逮捕の大学院生 賭けマージャンなどで元投手と関係深めたか

逮捕の大学院生 賭けマージャンなどで元投手と関係深めたか
プロ野球巨人の元投手らが関与した野球賭博事件で、12日逮捕された名古屋市の2人の大学院生は、元投手と賭けマージャンをしたり違法なバカラ賭博に一緒に出入りしたりして関係を深めていったとみられることが関係者への取材で分かりました。
この事件は、巨人の福田聡志元投手(32)や、野球賭博に関わったとして逮捕・起訴されている元投手の笠原将生被告(25)らに野球賭博をさせていたとして、いずれも名古屋市の大学院生の松永成夫容疑者(40)と大石健太郎容疑者(26)が、12日逮捕されたものです。警視庁は13日午前、2人を送検しました。
逮捕された2人は同じ大学院に通っていて、関係者によりますと、大石容疑者が笠原元投手と同じ高校の野球部の先輩だったことから、一緒に賭けマージャンをしたり違法なバカラ賭博に出入りしたりしていたということです。また2人は、笠原元投手を通じて福田元投手とも知り合い一緒に賭けマージャンをする間柄になったということです。
警視庁は、賭けマージャンなどをきっかけに、逮捕された2人が元投手らと関係を深めるなかで、野球賭博が繰り返されていたとみて調べています。
調べに対し、松永容疑者は容疑を否認し、大石容疑者は容疑を認めているということです。