情報ライブ ミヤネ屋 2016.07.12


東京都知事選候補者選び、いよいよクライマックスへ。
まずは自民党、公明党からの推薦を勝ち取った増田寛也氏。
気持ちにスイッチが入りました。
一方、自民党の推薦を受けずに戦うことを決めた小池百合子氏。
私は現時点ではたった一人ではございますけれども。
これで、自民党は分裂選挙へと突入。
一方。
野党統一候補ならと、出馬意欲を示してから3日。
いろいろお騒がせいたしました。
そんな中、民進党東京都連が白羽の矢を立てたのは。
東京の都知事選挙に対しての出馬のご要請を、きょう、申し上げるしだいでございます。
よろしくお願いします。
元経済産業省官僚の古賀茂明氏だった。
幅広い、いろんな方のお話も聞きながらですね、自分としての最終の判断をしていきたいと。
これで野党統一の候補者擁立へと進んでいくかと思われていたのだが。
突如、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、民進党に出馬の意向を示したのだ。
これにより、民進党東京都連が古賀氏へ要請を行っているのと同時並行に、岡田代表が鳥越氏と会談。
そして、きょうその決着が。
きのうから一転、民進党東京都連と古賀氏は、執行部の方針を受け入れることに。
その古賀氏は、先ほど、出馬を要請された松原都連会長のもとへ。
鳥越さんとも連絡をして、本当に鳥越さん出るんですかという話を確認したら、いや、古賀さん、今度は本気で出るよという話をされたので、いや、なんで早く言ってくださらなかったんですかという感じはあるんですけど。
じゃあ、鳥越さん、応援するという方向で、松原さんに話しますよっていうことで。
古賀さんは出馬はされないのですか?
しません。
民進党執行部は共産党など野党にも支援を求めるという。
しかし、この野党の動きにぶち切れたのが、仲間だったはずの共産党から出馬を断念するよう説得された、元日弁連会長の宇都宮健児氏。
最初、石田さんの名前が出てきて、次、古賀さんの名前が出てきて、今度、鳥越さんですけど、私は、石田さんは石田さん、古賀さんは古賀さんなりに、人生を懸けてですね、それなりの決断をしたと思うんですね。
野党の皆さんは候補者のことをなんだと思ってるんだと。
最後まで目が離せない都知事選候補者たちを巡るさまざまな動き。
このあと、鳥越氏の会見を生中継でお伝えする。
こんにちは。
7月12日火曜日、情報ライブミヤネ屋です。
東京都知事選がこんなぐっちゃぐちゃになるとは思いませんでした。
急転直下、民進党が擁立する方針を固めました、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんなんですが、このあと午後2時から会見を開きます。
会見が始まりしだい、中継でお伝えいたします。
まずは東京のスタジオには、政治評論家の伊藤惇夫さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
そして、国会記者会館には、日本テレビ政治部官邸キャップ、青山さんです。
お願いいたします。
よろしくお願いします。
さて、まず伊藤さん、伊藤さん、鳥越さんの話ってのは、伊藤さん、いつごろ入ってきました?
ゆうべの遅くぐらいですかね。
たまたま実は、あしたの晩、あるBS放送で鳥越さんとご一緒することになってたんですよ。
急きょ取りやめということで、差し替えということになったという連絡が入ったんですけれどもね。
ということは、鳥越さんも急きょ決めたということですよね、じゃあ。
はい。
けさも改めて、鳥越さんに近い方と話をしたら、決断をしたのは、どうやらきのうの夕方ぐらいだっていうんですね。
夕方に決めた?
その前にも鳥越さんの名前が、いろいろと、何度か出たり沈んだりしてたんですが、最終的にはもうないだろうということで、みんな、そう思っていたところに、突然、こういうことになったという、僕もちょっとびっくりしてますね。
青山さん、結果的にVTR見るとね、民進党の執行部と、民進党の都連は、別々に話をしていたということになるんですか、これ?
そうですね。
鳥越さんが出馬してもいいよという意向を伝えてきたのがきのうの午後で、急きょ、執行部側は鳥越さんと連絡を取り合って、会談しようという話を始めたんですが、どうも古賀さんとの都連の動きとはなかなか連動できずに、都連のほうは古賀さんで話を進めていて、執行部は鳥越さんと話を進めようとしていたというのが、同じトラックで進んでいたということになりますね。
自民党の場合は、小池さんがうわって勝手に手を挙げちゃったんで、わわわーってなっちゃったんですけど、今回の場合は、都連と執行部が別々に話をして、あっ、鳥越さん入ってらっしゃいましたね。
早速、ちょっと会見聞いてみましょうか。
目がちかちかするよ。
目がちょっと、くらむんだけど。
さっと撮ってくれ。
それでは、お時間でございますので、そろそろ始めさせていただきたいと存じます。
どうぞよろしくお願いします。
目がもちません。
本日はお集まりいただきまして、ありがとうございました。
ただいまより、鳥越俊太郎さんの東京都知事選出馬会見を行わせていただきます。
本日、司会をさせていただきます、鳥越さんの友人のフリーアナウンサー、しばやまのぶこと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、鳥越さん、よろしくお願いいたします。
きょうはお忙しい中、たくさんお集まりいただきまして、ありがとうございます。
それではこれから、東京都知事選の出馬に関する、私のごあいさつをさせていただきます。
私、鳥越俊太郎、生まれは九州でございまして、東京都民ではございませんが、ちょっと今でも九州のなまりが消えない東京都民でございます。
30年ぐらいは住んでますので、一応、東京都民の資格は持っているつもりでございますが。
きょうは、そんなに長い時間はかけませんので、大体3つぐらいのことを申し上げたいと思います。
まず第1にですね、やはり東京都政は猪瀬さん、舛添さんという2人の知事の時代に、残念ながら、政治とカネという、よくある話ですけれども、なぜか2代続けて、お金の問題で任期を全うすることができなかったという、こういう時代があります。
そのことによって、東京都政が大変な混乱に陥ったということは、皆さん、ご存じのとおりですけれども、もうそのことについて、やはり私はちゃんと受け止めて、どこに問題があって、私がもし幸いにして皆さんに選んでいただいて、その任に当たることになったときは、何に気をつけなければいけないのか、何を心にとめておかなければいけないのかということについて、まずお話をしたいと思います。
皆さんもご存じのとおり、近代市民社会というのは、基本的に何で成り立ってるのか。
これは私たち国民、東京都の場合は東京都民が汗水流して働いて納める税金で成り立ってます。
税金で東京都、都庁、もしくは東京都議会といった行政府、立法府の役所が運営をされている。
そのことをまずしっかりと確認しなきゃいけない。
この税金という問題は、日本ではともすれば、忘れがられがちになってしまう。
これは何も金を使う側のお役人だとか、気概の先生方だけではなく、納めたほうも、自分たちが納めたということの意識が希薄になる。
その結果として、権利の行使である投票率が今ひとつ上がらない、選挙の投票には行かない。
つまりこれは、税金を納めていることの権利として、投票という権利が生じているわけですけれども、それをなかなか行使しない人が多い。
そして特には舛添さんの場合に、典型的に見られるのは、私たちが、私も皆さんもそうだと思いますけどね、相当、都税、区民税って払ってるでしょ。
僕も本当に、うわー、こんな払ってるのかと思いますよ。
この都税をね、やっぱり使うときに、舛添さんがね、東京都民が汗水流して働いて納めた税金を使っているという意識が、どっかもう飛んでた。
だからこそ、外国に行くときはファーストクラス、スイートルームに泊まる、とんでもない税金の使い方をされてた。
こういうことはやっぱり納税者意識と、それから税金で負託を受けているという、その意識がどっか希薄になっている、その結果として、そういうことが起きている。
だからこれは、よく政治とカネという言い方をしますけど、政治とカネという問題では、言い尽くされない、もっと深く言えば、税金をどう使うか、そのことをどれだけ意識して、ちゃんと仕事に、行政なら行政、立法なら立法の仕事に当たっているか、そのことが問われているんだと思うんですね。
そのことを私は、しっかりと私は大学で歴史を学んできた人間として、やはり歴史的に、この税金、納税、英語で言うとタックスペイヤーということですけれども、この納税者意識ということを、しっかりと私は胸に受け止めて、もしこれは結果を見ないと分かりませんけれども、そういう場に、私が立つことになった場合は、そのことを十分心に留めて仕事をしていきたいなと思います。
これは恐らく、今後もずっと続いていく問題ですから、大変重大な問題だと思います。
私は現在、皆さんもご存じのように、76歳になります。
友人にいわせると、76にはとても見えないと言ってもらえますけど、実際の実年齢は76歳です。
ということは、残りの人生はそんなにもうね、何十年もあるわけではないと思ってます。
残り時間はそんなにあるわけではないと思います。
私の残りの人生の何分の1かを使って、もしそういう任務を与えていただける、そういうチャンスを与えていただけたらですね、誠心誠意、力を込めて、自分の力を東京都、住んでよし、働いてよし、環境によしという、この3つのよしを持つ東京都のために、私の全力をささげたいというふうに心から思っております。
これがまず第一に申し上げることです。
2番目には、東京都というのは、ちょっとした国の、一国の予算規模と同じぐらいの、大体今6兆6000億ぐらいの予算を組んでおります。
その中の税収は4兆何がしかですけれども、それだけある意味では、日本一豊かな、都道府県の中では最も豊かであることは間違いないと思います。
それだけ大きなチャンスも転がってるし、輝かしい可能性を秘めた東京都であるというふうに、僕は固く信じております。
その中で、東京オリンピック・パラリンピックというのが、やがて4年後にやって来ます。
