猫の食事あれこれ
猫は見ているだけで私たちを癒してくれる、まるで天使のように可愛いらしい存在です。近年のペットブームの影響もあり、飼う人が急増しているそうです。家族として迎え入れるからには、毎日の食事にも気をつけてあげたいところですよね。
ペットの病気は食事由来のものが多いと言われていますが、私たち人間がしっかり管理してあげることで病気にもかかりにくくなり、長生きしてくれるようになります。最近の室内飼いの猫の寿命は昔に比べて大幅に伸びており、15年程度生きることも多いようです。なかには20歳を超える場合も!大切な家族の一員のために私たちが出来ることは、きちんとしたご飯の管理です。今回は猫のご飯についてのあれこれをまとめてみました。
★そもそも猫のご飯はいつあげるべき?
生後半年未満の子猫の場合、まだ体が発達途中ですので1回に食べられる量はそこまで多くありません。そのため、ご飯は1日に3回から4回に分けてあげるようにしましょう。その際、成猫用のキャットフードではなく、子猫用のフードを選んであげてくださいね。大体半年くらいで成猫と同じような体型になってきますので、体が十分に大きくなったと感じたら食事の回数を1日2回に変えてあげてください。心配なら獣医さんに聞いてみることをおすすめします。
1歳を超えたら立派な成猫です。子猫用のキャットフードは卒業し、成猫用のフードに切り替えます。食事の回数は1日2回が良いでしょう。時間帯は特に決められていませんが、人の食事と同じようなタイミングにあげると、家族の食事中にご飯を欲しがらなくなります。人のご飯を食べたがって困る、という人は試してみてください。朝なら6時から8時、夜なら18時から20時くらいが目安です。帰宅が遅くなる場合など、止むを得ず1日1回の食事しかあげられない時もあると思いますが、猫は置きエサをしても基本的にはちゃんと分割して食べますので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
★食べると良い物悪いもの
私たち人間がよく食べる物の中に、猫が食べてはいけない「体に悪いもの」がいくつかあります。まず、長ネギや玉ねぎなどのネギ類は猫の貧血を招き、場合によっては死に至ることもありますので与えるのは厳禁です。スープ類や小さく刻まれた状態でも毒性は消えないので注意してください。他にも塩分のきついものや、チョコレート、牛乳、生の魚介類なども猫の体には危険です。人間の勝手なイメージで「猫が好きそうだな」と思いがちな物ばかりですが、猫の体に悪影響がありますので与えないでください。これらのものは、人間の食べ残しや床に落ちている物を猫がうっかり食べてしまったことで、重篤な病気に繋がるケースもありますから、よく注意してください。
逆に、たまになら与えてもよい食べ物もあります。無塩の煮干し、茹でただけの味のないササミ、柔らかく漉した芋や豆類などです。ただし、与え方を間違えると猫の体によくありませんので、心配ならキャットフードだけにしておきましょう。最近では猫用の鰹節や煮干し、チーズなどの専用おやつも売られていますので、上手に取り入れてあげたいですね。
★子猫の時から食事に意識をしましょう
一般的に猫は気まぐれで美食家と言われています。一度美味しいご飯の味を覚えてしまうと、なかなか元のフードに戻ってくれません。中には、美味しいご飯が出てくるまで、根気強くハンガーストライキをする猫までいます。猫の体にとって丸一日以上の絶食は危険ですので、結局人間が根負けして猫の好物ばかり与えてしまう…という悪循環に陥りがちです。
猫も人間と同じように、子どもの時に食べた物の味を大人になっても覚えています。そのため、子猫の時に人間用のご飯や栄養に偏りのある味の濃いキャットフードばかり与えていると、大人になった時にヘルシーなキャットフードや療法食を受け付けてくれない体になってしまいます。子猫のうちは可愛さのあまり甘やかしがちですが、食事の管理だけはしっかりと行いましょう。また、子猫のうちに色々な種類のキャットフードを与えておくと、成猫になってもグルメになり過ぎず、満遍なく食べてくれるようになります。キャットフードには色々なメーカーや味の種類がありますので、魚系、肉系とローテーションして与えてあげると良いようです。
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