こんにちは。ぴーらっつです。
早いもので、もう7月。
今年も半分過ぎてしまいましたね。
年始には、今年こそがんばるぞ!
なんて、張り切っていた気持ちも、なんとなーく、ぼやけてしまいがちな、この時期。
政治。経済。不安な世の中で、犯罪も多い。
老後の心配で、人生いやになる。
そんな人こそ、ちょっと、立ち止まって、振り返ってみませんか?
もう一度、仕切り直して、今年度の後半も新たな気持ちでがんばってみませんか?
そのために今日は5分間だけ、わたしにください。
本日、あげさせてもらうのは、堀江貴文氏が平成26年度の近畿大学卒業式で、卒業生に向けて送ったメッセージです。
平成26年のメッセージですが、魂のこもった、いい言葉に期限など、ありません。
ちょっと人生に迷いを感じている方、疲れてしまった方は、ぜひ聞いてみてください。
当時、かなり話題に上がっていたので、知っている人はいると思いますが、また、あの熱い気持ちを呼び起こすのもいいでしょう。
そして、‘熱い、何か‘を感じ取って、またがんばろうと思っていただけたら幸いです。
今、なお通じる、堀江貴文氏のメッセージとは?(平成26年、近畿大学卒業式スピーチ要約)
レールの上をただ走ってきた人生から一転、レールのない世界が待ち受けている
大学を卒業し、レールの上をただ走ってきた人生をここで終え、これからは、レールのない世界に突入していくことになると思います。
これまでだったら、同じ会社に勤め上げ、定年退職して、家族を持って、家を建ててという、普通の生活というものを送っていくことになったのかもしれません。
しかし、そんな未来は、おそらく、ごく一部の人しか歩めないと思います。
今、インターネット、スマートフォン、そういったものが社会の仕組みを大きく変えつつあります。
まだ、みなさん気づいてないかもしれないです。
スマホでゲームをやってるだけかもしれないですが、みなさんが知らないうちに、世界中の頭のいい人たちは、どんどん、新しい技術を開発して、勝手に世の中を変えていってしまっています。
わたしたちができること
まず、みなさんはその事実に気づいてください。
今まではレールに乗って大学を卒業すればよかったかもしれないですが、これからそんな甘くないです。
自分で、出来るだけ多くの情報に接することが大事。
そのためのツールは、揃っている。
自分で、スマートフォンのニュースアプリを使って情報を集めたり、ソーシャルネットワークを使って、世界中の面白い、話を聞いてみたい、人たちの情報にすぐに辿りつくことができる。
簡単です。
そして、仕入れた情報を、自分の頭で考え、自分で発信し、頭の中を整理し、自分で考える癖をつけていかなければいけない。
どうやって?非常に簡単なことです。
インターネットでブログやら、ソーシャルネットワークやら、そこで毎日発信し続ければいい。
それをできれば毎日やる。
そうすることにより、世界中の様々な情報を自分で考え、自分なりの判断ができるようになる。
なぜそんなことをしなければいけないか?
権威がアテにならない時代になってくる。
今までは、レールの上を走って、たとえばマスメディアや、会社の上司がいうことに、従っていればよかったかもしれないです。
しかし、そんな時代はもう、終わりに近づいている。
これはインターネットが作り出したグローバル化がもたらしたことです。
日本は、戦後何十年も高度経済成長で、世界第1位、第2位の経済大国と言われるようになった。
非常に豊かになった。たぶん、僕の世代よりも上の世代じゃないと、日本が貧しかった時代のことは知らないと思います。
でも、豊かな日本が当たり前だった時代は、とうの昔に終わりました。
みなさん、そこも気づいていないかもしれない。
例えば、札幌でタイ式マッサージを受けると金額は90分で5,000円。
タイで受けると2,500円です。(当時)
もう、たった2倍の差しかないんです。
ものすごい勢いで、東南アジアは、経済発展してます。
富裕層の人たちがごろごろいて、タイのバンコクに行くと、ひとり5万円の寿司屋さんが、毎日満員だそうです。
そんな時代に突入しつつあるのに、危機感を持っている人がほとんどいない。
たくさんのインフラの整っていない国に、いきなり携帯電話の基地局ができたり、中国の会社が作ったスマートフォンが、100ドル以下でばら撒かれる。
そうやって、今までインフラが整ってきてなかった、例えばアフリカの山奥の国の人たちが、簡単に世界最高峰の知に触れる機会を持つことになります。
当然、優秀な人たちは、インターネットにアクセスして、世界最高峰の知を手に入れることになるでしょう。
そして皆さんは、その人たちと同じ土俵にたって、これから生きて行くことになります。
おそらく、努力をしない人たちというのは、取り残され、厳しい社会が待ち受けてます。
就職できて安泰だと思ってたら、これ大間違い。
一生勤め上げられると思っている会社は、つぶれたり、吸収合併されたりすると思います。
それを前提で生きていってください。
それは仕事だけではありません。
人間関係や家族制度も大きく変わっていくことでしょう。
今の常識は、10年後・20年後、全く通用しないようになっている可能性は非常に高いです。
常識、道徳、倫理。