この東京オリンピック・パラリンピックというのは、こうした可能性を秘めた東京都として、全力を挙げて私はその任に当たりたいなというふうに、今は思ってます。
もしそういうことをやれということを、有権者の皆さんにご支持を頂いたらですね、それは東京オリンピック・パラリンピックは、全力を挙げて輝かしい日本の東京の存在を世界中に発信できるようにやりたいと思っております。
ただこれだけの可能性を秘めた東京都ですけれども、一方、しかし、そうはいいながら、さまざまな問題が転がってることも事実です。
例えば一時期問題になりました、保育所、待機児童の問題が、まだ未解決のまま残ってます。
どの知事かが手をつけて解決するだろうと思われながら、ずっとこの問題が続いております。
こうした問題、それから貧困率というのはですね、16%程度になってます。
就学支援でも、区によっては、東京都内の区によっては、50%ほどの就学支援を受けなければならないという区もあります。
そういう意味では、東京都は輝かしい一面、光を放っている反面、格差が進行して、やはり恵まれない方々がいることも事実です。
それは一方、ちょっと見方を変えますと、少子高齢化にも通じているわけですね。
にっぽんぜんたいが少子高齢化が進んでますけども、東京都では、若干、出生率はほかの所よりは高いといわれていますけれども、それでも当然まだ1.4、出生率1.4前後です。
これではとても人口を保っていくわけにはいきませんので、やっぱり子どもを、結婚をして、子どもを産んで、育てられる。
そういう環境をぜひ作り上げたいなと、これはそんなに、その気になれば、そんなに難しいことではないと思うんですね。
だから、これは政策のどこに重点を置くかという、重点の置き方で変わってくると思います。
私はかねがね、これは国の問題でもありますけれども、もう公共事業というのは、そろそろね、もういっぱいだと。
公共事業で経済をよくするというなんてことはやめようよと。
やはり今、必要になってる少子高齢化の問題であるとか、待機児童の問題であるとか、介護の問題であるとか、日本の目の前に横たわっている問題にお金を使って、そこで経済を活性化していく。
そういうことをかねがね思っておりますけれども、東京都でも同じことはいえますので、ぜひその点は輝かしい、もっと、さらに可能性を発展させるとうきょうとにしていきたいなと、心から思っております。
以上が2つ、大体私のきのうまだ、出馬するというのは、きのうの夕方ごろ決めたことなので、時間たっておりませんので、まだちゃんとした公約とかいうのは、まだできておりませんので、私は今、ここで自分の頭で考えて話をしているわけですけれども、いずれ皆さんにはちゃんと選挙公約という形でお配りすることになると思いますが、とりあえず3つ目ですね。
3つ目は、これはあえてということですね、あえて付け加えるならという表現になると思いますが、これは私、なぜ東京都知事選に出ようかなと思ったのは、これはもちろん、参議院選挙というのが前提にありまして、参議院選挙の開票状況を見ておりまして、ああ、日本も戦後70年間、平和な時代をずっと過ごしてきたのに、時代の流れがちょっと変わり始めたなということを、参院選挙のときに感じました。
これは、日本全体の問題でもありますけども、もちろん東京都の、首都である東京都の問題でもあるわけですね。
そのためにはちょっと、国全体がそういう流れを変え始めてる、かじを切っているというところに、少し私は自分なりに流れを少し変える、元に戻すような力になれば、それを東京都という所から発信できればすばらしいなというふうに思いまして、これはもうあえて付け加えさせていただいております。
私は昭和15年の生まれです。
終戦のとき20歳でした。
もちろん空襲も覚えてます。
防空ごうに逃げ込んだこともよく記憶しております。
したがって戦争を知る最後の世代として、そして戦後、昭和21年に小学校に入りましたので、戦後第1期生として、戦後の平和と民主主義の教育の中で育ってきた第1期生として、やはり今申し上げたようなことは、あえて言いませんでしたけれども、あえてここで戻って言いますとですね、憲法改正ということが、射程に入ってきているということが、参議院選挙の中で分かりました。
これはもちろん日本全体の問題ですから、国政の問題です。
だから東京都政の問題とは関係ないだろうという方もいらっしゃるかもしれませんが、東京都は日本の国の首都ですから、当然、東京都も大いに関係があるわけですから、そういうことで、私は私なりに、戦争を知る時代の端くれとして、そのことを申し上げて、東京都民の皆さんにもそういうことを訴えて、ちょっと参議院選挙とは違う結果が出れば大変うれしいなというのが、私の気持ちです。
大体予定の時間になりましたので、一応、私から申し上げることはこれくらいにして、皆さんのご質問を受けたいと思います。
以上です。
ありがとうございました。
それでは、まず幹事社さんのほうから、こちらからご指名させていただきます皆様から質疑をいただければと存じます。
古賀さんがいらっしゃいました、皆さん。
古賀さんがどうしてここにいらっしゃるのか。
僕も分かりません。
どうも。
古賀さん、ひと言。
ひと言お願いします。
ちょっとご存じない方もいらっしゃるかもしれませんけど、私、鳥越さんとは前から大変お世話になってるというか、応援をしていただいていまして、九州出身だし、同じ病気もした経験もありまして。
両方ともがんの患者です。
ということでですね、ずっと仲よくさせていただいてて、鳥越さんに、実はこの選挙、ここに至る前ですね、鳥越さんに、選挙出ていただけないんですかという話を、実はお願いをしたところですね、そのときは、鳥越さんは、いや、俺は出ないと。
こういうふうに言われたんで、ああ、そうなんですか、出るときは応援しますからねと、こういう話をさせていただいていたら、なんか急にやっぱり出られるというお話になったのでですね、きのう、急きょ、いやいや、それだったら最初の話は、鳥越さんに出ていただくということがいいんじゃないのということで、まあ松原さんとね、話をして、そういうことになりましたんで、今のところ、たぶん有力な候補者として、あれっ?4党とか、まとまったんでしたっけ?各党はまとまったんでしたっけ?ほかの党とか。
まだこれから?これからですか?なので、たぶん、市民の声を集めると、一つに集めると、一番大事なことだと思いますから、ぜひ。
宇都宮健児さんとか、それからうえすぎたかしさんも、これから出られますけどね、それぞれ立派な候補者でいらっしゃいますから、そういう方々と政策もいろいろお話しになっていけば、きっと市民の声は一つになるという形ができるんじゃないかというふうに思いますから、是非、そういう形でこれからの告示日まで、時間があるし、そういうことで、一つにこれが結集できればというふうに思っておりますので、ご健闘をお祈りしております。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
これ、古賀さんが出てきたのは、どうだったんですか、本当にサプライズだったんですかね。
いやー、サプライズじゃないと思いますよ。
そんな都合よくいきませんよ。
なんとか一致団結してるよという。
心からうれしく思っています。
古賀さんとは前からの親友なので。
いやー、本当に先ほど古賀さんおっしゃったように、先週、私ちょっと外国行ってまして、帰ってきたらすぐ古賀さんから電話があって、都知事選出ないのっていって、電話かかってきたんです。
私はそのとき、全くその気も何もなくて、いやいや出ませんよ、そんなものはと。
そんなものはというのは、あれですが、出ませんと言ったんです。
そうしたら、あっそう?残念だな、出たら応援するのにと言って、電話を終わり、そして、その後、いろんないきさつがあって、古賀さんも一回は要請を受けられた。
しかし、そのへんのいきさつは僕、詳しくはないんですけれども、古賀さんは候補を取り下げられました。
どうしてもきょうはこの記者会見でひと言言いたいということで、来ていただきました。
そういうことでした。
じゃあ、質疑応答を受けます。
それでは、最初に…。
鳥越さん、私から2点質問させていただきたいんですけれども、これまで野党統一の枠だとか、あと市民連合というようなことを言いながら、名前が挙がってきたり、実際すでに出馬表明されている方がいると思うんですけれども、その中には、票がまた市民の中で、分散することを懸念したり、それで降りられた方というのもいると思うんですけれども、鳥越さん、これから正式に出馬するにあたって、どういう枠組みで戦っていったり、支援をしていくのかということを考えていらっしゃるかというのと、あと、具体的なこれまでの経緯ですね、この数日間、打診が政党からあったのか、ご自身からお話されに行ったのか、そのあたり、具体的に教えてください。
どういう枠組みかということですけれども、枠組みはありません。
私は東京都の市民、あらゆる市民と連合し、手を組み、選挙も戦いたいと思っています。
だから野党連合であるとか、野党統一とか、そういうことではなくて、市民と一体となるというのが私の一番言いたいところです。
それからこれまでのいきさつですか、いきさつはですね、すでにご存じのように、自民党からは2人、立候補されています。
私は、まあ正直言って、先ほど申し上げましたように、参議院選挙を見ていて、このままでいいのかなっていう気持ちがあって、私はどこか政党から打診を受けて、そして出馬に踏み切ったということではありません。
そこは誤解のないように。
皆さん、私が民進党から打診を受けて、そしてこの出馬に至ったというふうに誤解されてる方がいっぱいいらっしゃいますけど、それは全く間違い、事実ではありません。
私が自分で手を挙げたんです。
私はやりたいと。
そうしたら、たまたまいろんなルートで、野党に、4野党にいろいろ繋がって、じゃあ支持しましょうという、向こうからのサポートが返ってきたんで、それじゃあお願いしますということ、これがきのうの夕方のことです。
まだ1日たってません。
だからきのう、参議院選を受けたあと、いろいろありましたよね。
それを私が、本当に正直言って悩みました。
こんなことに、私、本当はこういうことをやる性格ではないんですよね。
