看護師など100人の給与不払いの疑い 病院を捜索 大阪
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大阪・大正区の病院が、看護師や事務員などおよそ100人に合わせて2000万円余りの給与を支払わなかったとして、大阪労働局は最低賃金法違反などの疑いで、13日朝からこの病院の捜索を始めました。病院では職員の解雇が相次ぐなどしていて、労働局が運営の実態を調べることにしています。
捜索を受けているのは、大阪・大正区の医療法人常磐会が運営する「ときわ病院」で、13日午前9時すぎに大阪労働局や大阪西労働基準監督署の担当者など、およそ10人が建物に入りました。
関係者によりますと、病院には看護師や事務員などおよそ100人に去年11月の給与合わせて2000万円余りを支払わなかった、最低賃金法違反と労働基準法違反の疑いがあるということです。労働基準監督署が給与を支払うよう指導しましたが応じず、職員の解雇も相次いでいるということです。
関係者によりますと、この病院には内科や整形外科などがありますが、経営状態の悪化などから去年12月に入院患者の受け入れができなくなり、現在は外来の診療だけが続けられているということです。
大阪労働局は押収した資料などを分析して病院運営の実態を調べることにしています。
ときわ病院はNHKの取材に対して「コメントできない」としています。
関係者によりますと、病院には看護師や事務員などおよそ100人に去年11月の給与合わせて2000万円余りを支払わなかった、最低賃金法違反と労働基準法違反の疑いがあるということです。労働基準監督署が給与を支払うよう指導しましたが応じず、職員の解雇も相次いでいるということです。
関係者によりますと、この病院には内科や整形外科などがありますが、経営状態の悪化などから去年12月に入院患者の受け入れができなくなり、現在は外来の診療だけが続けられているということです。
大阪労働局は押収した資料などを分析して病院運営の実態を調べることにしています。
ときわ病院はNHKの取材に対して「コメントできない」としています。