こういったものは、5年・10年単位で簡単に書き換わります。
そして、そのスピードは、グローバル化で加速していくことになると思います。
悲観せざるをえない未来。だが、自分の心がけ次第で、未来は変わる
だけど、未来を悲観することはないです。
未来は、みなさんの 心がけ次第だと思う。
わたしはジェットコースターのような人生を送ってきて、数々の失敗を繰り広げてきたと思われているでしょう。
そして、信頼してる人から裏切られてつらくないんですか?とか、恨んでないんですか?とか、聞かれることが多いです。
でも、僕は悪いことは忘れることにしています。
過去を悔やんでも、良いことは何一つない。
これからたぶん、みなさん、どんどん失敗していくと思います。
チャレンジをするってことは、失敗をする確率も上がるってことです。
逆にいうとチャレンジしなければ、失敗することはないかもしれない。
でも、成功することもあり得ない。
だから、失敗した時にいい処方箋というは、失敗した段階で、再発防止策をとる。
二度と同じ失敗をしないように、どうやったらいいのか、その場で考える。
そして、考えたら、酒でも飲んで、騒いで、次の日にはすっぱり忘れる。
私もそうしています。
そして、これから自分たちがチャレンジしていくことは必ずうまくいくと、思い込むことです。
「年金はもらえるんでしょうか」とか「これから日本はどうなっていくんでしょうか」って言う人たち、すごく多い。
だけど、僕は老後のことなんか考えない。
老後のことは、老後になってから考えましょう。
いくら準備してたって、50年後のことなんて分かりっこないですよ。
人間なんて、5年先の未来だって、僕だって、予測できないです。
いまから10年前に、歩きスマホとかしながら、ツイッターとかラインとかやってる未来想像できましたか?
できなかったでしょう?
だから未来のことなんか考えることには意味がない。
そして、過去を悔やんでる暇はないはずだ。
これから、グローバル化で競争激化していくが、今を一生懸命生きることで、未来には楽しいことしかないと思います。
私が、いろんなことにチャレンジをして、いろんな失敗をしながら、たくさんの人に裏切られながらも、こうやって楽しく生きられてるかっていうのは、今を生きてるからです。
今を集中して生きてるからです。
これから生きて行くうえで大事なことは、僕は目先のことに集中することだと思う。
長期計画なんか関係ないですよ。まずそれをやってください。
それをやらない限り、始まらない。何も始まらない。
これから、どうすれば生きていけるのか?
それは、まず情報を自分で収集して、自分の頭で考えて行動する力を身につけることです。
そして、常識に縛られないことです。
未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。
これから大変なことあると思いますけど、頑張って、一生懸命生きてください。
まとめ
わたしは以前から堀江貴文さんのファンというわけではなかったのですが、このメッセージを聞いて、感動というか、とても熱い気持ちになりました。
(ステキな出会いをくれたイノさん、感謝しています。)
やはり、今まで日本を引っ張ってきた人の発言は、とても重みがありますよね。
堀江貴文さんがいなければ、ここまでブログサービスは広がっていなかったでしょうし、手軽にできなかったかもしれません。
そうなると、わたしもブログをやっていなかったかもしれないし、なんだか感慨深いです。
日本ってどうなっちゃうんだろう。年金もらえるの?老後資金貯めなくちゃ。
そんな不安ばかりよぎり、貯金に明け暮れた時期がわたしもありました。
貯めても貯めても、苦しくて不安で、400万くらい貯めたけど、全然楽しくなくて。
挙句の果てに、詐欺られて300万もの大金をなくす始末。
どん底でした。
でも、過去の過ちをみつめ、自分で考え、最低限の備え(わたしは保険で備えました)をして、それよりも、‘いまのわたしにできること‘を精一杯やってみよう。
そう考えたら、人生楽しくなったんです。
捨てたもんじゃないなって。失敗って、絶対意味があるものなんだと思います。
現に、300万を失ったからこそ、さらに稼げるようになったし、人生、学び続ける楽しさや意味が少し、分かった気がするし。
これからの日本。世界。不安です。
でもね。精一杯、‘いまのわたしにできること‘を続けていこうと思う。
それがわたしにとっては、このブログ。
自分で考え、思ったことを発信し続ける。毎日は難しくても、自分のできるペースで。
そこから、だれかに、なにかを伝えることができたらとっても幸せだから。
堀江さん、ステキな言葉を残してくれてありがとうございます。
わたしも、未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きてみます。
今回、堀江貴文さんにとても共感したので、読んでみたいと思った本を2冊ご紹介します。
どちらも堀江氏の生き方について書かれていて、とても興味深い内容です。
内容(「BOOK」データベースより)
堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。