私は弱い人間ですから、そんなにみんなの前で、皆さんの前で、大見得を切ったり、それから長い選挙戦を戦ったり、もし、不幸にしてというか、幸にしてか分かりませんが、当選した場合は大変な激務も待っています。
それをあえて挑んだというのは、やっぱりそれはそれなりに覚悟がいるわけですね。
悩みました。
それは。
でもやっぱり、私の人生も、もうそんなに残されてませんので、最後にやっぱり私は、かねがね新聞記者として、それからテレビのアンカーとしてやってきました。
47年ぐらい、もう、46年ですか、報道の現場をずっと歩いています。
ほとんど管理職はやっておりません。
現場一筋です。
その中で思ったことは、自分はインサイダーにはならない。
常にアウトサイダーでありたい、つまりインサイダーというのは政治家だったり、お役所の役人だったりするわけですが、そういうインサイダーにはならずに、常に外側からウォッチし続けるアウトサイダーであり続けたいというふうに思ってきたんですが、ここへ来て、お前はいつまでもアウトサイダーをずっと気取ってていいのか、最後に一回ぐらい、インサイダーで責任を果たしてみる気はないのかという、内なる声に私は導かれて、決断をするにいたりました。
私は手を挙げたと、これがいきさつです。
ありがとうございます。
すみません、もう1問、2問目なんですけれども。
その前に、僕ね、出生率を、東京の出生率、1.4とか言ったんだけど、今、事務の方から、東京の出生率は1.1なので全国最低ですというメモが入りました。
すみません、私の間違いでした。
謝ります。
訂正します。
1.17、東京の出生率は一番低い。
これも変えなきゃいけないですよね。
これは恐らくどっかに問題があるんですね。
政治に問題がある、東京都政に問題がある。
女性が子どもを産んで育てられないような何かがある。
そこは解決しなきゃいけないと思います。
ちょっと訂正です。
すみません。
あと1点、なんですか。
先ほどのお話で、参院選とは違う形をということもおっしゃっておりましたけれども、なかなか都政の中だと安全保障だとか、憲法だっていうことを議論するということ、機会が国政に比べて少ないと思うんですけれども、どういう形で発信をしていく、また実行されていくか。
それは、具体的にはないです。
ありません。
それはだって東京都政の問題ですから、都議会で議論したり、都知事がやることはそれぐらい、そんなことは言及しないのは当たり前の話ですね。
だけど、選挙というのはまた違った、じゃあ、参議院選挙で、ご覧になったように、野党統一候補、自民党、公明党、与党と戦いがありましたよね。
そこで一定の、野党統一候補の一定の、全敗にはならなかったですね。
そういうことは存在感を示しているわけですね。
やっぱり国民の中に自民党、公明党の与党の意見だけではないよ、もう少し違う考え方あるよっていうことを選挙の中で示したわけですけれども、今回の東京都知事選挙、もちろんこれは国政の選挙ではありませんので、そういうことを直接に問うものではありませんけれども、一つの反射効果として、一つの反響として、サウンドとして、そういうことも皆さんにお返しできるかもしれない。
東京都はちょっと違う道を行くよということをですね。
もちろんだから、その中で、東京都政という問題が具体的に出てくるのはもちろん当たり前の話ですけど、この前提としての出発点ということが、問われてるかなというふうに思います。
そういう説明でいいですか?
都政に関するスタンスとか、そのあたりのことについてちょっと伺いたいんですけれども、まず2020年に、東京オリンピック・パラリンピックがあるかと思うんですけれども、この大会はどのようにあるべきか、費用とかを削減するとか、そういった主張をされてる方もいると思いますが、鳥越さん自身は、どのように受け止めてますでしょうか。
まだきのう決めたばかりなので、オリンピックの細かい費用について、チェックしておりません。
だから知りません、正直言って。
これからおいおい、もしそういう場に立てば、それはチェックして、検討して、これは大前提として、費用はできるだけかけないように、スモールに、しかしきっちりと成果を上げるようなものにしなきゃならない、これはもう当たり前の話ですね。
だから、費用がどんどん膨大していくのは、これはもうどっかで絶対にチェックしなきゃならないです。
これは市民の立場、さっき申し上げました、税金を納めている、都民の立場から言ってもですね、税金をそんなにむだづかいしないでくれよというのは、僕のスタンスです。
だから、私がもしそういう立場に立ったら、都民の税金をきっちりとちゃんと効率的に使うという方法を考えます。
以上です。
先ほど、住んでよし、働いてよし、環境によしを持つ東京のために全力を挙げたいというふうにおっしゃっていましたけれども、一方で、東京への一極集中というのも叫ばれているかと思うんですけれども、そのへんに対する問題意識というのは、どういうところになりましょうか?
これは別に誰かがやったわけではない。
自然に日本の国が、この生活を、皆さんが生活をしていく中で、東京都に集まってきたということですよね。
もちろん、一極集中のために地方が疲弊するというような反対の現象も起きてるわけですから、そのへんは、これは私一人で、私一人というのは変だけど、私がもしですよ、もし知事になったとしても、1人でできることではありませんよね。
だからこれは日本全体の知事会議とかいろいろあるんでしょうけれども、そういう場で恐らく、検討がなされていくことだろうと思います。
それから、そうは言ってもですね、本社機能をどんどんどんどん、東京に集まっているわけですね。
そういうものを行政の力でどこまで地方への移転を図って、バランスよく、日本全体がいろんな面で、人口の面でも、商業でも、工業でも、農業でも、いろんな意味でバランスよく日本が発展していけるかというところは、これはもう、当然考えなきゃいけない。
それは今の段階では、私はこうだという処方せんはないので、すみません。
その程度でしかお答えできませんが。
都議会との距離感っていうことなんですけれども、これまで立候補を表明した方の中には、冒頭解散という方もいらっしゃったり、議会と対話していくっていう方もいらっしゃったりしたと思うんですけれども、鳥越さん自身はどのようなスタンスで臨んでいかれますか
私は今考えてるのは別に、なんか都議会とけんかする気もないし、構えて、なんか特別けんかする気もないし、といって、特別なんかすごく仲よくなる気もないし、普通に是々非々で、都議の皆さんは当然、都民の代表ですから、都民から選ばれてきた人ですから、その都民、一般市民の方の気持ちを、意見を代表されてる方ですから、そういう方には丁寧に対処していきたいと、あんまり乱暴なことはしたくないと思ってます。
最後1点、すみません。
出馬の経緯の関係なんですけど、昨日の夕方に決められたということなんですが、昨晩のBSの番組で、鳥越さん自身が出馬はしないというようなことを明言されてたと思うんですけれども。
出馬しないとは、はっきり言ってないんですよ。
言えないと言ったんです。
言えないと言ったんです。
それはそれで、正直な気持ちですから、あの時点でね、まだこういう会見を開いてないわけだから、あそこで言ったら、非常になんて言いますか、バランス悪くなるでしょ。
BSイレブンだけに言っちゃうことになりますから、やっぱり出馬表明というのは皆さんがいろんな意味で関心のあることだから、できるだけ公平にみんなに分かりやすくするのが、僕はフェアな立場だろうというふうに思ってましたので、あそこで言うことは避けました。
ただ、うそはつきたくなかったので、出ないとも言ってないし、出るとも言ってない。
言えないって言ったんです。
ただあしたサプライズがあるかもねとは言ってます。
これがサプライズです、きょうは。
先ほど、3点の理由をおっしゃったと思うんですけれども、3点目のところが、あえて付け加えるならばとおっしゃいましたが、そこが少し、根源的な立候補に至る経緯で重要なとこなのではないかと聞いたんですけれども、その上で知事選に出ることで、反射効果としてサウンドというお話もありましたが、知事になるということで、何かを、東京を変えたいということが目的なのか、それとも選挙をするということが目的なのか。
具体的にね、都知事になったからね、安保法制にどうこうとかいうことではないですよね。
そういう権限ないもん。
ただこういうことありますよね。
例えば、今、日本の国の国レベルでは、中国、韓国、アジアとの関係が、必ずしもいい具合にはなってないですよね。
じゃあ、東京都で何ができるかというふうに考えると、首都として、キャピタルとして、中国なり韓国なり、アジア各地の各国の首都との首都サミットみたいなものをですね、開いて、国レベルでは、ちょっと仲は今ひとつなんだけど、首都ではちゃんと仲よくやってて、話はしてます、そして、そこで若者の交流であるとか、文化交流であるとか、音楽の交流であるとか、そういうものも首都レベルでお互いに続けていく。
そうすることによって、国ではなかなか難しいんだけれども、自治体だったら、そういう地に足がついた交流がやれるかもしれない。
就業を、仕事ができなくなっている方もいらっしゃいます。
私は、がんのサバイバーの働くための組織の、一応、代表をやってるんですけれども、できるだけがんのサバイバー、がんになったけれども、幸いに生き残った人たちが元気に仕事をしていく。
そういう社会を作りたいなというふうに、心から思ってます。
その一つの見本として、私は自分としてそれを実践に移して、皆さんに、ああ、がんの患者でも都知事はできるんだなというふうになればいいじゃないですか。
都知事とか、それは仮定の話ですよ、仮定の話。
なれるかどうか分かりませんけれども、皆さんがうまいこと書いてくれればなれるかもしれないので。
まあそれはちょっと冗談ですけれども。
そういうことですので、健康にはそんなにご心配はいらないということですね。
ありがとうございました。
2つあります。
まず1問目なんですが、先ほど、参院選のお話ありました。
与党と野党で、結局なんかかみ合わなかった、はっきりしなかった参院選の争点、選挙の争点なんですけれども、今回、今回の都知事選の選挙の争点はなんだとお考えでしょうか。
あるいは何を争点化すべきだとお考えでしょうか?
