2016年6月17日03時00分
今年度から15年かけて大規模改修する幕張メッセ(千葉市美浜区)について、県は16日、国際展示場北(9~11)ホールの屋根で、サビが相次いでいたことを明らかにした。これまでに補修した箇所は200~300カ所にのぼる。県は改修計画の中で最大13億円をかけて屋根を改修する予定だが、現時点で発生原因は特定できていない。
県議会商工労働企業委員会で鈴木均県議(民進)の質問に答えた。北ホールは1989年に開業した1~8ホールに続いて、97年に完成した。県経済政策課によると、屋根はステンレス製で、海に近いことから腐食に強い素材を使用した。しかし、2000年夏ごろからサビが発生。施工者が無償で補修してきた。
ほぼ同じ素材を使った1~8ホールの屋根には発生していない。屋根に同種のステンレスを使った全国50カ所以上の施設でも、発生しているところはない。
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