裁判資料・乙1号~3号
理事長・田中健久からの手紙・一部抜粋
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私は夫婦で平成20年~27年の間、およそ7年間もかけてこの「渋谷歯科タナカ」で治療を受けていた者です。
この医療法人社団・歯科タナカ 理事長・田中健久は、2度~3度と度重なる医療ミスを犯した挙句に、不誠実にも弁護士を使っていきなり手の平を返してきましたので、ありのままの事実を公表することといたしました。
私は妻の治療費と合わせて、総額800万円以上もの費用をかけて歯科治療を受けようとしました。
本来の契約では、歯科治療半ば頃までに、およそ半額を入金し、完了後に残金を入金するという事でしたが、私は、タナカ歯科医院を信頼し、適切な治療をなるべくスピーディーに行なってもらいたいという思いから、少し早めに500万円を入金し、治療を受けました。
そうしたところ、もっとも基本的な歯の高さ調節に失敗し、下の前歯が、上の歯茎に刺さる!といった治療ミスを犯したのです。
どうして良いか?困り果てていたところ、当時、指導医であった、歯科医師・田中久敏(理事長・田中健久の父親)が、「上の歯茎に当たっている、下の前歯を削らせてください」というので、私は驚いて、「本物の歯を削っても、問題はないのですか?」と、再三確認しましたが、「問題ない!」という事でしたので、やむなく下の前歯数本を削ることになったのです。
しかし、歯が当たる度に2度~3度下の歯を削りましたが、問題は解決せず、刺さり具合が段々ひどくなる状況でした。
私はやむなく、損害賠償請求を行ない、他の歯科医院に転院しようと考え、理事長・田中健久、指導医の田中久敏、初期段階の担当医・白須健一郎ら3人と、私と、当時の私の会社関係者2人を合わせて、合計6人で話し合いの場を設けました。
その話し合いの結果として、理事長・田中健久が、もう一度責任をもって治療に当たることになりました。
ただ、その話し合いの席で、理事長の父親である田中久敏・歯科医師が、私の下の歯を自ら削っておきながら、「私は、本物の歯を削ることはしない」などと大嘘を言い出した事には、とても驚きました。
この件については、後日、詳しくお知らせしたいと考えています。
そうして理事長・田中健久が再度治療に当たったのですが、またもや失敗してしまい、結局、下の歯が刺さるといった根本的問題解決には至らず、私は幾度も痛い目をしただけの結果となってしまいました。
私は、痛みを我慢しながら、どうしたものか?と途方にくれていたところ、理事長・田中健久から、最後の方法として、「上の歯茎に当たっている下の歯を矯正する方法があります」と言ってきたので、やむなくその治療も行ないました。
しかし私の歯の現状は、矯正治療により、歯全体のバランスが崩れ、噛み合わせが悪い上に、一部の歯に痛みが生じている状況です。
下の前歯が一応当たらなくなった時点で、一区切りつけたいという思いから、示談交渉に入りました。
理事長・田中健久から、私と妻の治療費残金は、清算済みとして一切ないものとし、別途100万円の賠償金を支払う旨の和解案を提案してきましたが、私は今後の治療費実費等を考えた場合に、その金額ではむつかしいという話から、結局、今後の治療費実費は私が支払っていく前提で、誠意を持って治療にあたる約束をし、250万円を私に支払うことで示談が成立しました。
治療が失敗続きにも関わらず、すでに夫婦で500万円の入金をしています。
また、治療7年間に及ぶ精神的ダメージや、今後の治療費実費を考えた場合、けして高い金額ではありません。
そうした示談を前提に、理事長・田中健久が、金策をするのに2日~3日だけ時間をください、というので待っていたところ、約束を反故にして、弁護士から開き直りの内容証明郵便が届いたということです。
その内容証明郵便には、私の歯が質の悪い2級咬合だから問題が起きた。まめに通院しないから問題が起きたと言わんばかりの、ふざけた内容です。
田中久敏、田中健久親子は平気で嘘をつき、約束も守りません。
私がこの度、情報公開に踏み切ったのは、私と同じような目に合う人が、これ以上出てはいけない!という思いからのことです。
もう一点私が許せないのは、何の過失責任のない、患者である私に対して、弁護士を使って、いきなり手の平を返すといったことは、言語道断ではないでしょうか。
歯医者に好んで通いたいという人は余りいないと思いますが、医療ミスを犯した上に、7年間に及ぶ患者の痛みや、精神的苦痛を無視して、理不尽な屁理屈をこねて、患者を圧迫することに対しては、私は絶対に許しません。
弁護士会の基本情報によると、20年前には弁護士が全国でおよそ15000人程度であったものが、現在は35000人以上にもなっていると聞きます。
また、各弁護士会には、絶え間なく弁護士の懲戒請求が続いているとも聞いております。
この度の件にしても、いくら仕事とはいえ、依頼者である医療法人社団・歯科タナカの一方的な言い分だけを聞き、患者である私に、いきなり理不尽な内容証明郵便を送り付けるなどといった行為は、患者に対する圧迫行為以外何ものでもないと私は考えています。
私は、このような理不尽な行為に対して、社会正義に則り、徹底的に闘っていく所存です。
(文中敬称略)
医療法人社団・歯科タナカ
渋谷歯科タナカ・渋谷宮益坂歯科・久我山駅前歯科・新秋津歯科タナカ
医療法人社団・歯科タナカを担当した弁護士
鹿野・岡田法律事務所
担当弁護士・岡田修一 土方裕介