2つ目は?1問1答でいくわけね。
争点ね、これはまだ僕、残念ながら自民党からお出になっている、増田さんとそれから小池さんの公約について読んでません。
その関心がなかったから、あんま読んでなかったんですよ。
これから読まなきゃいけない。
どこに自分との違いがあるのかということで、争点をきちっと組み立てなきゃいけないなと思ってます。
ただ私が思うには、やっぱりこれは争点と言えるかどうか知りませんけども、やっぱり東京都が抱えている大きな問題は、将来に対する不安ですよね。
これは介護の問題であったり、年金の問題であったり、それから育児の問題であったり。
つまり日本は全体として、人口が減っていきます。
そして子どもが減っていきます。
そして高齢者が増えていきます。
介護者が増えていきます。
恐らく今の団塊の世代が、80歳を迎える2025年以降は、日本は大介護時代に入っていく。
大介護時代、介護時代じゃない、大介護時代。
そうすると、果たして今のような若者の人口、それから今のような社会保障の政策、これは東京都においても同じだと思うんですが、果たしていいのか。
それは国がもちろん、第一義的にはやることでしょうけど、自治体としても、東京としても、東京都としてもそういう問題にやっぱりきっちりと先手を打って、10年先、20年先を見据えた手をですね、打っていくということは非常に大事だろうと思います。
そこは争点になるかどうか知りませんよ。
皆さんもそういうことおっしゃってるかもしれないですから、分かそれから古賀さんが入ってくるというプロセスがある。
仲いいよ、団結してるよという演出もある中で、さあ、問題は中身ですが、今、挙手で一問一答ということになってると思いますが、岸さん、全体の印象いかがですか?
立候補の理由で3つのポイントを挙げていたんですけれども、1番目の政治とカネ、2番目の話および社会保障の問題、これ、ほかのどの候補も、同じことを言ってます。
その中身で新しい対応っていうのがなかった以上は、やっぱり3番目の問題が立候補の最大の原因なんだろうなと思わざるをえませんから、それでいいのかという感じはしますね。
なんか、岩田さんね、3つあるっておっしゃって、さすがジャーナリストやってらっしゃるだけに分かりやすくおしゃべりになるのかなと思ったんですが、分かりやすかったんですが、あえてっておっしゃったところが、参議院選挙直後で国の方向が、つまり、憲法発議ができる自公を含めた改憲野党の議席、ここの部分が、やっぱり引っ掛かってるって取りますよね。
そうですよね、3分の2超えというのが与党勢力の中でなっているという現状を受けて、ですから、夕方その結果を見て、これではいけないという中でいうと、都政の中でこれ、選挙戦でもどう訴えてくるのか、やっぱり国政と都政というのは違う部分がありますからね、これで、このときにやっぱり、自分なりにというこの3つ目のやつというのが、果たして争点としていけるのか、どういうふうに都民に説明していくかっていう、これ、課題だと思いますね。
東京都といえども、これ、巨大な地方自治なわけで、国政とは違うんですけども、全体的に、木下さん、やっぱり、きのうの夕方に決めたっていうだけに、準備不足否めないなっていう印象が。
全く、僕もそういう印象ですね。
時々、数字間違えたり、認識間違えたりね、ちょっとジャーナリストらしからぬところも見えて、ちょっと残念な会見ですね。
鳥越さんの出馬会見で、東京都知事選、一体どうなるのか、
ここで最新のニュースです。
下川さん、お願いします。
お伝えします。
日本の自衛隊が、PKO・国連平和維持活動を行うアフリカの南スーダンで、戦闘を続ける大統領派と副大統領派の双方は11日、兵士に停戦命令を出しました。
しかし事態が鎮静化するかは不透明です。
首都ジュバでは7日以降、キール大統領はとマシャール副大統領派との間で、激しい銃撃戦が断続的に続いていて、ロイター通信によりますと、これまでに270人以上が死亡しました。
双方は11日、それぞれの兵士らに停戦するよう命じましたが、戦闘は続いているものと見られ、事態が鎮静化するかは予断を許さない状況です。
現在、南スーダンには自衛隊関係者およそ350人のほか、80人ほどの日本人が滞在しています。
日本政府は、退避させる方針を決め、航空自衛隊のC130輸送機3機が昨夜、ソマリア沖の海賊対策のため自衛隊の拠点があるジブチに向け飛び立ちましたが、防衛省によりますと、早ければ14日にも到着するということです。
一方、国連のパン・ギムン事務総長は11日、戦闘で国連の施設が攻撃を受け、PKOに参加している隊員が死亡したことを非難したうえで、大統領派と副大統領派に、できるかぎりの手を尽くしてほしいと停戦を呼びかけました。
バングラデシュの人質テロ事件を受け、政府はきょう、関係閣僚による会議を開き、成田空港など8つの国際空港に、不審物を探知するボディースキャナーを予定より前倒しして設置することなどを確認しました。
会議では、テロへの水際対策として、金属以外の不審物も衣服の上から透視できるボディースキャナーの設置を、当初予定していた4つの空港から8つに増やし、時期も2020年までだった予定を、2019年までに前倒しすることを確認しました。
また日本に入国する際に、あらかじめ登録されているかお写真との照合を行う新たなシステムも、今年度中に空港や港に導入するとしています。
会議に出席した安倍総理大臣は、15日からモンゴルで開かれるASEM・アジア・ヨーロッパ会議の首脳会合の場で、テロは断じて許さないという強いメッセージを発していくと述べました。
韓国人の男が、靖国神社に不法侵入し、発火装置でトイレの天井を壊した罪などに問われた裁判で、検察側は、極めて危険なテロ行為だとして、懲役5年を求刑しました。
韓国人のチョン・チャンハン被告は去年11月、靖国神社に不法侵入し、金属製パイプに火薬を詰めた発火装置を燃焼させてトイレの天井を壊した罪などに問われています。
チョン被告はこれまでの裁判で起訴内容を全面的に認め、反日感情はなく、マスコミの関心を引き、注目を浴びたかったなどと話していました。
きょうの裁判で検察側は、極めて危険な発想に基づくテロ行為だとして、チョン被告に懲役5年を求刑しました。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
裁判はきょうで結審し、判決は来週火曜日に言い渡されます。
これ、ボディースキャナー、テロ対策にもなるんですけども、今、岩田さん、関空なんてものすごい外国の方がLCCで来ていて、実は、入国審査で一番時間のかかる空港っていわれてるんですよね。
そうなんですよ、世界中でもこれだけ待たされるなんて言ってますし、対応をこれから考えていかなきゃいけないのと、もう一方で、外に出る日本人の安全をどうするかということもありますからね。
南スーダンでは大変なことになってますしね。
JICAの皆さんとかいらっしゃるんで、大使館とか。
そのために自衛隊機出すわけですけれども。
その外の問題もあるし、中をどうやって守るかっていう問題、両方やっぱりこれから対策が必要ですね。
安倍さんも外国人の方に来てもらいたいって、おっしゃってますから、ボディースキャナーで前倒しして分かるわけでしょ。
だから入国審査なんか早くなるわけでしょ。
そうですね。
お金使ってもらえる時間が長くなるわけでしょう。
さらに日本の経済にこれ、いいことですよね。
プラスですね。
これは安全対策も含めて、早く導入していただきたいなという気がするんですよね。
もう入国審査の窓口、増やせないんですよね、もう空港もね。
あれ、ないのよ、関空とかも。
だから、入国審査があまりにスペースが足りなくて人員も足りないという問題もあるんですよね。
ブースがもう作れない。
そんなに来ると思ってないから。
前倒ししないと。
ほんで、じゃあ倍に広げたからって、また今度、来なくなったとき、大変だしね。
大事だと思います、ボディースキャナー。
続いてのニュース。
でも、テレビ局もしてほしいよね、ボディースキャナーね。
そうですね。
入館証つけて、皆さんやってるけど。
そうですね。
警備員の方が見て。
見てね。
あれ、ボディースキャナーだったら早いもんね。
早くなりますよね。
恐らくね、僕、怪しいものを持ってきているテレビ局の人間、多いと思うからね。
怪しい人ばっかりですからね。
特にミヤネ屋はね。
怪しい人が多いからね。
ぴーぴーぴーなって。
入館証だけじゃなくて、ボディースキャナー通さないとね。
