大50匹ほどのキャラクターが同時に泳ぐことができるというこちらの大型デジタル水槽。友達と一緒に自分たちの顔が泳ぐ姿を見ることができれば、忘れられない夏休みの思い出となることでしょう。
さらに、デジタルサイネージに敏感な私たち。
館内を歩いていると見つけてしまいました。
インタラクティブなデジタルサイネージを。
元隊長が体験してみます。
タッチパネルとカメラが搭載されているこちらのサイネージ。まずは好きなフレームを選び、
自分の写真を撮影し
自由に落書きをすることができます。完成した画像はSNSでシェアしたり、携帯電話でデータとして持ち帰ることができるのだとか。
さらに最後に画面上でスライドすると…
サイネージの待ち受け画面に自分の写真がふよふよします。
実は1枚目の写真を失敗してしまい(撮影している私、新隊長が写りこんでしまいました…)、2回撮影を行った元隊長。
この待ち受け画面にふよふよしている画像は2枚とも私たち、デジタルサイネージ調査隊のものです。
調子にのって目立つ色でメディア名『SIPO』と落書きをしてしまいました。
…。
恥ずかしいのでみなさん、早く江ノ島水族館に行ってこのサイネージを体験してください。そして待ち受けの画像を一刻も早く更新してください…。
最後は、深海ゾーンに設置されていた『深海で待つ神秘の物語』です。
1982年〜2002年まで実際に使用され、2000m潜ることができる日本初の本格的な有人潜水調査船「しんかい2000」。これを被写体にプロジェクションマッピングを行うことで、今はもう使われていない伝説の潜水艦に再び命が宿ります。
今回ご紹介した以外にも、入り口の階段や廊下など、様々な場所にデジタルアートの仕掛けが施されているナイトワンダーアクアリウム2016。
今年は約6ヶ月間行われ、季節によってコンテンツの内容も変化するのだそう。
PART1となる今回のコンテンツは7月16日(土)〜9月12日(月)まで一般公開される予定です。その後、9月13日(火)〜10月31日(月)はPART2が、11月1日(日)〜12月25日(日)はPART3が公開されるのだとか。
※ただし、10月15日(土)のみ休館日です。
イベントは毎日17時からで水族館の入館料のみで自由に鑑賞することができます。昼間の水族館もいいですが、この夏は普段の夏とは少し違う、夜の水族館を楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと、どこまでが水槽でどこからが映像か、どこまでが現実でどこからが海か錯覚を起こしているうちに、あなたも不思議な夜の海の住民となっているでしょう。
私新隊長、こじるりとの2ショットに挑戦しました。
…
失敗しました。
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