息子氏1歳7ヶ月。
最近ようやくOPPAIを卒業し、キッズの階段をまた一歩駆けのぼりました。
しかし、OPPAIを辞めて困ったことが1つ。夜の寝かしつけです。
それまでの寝かしつけは100パーセント、ママのOPPAIに頼りきっていました。
その頼みの綱を自ら断ち、OPPAIなしでどう立ち向かったのか、今回は息子の寝かしつけに触れてみます。
断乳初日は夜中に2時間
断乳の一番のヤマ場といえば夜中ですね。
それまで、夜泣きで起きてきたらすかさずOPPAIで口をふさぐという方法を採っていました。
それは熟年コンビの餅つきのように、お互い目をつぶっていてもなんの支障もないくらい息ぴったりの動きでした(本当にお互い目が開いていない時が多い)。
しかし、断乳によりその職人芸は封印せざるを得ません。
息子が早速夜泣きで起きてきたとき、とりあえずは泣き疲れるまで見守ろうと放っておいたのですが、数十分泣き続けたところでギブアップ。もうパパとママが耐えきれないので、抱っこ紐に入れて夜の街を徘徊することにしたのです。
夜のネオンに心躍ったのか、すっかり泣きやんだ息子ですが、心が踊りすぎて寝なくなってしまいました。
結局その夜は2時間歩き通しで何とか許してもらえました。
ちなみに翌日も同じように2時間歩かされてしまいました。
そんな我が家に画期的な寝かしつけ法が現れた
もちろん、背中をトントンするとか、子守唄を歌うとか、思いつく限りの対応策をとってみましたが、どれもアウト。
ちなみに我が家はあんまり眠気を誘う絵本がなく、どっちかというと一緒にハッスルしながら読むので、絵本での寝かしつけも無理でした。
もはや何をしても余計に泣くだけ状態でした。
そんな寝ぐずり王子の息子にも効く鉄板の方法が見つかったのです。
それはズバリ、むかし話です。
…むかし話?
パパの過去の恋愛遍歴とか、そっちの昔話ではありません。
いわゆる日本昔話、童話ですね。
もはや抱っこで外に出る気力もない夜半過ぎ、ママがおもむろに語り出したのです。
むか〜し、むかし、あるところに…
そう、桃太郎の話をしだしたのです。
ついに頭のネジが外れてしまったか。
正直そう思ってしまいましたが、なんと、あれだけぎゃーぎゃー泣いていた息子がピタッと泣き止み、話を聞き出したのです。
そして程なくしてスピースピー…
何が良かったのか
正直よく分かりません。
むかし話を話すときには無駄に穏やかに喋ってしまうのでその声に安心したのか、
ところどころにある眠気を誘うフレーズ(どんぶらこ〜、どんぶらこ〜とか)が効いたのか、
そもそも眠気を誘う内容なのが効いたのか、
理由は分かりませんが、百発百中で落ち着くようになりました。
そして話が終わる頃にはグッスリ。
そして平和が訪れた
桃太郎のおかげで、鬼ヶ島の鬼に苦しめられていた人たちだけでなく、天使の顔したデビルに虐められていた大人たちにも平穏が訪れました。
爽やかに3人で起きる朝がこんなにすがすがしいって改めて驚いています。
イヤイヤスイッチの入った子どもの寝かしつけは毎度困難を極めます。もし、寝かしつけで困っていたら、数ある方法の1つとして試してみてはいかがでしょうか。
<おすすめ記事>