不安ですよね。
そうそうそう。
じゃ続いて、お願いします。
ニュースを続けます。
生活保護費を不正に受給したとして、福島県会津若松市議会議員のフィリピン人の妻が、詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、会津若松市の佐藤勉市議会議員の妻で、自称ホステスのサトウ・ロイデス・ズニェガ容疑者です。
警察によりますと、佐藤容疑者は、2011年9月から2014年2月までの間に、飲食店で働き、収入があったにもかかわらず、生活保護費およそ634万円を不正に受け取っていた疑いが持たれています。
会津若松市が不正受給の疑いに気付き、警察に告訴していました。
サトウ容疑者は、収入があるのに、生活保護費を不正にもらっていたなどと、容疑を認めているということです。
アダルトサイトを見た女性に、会員登録料が必要だとうそをつき、楽天のギフト券20万円分をだまし取ったとして、26歳の男が逮捕されました。
警視庁によりますと、逮捕されたのは詐欺グループのメンバー、上杉亮太容疑者で、去年12月、みずからが管理するアダルトサイトにアクセスした37歳の女性から、楽天のギフト券20万円分をだまし取った疑いが持たれています。
上杉容疑者は、女性が登録を削除しようとすると、会員登録料が必要、裁判になりますよなどとうそをついていました。
上杉容疑者は調べに対し容疑を否認しているということですが、警視庁は、このグループが同様の手口で、600人以上からおよそ1億5000万円をだまし取ったと見て調べています。
南米アルゼンチンで、ちょっと変わったお祭りが開かれました。
壇上にずらりと並んだ老若男女。
全員、双子なんです。
アルゼンチン北部の街で開かれたのは、ことしで10回目となる全国双子フェスティバルです。
このフェスティバルを提唱したのは、街で最も有名な双子、オレジャーナ兄弟。
2人は1991年から交代で市長を務めているということです。
ことし参加した双子は800組以上で、子どもからお年寄りまで交流を楽しんでいました。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
双子の方って、ぽんっと質問したら、同じことを同じテンションで、同じタイミングで答え出される方いらっしゃいますよね。
ありますね、そういうデータありますね。
なんかね。
でも好みの女性が違うとか、そういうのもあるらしいですよね。
そうなんですか。
それは違わないとね。
そうですよね。
双子さんどうしで、ご結婚されてるなんていうこともあるんでしょうね、きっと。
今、映ってた方も、たぶん、お子さんも双子のようでしたよね。
おもしろいですね、こういうのね。
いろんな所で双子フェスティバルみたいなのやってるみたいけれどもね。
アルゼンチンの方だけじゃないでしょうね。
これは、でも全国。
アルゼンチンで800組も。
ってなってましたからね。
じゃあ、日本はどれぐらいいらっしゃるのか、ちょっと興味ありますけどもね。
双子ですよね。
誰?
明大さんのところのお子さんも。
双子?
うちも双子です。
お子さんがね。
子どもが双子です。
そうそう。
そっか。
性格違う?全然。
子どもが全然違いますよね。
男女なんですけれども、男の子は活発なんですけれども、女の子はおとなしいですし。
明大ちゃんは灘高から東大ですから、2人とも行くかもしれないですね、これね。
女の子のほうは女子高なんで、行けないんですけどね。
灘高は男子校なんで。
さらに…ということ言いますね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
鳥越さんの会見は終わったということなんですけども、さあ、じゃあ、まずはいとうさんからお聞きしましょうか。
伊藤さん、3つのポイントを挙げて、きのうの夕方、急きょ決めたんだという鳥越さんだったんですが、率直に、会見を聞いた感想はいかがでしょうか?
話はやっぱりうまいですね。
ただ中身がちょっと薄かったかなという感じがしますね。
はっきりしたのは、やっぱり出馬のモチベーションっていうのは、やはり参議院選挙の結果を見てということですよね。
すべてがやっぱり、そこからスタートしてるという印象を受けましたよね。
ただ、参議院選挙と都知事選が非常に近かったということ、ありますけども、石田さんもそうだったんですけども、国政と東京都政っていうのは明らかに地方自治で違うっていうところがあるんで、そこがなんかまだらになってるような気がしてしょうがないですけどね。
そうですね。
ご本人もいろいろ説明しようとされてますけれども、そこのところがモチベーション、出馬するモチベーションはいいんですけれども、いざ、出るとなったらやっぱり東京都政というものをどう考えるのかとかですね。
ただ、残念ながら東京都が抱えてる問題というのは、誰が見ても同じなんですよね。
子育て、高齢化対策、防災。
ですから、主張は当然かぶってくるのはしかたがないことだと思うんですけれども、その中で、どう独自性みたいなものをこれからきちっと出していかれるか、そこがポイントになると思いますね。
さあ、一方、青山さん、鳥越さんの話によると、自分から出馬するって言ったんだと。
つまり、野党、例えば民進党なんかからアプローチがあったわけじゃなくて、自分が出るって言ったら、いろんなところから連絡が来たんだっていう話されましたよね。
そうですね。
岡田さんが、特に鳥越さんを口説き落として出ることになったというのは、それは違うと思うんですね。
ただ、鳥越さんにかねてから打診していたことは間違いなくて、鳥越さんはそれに対して否定的だったと。
ただ参議院選挙を受けて、出てもいいよっていう話が伝わって、結局、最後は岡田さんと話をして、出ることになったということで、鳥越さん的に言えば、自分が出てもいいっていうふうに思ったっていうことがきっかけなんだって言ってますけれども、そこは、相思相愛で出ることになったということなんだと思いますね。
古賀さんが降りられたということになったんですね、これで。
そうですね。
古賀さんは、もっと早く言ってくれよっておっしゃってましたけれども、やはり鳥越さんが出るんなら、それは並び立ってもしかたがありませんので、鳥越さんに譲ったという形ですね。
今、伊藤さんもおっしゃったみたいに、東京との抱えている問題っていうのは、各候補者の方がおっしゃってることって、さほど相違点がなくって、それは東京都の問題なわけで、じゃあここから都民の方々は、何をして、候補者を選んでいくかっていうと、逆に今度、難しくなっちゃいますよね。
そうですね、やはり、具体的な細かいところで、どういうことを本当にしていくのか。
それとやはり実行力がどこまであるのかというところも、着目していかないといけないと思いますね。
ただこの短い時間の中で、実行力っていうところが見えてくるのか。
例えば、待機児童の問題一つにしても、具体的に人数とかね、ゼロにするんだとか、どれぐらい減らすんだとか、そういう具体的なことばが出てこないと、貧困率の問題にしても、なかなか難しいですよね。
そうですね。
あと、言うのは簡単ですからね。
ゼロにしますっていうのは、いうのは誰でもできるわけですから。
本当にじゃあ、ゼロにする道筋がどうなのか、それと、それを本当に、この人が実現できそうなのかっていうところを、よく見極めていくということになると思いますね。
ということで、ちょっと整理しましょうか。
小池さんなんですけども。
小池さんは、自民党ではなくも出る形になりますね。
これちょっとね、自民党の、実は、こういう決まり、決まりというのか。
自主ルール?
東京都連の、非常に怒っている、小池さんに対してっていうのを表している。
党紀の保持ですから。
きのう付け、7月11日付で、石原会長、都連のですね、それから内田幹事長の名前で出てるんですけれども、増田氏に決定しましたと。
このような折、下記に掲げる事項を厳守してくださいと。
1、党員は党の決定した公認推薦候補を応援することなどと、書いてるんですけれども、それから反対党の候補を応援しちゃだめですよ。
3つ目、これ注目してほしいんですけど、各級議員、国会議員とか都議会議員ですけれども、親族なども含むって書いてるんですが、が、非推薦の候補を応援した場合は、党則ならびに都連の規約などなどに基づき、除名等の処分の対象となりますとね、厳しいね。
小池さんを応援しちゃだめですよという通達ですね。
これ、青山さん、これは急きょ出たものなんですか?
きのう、国会議員とか都議会議員、そして自民党所属の区議会議員などにも配られたということなんですが、特に今、野村さんからご指摘のあった親族を含むということは、つまり、例えば宮根さんが都議会議員だとして、宮根さんの弟が小池さんを支持したら、宮根さんも処分、除名などの処分の対象になるということなんですね。
僕の親戚縁者が応援したら、あんたもだめですよって。
そうです、親戚のこともちゃんと目配せしろということなんですね。
それはちょっと岩田さん、民主主義としていかがなものかと。
僕は社会主義国家なんかでね、党綱領みたいなものを読んでるみたいな一族郎党全部これに従えっていうのは、ちょっとこの表現はいかがですかね。
親族を含むっていわれても、じゃ、どこまでが親族なんだっていう話になってきて、いや、おれは違うよって、例えばね、うちの弟が言ったときに、いや、お前、それ、だめだって言う権利あるのかな、僕に。
そうなんです。
親子きょうだい別人格ですから、これに対して、やっぱり、自民党都連の中からも、まるで江戸時代みたいだっていう声も出ているわけなんです。
ということは、これ、伊藤さん、もう小池さんは、自民党はどうなるんですか、自民党から出れないということになるんですか?これ。
もちろん自民党からは出られませんから、全くの個人の戦いということになるんですね。
今の文章で、ちょっと不思議だったのは、小池さんを支援した人は処分の対象になりますと。
本人はまだ処分してないんですね、自民党は。
これは、だから逆に言うと、小池さんを処分しちゃうと、ますます小池さんに同情が集まっちゃうと。
小池さんが例えば、除名みたいなことになっちゃうと、うわー、かわいそうに、一人で戦うしっていうイメージになっちゃうから、自民党としては、これ、除名っていうのは、ちょっと避けたいなと。
そうですね。
だからあの文章を出して、喜んでいるのは小池さんじゃないでしょうかね。
小池さんを利するという。
ただ、岸さん、ここまで書かないとというのが、自民党の危機感みたいなのはあるんですかね。
それ、誰が書いたかって、うわさレベルでは聞いてるんですけれども、その人が勝手に書いたのか、党レベルで危機感を持っているのか、ぜひ、知りたいところですよね。
増田さんはもう自公で出ると。
自公の推薦ということが決まりました。
ということですよね。
あと宇都宮さん。
そうですね。
宇都宮さんは、共産からかなと思ってるんですけど、どうやら。
共産ではないということになって。
宇都宮さんが、今回、急きょ、鳥越さんが出るっていうことで、かなり怒ってらっしゃいますよね。
そうなんですよ。
実は宇都宮さん、前回、前々回、100万票近く取ってるので、野党統一としては、一本化したいというのが当然あるんですけども。
こっち。
そうですね。
左半分だけちょっと見ましょうか。
鳥越氏について聞きますと、きのう、野党4党に自分が支援要請して、古賀氏とも討論したいなんて思ってたんだけども、一夜明けてけさになったら、全然話が違って、鳥越さんの話聞いてびっくりしたって言ってるんですよ。
鳥越さんについてはキャスターとしては知ってると。
リベラルな方だとは思っているけれども、東京都政についてどういう考えなのか聞いたことないと。
参院選の改憲勢力が3分の2を占めた結果に危機感を持って決断したって聞いているけれども、いや、改憲の問題は重要で、私も危機感持ってるけれども、それと東京都政をどうするかという問題は違うでしょうと。
鳥越さん自身が都政についてどういう思いで出馬するのか聞けていないということで、これ、是非、オープンの場で聞かないと納得して降りるなんてことは、到底できないっていうことを、おっしゃってるんですよ。
確かにこれ、木下先生、宇都宮さんがおっしゃっていることは、すとんと落ちますよね。
これ、ほとんど視聴者の方、みんなそう思ってると思いますよ。
おかしいですもん、やっぱり順番として。
これは伊藤さん、これ宇都宮さんは当然、出馬されますけども、野党統一候補、野党統一候補といわれますが、宇都宮さんはこれもう、じゃあ、無所属で出られると。
はい。
もともと民進党関係者からすると、宇都宮さんの場合は共産党色が強すぎるので、野党統一候補にはならないということを最初から言ってたんですね。
こういうところはちょっと入りにくいと。
共産党、今回、とにかく野党統一でやろうと考えていますから、共産党のほうも宇都宮さんを積極的に支援するっていうことはまずありえません。
ですから小池さん同様、独自の戦い、個人の戦いということになりますよね。
これ青山さん、どうなんでしょう、宇都宮さんっていうのは、共産党支援ということで、過去2回、90万票以上を取ってらっしゃるわけですよね。
その実績としては十分なんですが、無所属で出るっていうことになってくると、どうなんですかね、票はね。
やはり前回は、まず民主党、当時の民主党は自主投票だったんですね。
さらに、共産党と社民党の支援がついて、宇都宮さんは次点だったということで、今回は、もう民進党も候補者立てるし、共産党、社民党も乗るということになりますと、宇都宮さんに前回ほどの票が出るというのは、ちょっと考えにくいですね。
そういう中で、どれぐらいやっぱり宇都宮さんが出ることが影響するかということになると思います。
ただやっぱり、民進党側からすれば、出てほしくないなということで、まだ説得工作をしているところですね。
ここで説得してる。
じゃ、鳥越さんは、野党統一という考えでいいんですかね。
これはもうきょう4時から幹事長レベルの会談が開かれて、そこで統一ということで決まるということです。
この4氏に、ひょっとしたら上杉隆さんが出るんじゃないか。
上杉たかしさんの名前も、先週から夕刊紙とかそういう一部では出てましたけど、本当に出るのかどうかということですね。
こうなってくると、これ、どう、岩田さん、どういう票、知名度でいうと小池さん、鳥越さんっていうのはね。
そらもう、広範な知名度がありますからね。
宇都宮さんも過去2回、90万票以上を取っていると。
さっき鳥越さんがね、どこかの党からの推薦とかね、支持じゃなくって、別な形でって言ったのは、例えば私、三重県の、今回、取材したんですけれどもね、あそこは野党統一ですよね。
共産党から民進党っていう中から言うと、その中間に市民連合みたいなある種、クッションを置いてという、そこからという形をなんか想定しているのかなと思えて、直接のは受けないという形だった、じゃあどういう、支援を受けるかという。
これはやっぱり、岸さん、鳥越さん、小池さんというところは、ちょっとかぶってきそうな気がしますね。
支持する人たちが。
まさに増田さんは、こういう組織の自民党、公明党の組織票になると思うんですよ。
小池さん、鳥越さんが、浮動票、いわゆる浮動票を奪い合う構図になると思いますね。
そして宇都宮さんは、共産支援が外れて、じゃ、票がどうなるのかということなんですけども。
しかし、これ、伊藤さん、皆さんの政策の中の色合いの違いっていうのが、東京都民の方がこの短い期間で分かるんでしょうか。
そうですね。
私、できれば自治体の首長選挙というのは、一番マニフェストがなじみやすい選挙だと思ってるんですね。
ですからマニフェストブームはちょっと去っちゃいましたけれども、この際、やっぱりできればマニフェストで競い合ってもらうと。
その結果、それができなければ責任を取るというふうなですね、具体的な数値だとか、時間的な目標だとか、そういうものをきちっと出してもらうっていうことが、有権者にとっては一番分かりやすい選択肢になるでしょうね。
いわゆる討論とか、いろいろやってもらいたいなと思いますが、それにしても、青山さん、鳥越さんにしても石田純一さんもそうなんですけども、準備不足だとか、きのうの夕方決めたっておっしゃる、なんですか、もう準備不足でもとりあえず行け!みたいなことになってません?今回は。
やっぱりそれも不幸なことですよね。
それぞれの候補者も、告示がなんといってもあさってですので、とりあえずここで会見しておかないと、ポスター貼り出せませんので、そうしたせっぱ詰まったところを感じるんですが、やはり、政策の違いなど、浮き彫りにするためにもディベートですよね、討論の場を一つでも多く作るということが、大事だと思いますね。
しかしこれ、岸さんね、やっぱり都知事なんていうね、トップが突然辞めちゃうと、こんなことになっちゃうんですね。
ちょっと今回、参院選も重なったとはいえ、ここまでの混乱は、ちょっと久しぶり。
つまり、東京都知事って、ヨーロッパのちっちゃい国よりもよっぽど大きな権限。
スウェーデンと同じくらい。
そこの知事に立候補するのに、こんな感じで、会見に突然出てくるのが、本当にいいのかと思いますよね。
そうなんですよね。
伊藤さんね、ちょっとオリンピックのこともちょっと分からないし、出生率もちょっとって話、でも鳥越さんというキャスターやられて、元新聞記者っていうブランドはあるって。
なかなか都民の方も揺れちゃいますよね、これね。
そうですね。
東京都の場合は、有権者が膨大な数に上りますから、その皆さんに浸透していくというのは政策面でも含めて、なかなか難しいと思うんですよね。
ですから、どうしても知名度だとか人気だとかっていうところに、流れがちなんですが、今回はやっぱり、その前、2人失敗しているわけですから、それを踏まえて有権者の皆さんがやっぱり、今までよりも3分か5分、よけいに考えてもらうということが大事なんじゃないですかね。
やっぱり岩田さん、待機児童の問題だとか貧困率の問題ね、少子高齢化、これ、東京だけの問題じゃなくて、全国の問題じゃないですか。
でも東京っていうのは、ほかの地方自治にお金を配分するぐらい、お金持ちなんですよね。
ですから、一番豊かな都市になってるわけですけれども、やっぱり待機児童の問題とか、みんな、切実なんでね、いや、私の場合にはこれをします、介護の問題だったら、例えば都営住宅をこう改造して、これを作りますとかね、これから何万個作りますとかね、なんかやっぱり具体的なものでやっぱり安心させているのが。
ただ、それ、選挙戦こんな短い中で、みんな都民が触れる機会があるかどうか。
そうするとやっぱり一番知名度のある人へという形の戦いになるのか。
青山さんね、ふと思い出すんですけどね、橋下さんがね、市長になったときにね、死んでください、僕も死にますって。
あなたたちは破産会社の社員ですって言ったじゃないですか。
あのときに、ずきっと、みんな来たわけですよ。
それで東京は、逆に東京都はほわっとし過ぎてるなと。
大阪は本当あのとき財政も大変だったから、逆に言うと、ほわっとしてて、いいな、東京って思ってる人が、多いと思いますよ。
東京はね、財政的にはいいんですけれども、そうはいっても、大きな課題をたくさん抱えてるんですね。
待機児童もたくさん本当にいますし、やっぱりオリンピック・パラリンピック、どうやって成功に導くのか。
予算も今、3倍ぐらいに当初の計画より膨らんじゃってるんですね。
やはりこうした一つ一つの問題を解決していくビジョンというものが、本当に今回、問われることになると思いますね。
7月31日まで、東京都民の皆さんは、わさわさして過ごされるんでしょうね。
ということで、その中でね、じっくりと政策を聞いてみたいと思います。
伊藤さん、青山さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ続いてはこちらですが、診療回数の水増しなどを繰り返し、不正に診療報酬をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われているタレントで医師の脇坂英理子被告。
先ほど判決が下されました。
派手な私生活から一転、法廷の場でどんな表情だったんでしょう。
かつて美人女医として、テレビで活躍した脇坂英理子被告の診療報酬詐欺事件の判決が、まもなく下されます。
光ってるりこにゃん、盛れてるでしょ。
かわいい?かわいい?
みずからりこにゃんと呼び、ホストクラブで豪遊する脇坂英理子被告37歳。
タレント女医として、テレビでも活躍していた女。
しかし、その裏で行っていたのは。
診療報酬をだまし取る詐欺行為だった。
事実と違う点はありませんか?
間違いありませーん。
だまし取った金は、飲み代に消えたとも語った脇坂被告。
堕ちたセレブ医師にきょう、判決が下る。
りこ、めっちゃ面食いなんよ。
りこにゃんも昔、童顔巨乳だったんだけど。
ぐーっと、ぐっと、ぐっと、ぐっとぐっとまいりましょう。
ホスト好きを公言し、一晩で900万円も使うことがあったという脇坂被告。
ところが、そんな派手な豪遊生活から一転。
医師でタレントの脇坂氏が、自宅から捜査員に連行されました。
ノーメークで下を向き、連行される姿に、かつての美人女医の面影はなかった。
起訴状によると、脇坂被告は受診の事実がない人物をあたかも受診したかのように装い、その人物を複数回にわたり診療したと偽って、健康保険組合などに繰り返し医療費を請求。
診療報酬およそ155万円をだまし取ったとされている。
逮捕前のことし2月、ホストクラブ帰りの脇坂被告を直撃すると。
一部のメディアとかで何か話が出てるんですけども、診療報酬周りの話が出てますけども、そういう話はどうですか?
どちら様ですか?
日本テレビです。
テレビ朝日です。
写真撮っていいですか?お名刺頂戴します。
弁護士に言います。
疑惑について何も答えず、その場を後にしていた。
脇坂被告は罪を認めるのか。
迎えた初公判、かつてのセレブ医師、その姿に注目が集まった。
脇坂被告は、上下緑色のスエット姿。
逮捕時と同じくノーメークで、髪は金髪のままだった。
名前は?
脇坂英理子です。
職業は?
医師です。
そして読み上げられた起訴内容については。
事実と違う点はありませんか?
間違いありません。
だるそうな口調で起訴内容を全面的に認めた。
検察側は、わきさかひこくがホストクラブで1300万円を費やすなど、散財で借金を重ねていたと指摘。
さらに、情状証人として出廷した母親が語ったのは、セレブ医師のイメージとかけ離れた、脇坂被告の姿だった。
いつもいつもお金がないと言っていた。
毎月泣きつかれ、金を出していたから、その上で不正請求しているとは思わなかった。
自分のしたことをよく反省して、立ち直ってほしいです。
母親のこのことばに、脇坂被告は涙を浮かべ、顔を押さえた。
そして先月行われた第2回公判。
入廷の際、傍聴席に知り合いがいたのか、うっすらと笑みを浮かべた脇坂被告。
この日の被告人質問では。
なぜ詐欺をやめられなかったんですか?
クリニックの経営が悪く、軌道に乗るまではと思いました。
やめられなかった理由は?
そうですね、目の前のお金に目がくらんだのと、正しい勇気が持てなかったからです。
不正請求をやめたかったが、お金に目がくらんだと語った。
さらに検察側から、金の使いみちについて追及されると。
遊びで使っちゃいました。
飲み代でした。
検察側は、だまし取った金をホストクラブ遊びに充てるなど、身勝手な犯行などと指摘し、懲役3年を求刑。
最後に言いたいことはありますか?ないならないで。
ないです。
こう語った脇坂被告だが、その後、弁護士に何かを話したいとジェスチャーで伝えた。
無知で世間知らずで、人を信用してしまった自分、断ることができずに弱い自分が悪いと、改めて認識しています。
激しく後悔しています。
涙ながらに反省のことばを述べ、今後も医師を続けたいと語った。
そしてきょう、迎えた判決の日。
脇坂被告はどんな姿で法廷に現れたのか。
下された判決に見せた表情とは。
法廷画家の竹本佐治が、その姿を完全描写。
さらに中山リポーターが、脇坂被告の一挙手一投足を速報でお伝えします。
ここからは亀井弁護士にも加わっていただきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
東京地裁は判決が出たようです。
中山さん。
つい先ほど判決が言い渡されました。
脇坂英理子被告に対する判決ですけれども、懲役3年、執行猶予4年の判決となりました。
懲役3年で執行猶予4年の判決。
この瞬間ですね、脇坂被告は落ち着いた表情で、その判決を受け止めていたようです。
量刑の理由なんですけども、被告が医師である脇坂被告経営のクリニックで、複数の人間が関与した組織的かつ計画的な犯行。
およそ1年7か月にわたり、被害額は150万円を超えている。
主導したのは共犯者らであるけれども、リコクリニック開設当初から計画していたとまでは認められない。
そして被害金の一部が弁償されているなどの事情もあるとしていますが、その脇坂被告自身の責任に関しては、虚偽のレセプトを作成するなど、本件において中心的な役割を果たし、搾取金の5割を得ているということで、大変責任が重くて、実刑も考えられるんだというふうにしたものの、一方で、反省している点、前科がないという点、また事実を認めて反省し、母親が更生に協力すると証言している、こういった酌むべき事情があるので、執行猶予が付いたということなんですね。
入廷当時なんですけども、まず、だいぶふっくらしたなという印象がありました。
髪の毛が金髪の部分と、地毛の黒い部分のツートーンがだいぶ明確になっていまして、かなり雑に結んだような印象でしたね。
薄手のロングカーディガンを着て、下に白いシャツ、そして黒のストライプの入ったパンツ姿で入廷してきました。
判決文が読み上げられる前に、証拠調べなどがありまして、その後に、ひと言、言いたいことありますかというふうにことばを求められたんですが、その際には反省と後悔の気持ちが日に日に濃くなっていますというふうに話していましたね。
判決後ですね、退廷の際に、知り合いが傍聴席にいたようで、目を合わせて、絵にもあります、にっこり笑って会釈するようなシーンがありました。
かなり裁判官のことばに深くうなずいたり、判決後は深く一礼するなど、安どしたような、そんな様子も見て取れました。
分かりました、ありがとうございました。
さあ、改めて判決が出ましたが、執行猶予が付きましたね。
懲役3年執行猶予4年。
これ、亀井さん、どうでしょうか?
これはやっぱり、金額は約155万円ですから、そんなに多額ではないんですね。
あと被害弁償が一部か全部か分かりませんけれども、それなりにされているということからすると、予想された判決だろうと思いますね。
ただね、これ155万円って、分かった分だけですからね。
そうですね。
私が思ったのは、通常、こういうケースの場合、1000万とか2000万とか、結構金額が膨れ上がるものなんですけれども、そのわりには、金額が低いので、例えば、この手の事案って立証が難しいものがあるので、ブロックしたものがあるかもしれないなというふうには感じましたね。
その手口なんですけども、非常に悪質なんですよ。
そうなんですね。
起訴されたのは、こちらの3名ですね。
早川被告が患者をクリニックに紹介をして、クリニックが水増し請求を自治体などにして、155万円を不正にだまし取っていた。
その一部を早川被告に支払っていたと。
ですから、患者さんがどんどんどんどん来たように勝手に書いていたということでしょう。
こういうのは、木下先生ね、われわれからすると、あれ、ほかにもそういう病院、あるんじゃないかって思われる、これ、お医者様にとっては大変迷惑な話ですよね。
本当に見ていて腹が立ちますし、確かに、脇坂はお金に困ってたんだと思うんですけど、医者っていうのは、社会に対して非常に責任のある立場で、職業でありますしね、まだこれ医師続けたいっていうのは僕ちょっとね、ちょっと腹が立ってきますね。
だって、これ、亀井さん、国民のお金をだまし取ってるわけでしょう。
そうですね。
ですからもともと、医者に対する信頼というのは健康保険の起訴ですから、健康保険の根幹を揺るがすような犯罪だと思いますね、性質としては。
つまり、ですから、性善説に、岸さん、基づいて立っているわけで、なんですか、よく分かんない反社会的勢力のような人たちとつきあって、そんなのやられちゃうと。
まさに性善説に立った社会保障制度を、悪用して、結局、国民が払った健康保険料であるとか税金を食いものにしたわけですから。
それで執行猶予が付くのかって、個人的には思っちゃいますね。
そうなんですよ、それで7000万円って言われてるんですよね、155万円。
立証が非常に難しいんですね。
というのは、この日に、特にこの日に行ってない。
だけどこの日に請求した。
この日の立証が大変なんですよね。
患者さん、何月何日に行ったとまでは明確に覚えてなくて、何回ぐらいとか、行ってないぐらいしか出てこないんで。
医師免許、剥奪ってあるんですか?
恐らくあるんですけれども、私の見解では、一定期間の業務停止という感じじゃないかなと。
業務停止ぐらいで終わるだ。
ものすごい甘いですね。
じゃあ、続いてはこちらいきましょうか。
プロ野球を巡る野球賭博事件に新展開。
警視庁はきょう、賭博の胴元だった愛知県名古屋市の大学院生、松永成夫容疑者と大石健太郎容疑者の2人を逮捕した。
実は松永容疑者、去年9月に巨人の福田聡志元投手と、賭け金の支払いを巡ってトラブルになり、ジャイアンツ球場を訪れていたのだが、これが一連の野球賭博事件発覚のきっかけとなっていたのだ。
そんな鍵を握る人物逮捕の一報、きのう、東京地裁では、野球賭博を行っていた元巨人軍投手、笠原将生被告らの初公判が行われた。
起訴事実に間違いがないか問われると。
間違いありません。
淡々と、賭博への関与を認めた。
ところが。
被告人の無罪を主張します。
なんと弁護側が、突如、笠原被告の無罪を主張。
一体なぜなのか。
このあと、
巨人の元笠原投手なんですが、野球賭博事件、本人は大変反省しているということなんですが、びっくりしたのが、弁護側が一部、無罪を主張。
そこに法の抜け穴があったということで、藤村さん。
きのう、傍聴してきました。
そして私、ここにおりまして、笠原被告はここですから。
1メートル50センチの所で私、ずっとその様子は見てたんですね。
非常に緊張した様子だったんですが、起訴内容でいきますと、元巨人の笠原被告は、120万円をプロ野球、高校野球に賭けた。
そして一緒に捕まってる、この斉藤被告の野球賭博を手伝ったということで、ずっと賭博をやっていたという罪と、賭博場を開いた斉藤被告を助けたという罪に問われています。
斉藤被告は賭博場を開いたという罪なんですね。
今回、また新たに2人ですか?
そうですね。
これはまた別のグループなんですけれども、これも笠原被告が関わっているという、2人のいわゆる胴元といわれる男が逮捕。
40歳で大学院生って、びっくりしましたけども。
そうですね。
ということなんですが、先に起訴されているこの件なんですけれども。
実は起訴状に書かれていることは、すべて2人は争いません、認めますと言ったんですが、弁護士が、無罪を主張すると言ったんで、僕ちょっとびっくりしたんです。
どういうことかというと、一部無罪となっていますが、どっちかというと、無罪主張で一部認めますというような感じです。
携帯電話、特にメールでやり取りをして、そのハンデを教えたりとか、お金の相談をしていたので、賭博開帳図利、要するに賭博場を開いたというのは、当たらないというふうな主張だったんです、弁護側は。
これはびっくりしましたけど。
そんなことがまかり通るのかと思ったんですが、実は2015年、去年の10月、福岡地裁では、電子メールでやっていたということは、特定される賭博場というのがないんだと。
今回も裁判の中では、タクシーで移動中にメールを送ったりとかしましたよね。
移動中もあって、どこか特定できませんよねみたいな話が弁護側からあって。
検察側はそんなもの関係ないって言いますよね。
福岡地裁でね。
今回もそういう話だったんです。
お店であるとか、家であるとか、やっただろうっていう話だったんですが、じゃあ、福岡地裁、どうなったかというと、成立認めず。
要するに賭博場はなかったということになったんです。
亀井先生、これはいわゆる場がないっていうところですか?
そうですね。
もともと刑法では、開帳図利というのは、賭博場を開設するということなんです。
ですから、賭博場っていうのは基本的な物理的な場所なんですね。
そこにいっぱい客を集めて、そこでばくちをさせて、寺銭を取るという。
これ、相当古いあれじゃないですか?
非常に古いので、もうメールの時代では通用しない法律なんですね。
でも本人は認めてるんですよ、これ、事実関係は。
そうですね。
ですから起訴事実は認めているんですが、その事実はおよそ犯罪ではなかったという主張ですね。
だから要は、あれでしょう、映画で見るように、入ります、ぽんいうところがないいうことでしょ。
ちょうかはんか。
それがないから、図利じゃないっていうことでしょ。
それはちょっと合わせていかないと、岩田さん、時代にね。
私の取材しているときはね、ゴルフ場のきゅうしゅうなんていうのを、一緒に同行したことがありますが、これやってる所、…とかね、全部残ってるから、そういう時代とはもう違うっていうことなんですかね?
だからこれ、岸さん、やっぱりちょっとおかしいですよね。
おかしい。
実際、海外ではオンラインカジノってありまして、海外のオンラインカジノに日本から賭ける場合、これグレーなんですね、実際。
だからやっぱり、法律が古い。
これは亀井先生、図利はどうなっていくんですか?これ。
これ、本来、今は立法で解決すべきではないかといわれてますね。
ただこれ、最高裁の判決が出てないので、恐らく最高裁の判決待ちという形になるんじゃないかと。
例えば飲食店でやってたと。
飲食店でやってて、そこで一回、電話でやってたっていうのが分かったら、どうなるんやろ?
それも、トータルとしてやっていたのかと。
今回の裁判でも、家であったりとか、新宿の店であったり、都内の店であったり、そんなざっくりしたことでいいのかっていうのが。
弁護側の主張です。
やってるぞっていう本拠地みたいな所がないと図利にはならないと?
歴史的な発展から言うと、寺銭を取った賭博場があって、次に組事務所でやってて、そのあと組事務所がなくなってしまって、メールだけになってしまったということですね。
だから移動して、本拠がないと、なかなか難しいということなんですね。
藤純子さんの映画の時代の話でしょう、これ、要は。
だから今の時代には適さないということですよね。
そんな開いてるやつのほうが少ないっていうことでしょ。
いないと思いますね、そういう人。
蓬莱さんのお天気ですが、西日本中心に雨雲かかってますね。
きのうから動かしますと、西日本中心に大雨となっています。
この活発な雲というのは、これ、もともと台風1号が崩れて、その湿った空気の名残。
あすの天気図を見てみますと、梅雨前線がありまして、広い範囲で雨となります。
こう、なんていうんですか、蛇行してるような感じですね。
梅雨前線も。
湿った空気がどーっと入ってきまして。
これ、東海地方その辺りも入ってきますね。
雨足が強まりそうですね。
特にこの湿った空気が入ってくる九州ですね。
また九州。
ちょっと週末にかけても傘マーク並んでますね。
そうなんですね。
梅雨前線が停滞する影響で、まだ梅雨明け、しばらく先になりそうなんですね。
例年より遅くなるっていうこと?
例年より遅くなる可能性が出てきてます。
もしかしたら夏休みのあと。
ちょっと大雨、警戒どこですか?
夏休み入ってから梅雨明けするかもしれないですね。
大雨は、あした、九州、それから木曜日、東北で大雨となりそうです。
夏休みのあとに梅雨明けっていうのは、大問題でしょう。
2016/07/12(火) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]

▽超山場!!“都知事選”候補者選考▽暴かれた異常金銭感覚!!タレント女医に判決▽永六輔さん秘蔵映像

詳細情報
出演者
宮根誠司
林マオ
岸博幸
木下博勝
岩田公雄ほか
番組内容
▽超山場!!“都知事選”候補者選考
▽暴かれた異常金銭感覚!!タレント女医に判決
▽永六輔さん秘蔵映像
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/

ジャンル :
情報/ワイドショー – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:22497(0x57E1)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: