最近、娘の三輪車を買った。
自分は三輪車に乗っていた記憶が無い。というより、子供の頃の記憶が希薄である。乗り物系で記憶に残っているのは補助輪付きの自転車で、それも祖父の車にひかれて壊れてしまったという悲しい思い出だったりするのでやめて差し上げて。
自分の場合は、かつての実家の周辺が大きな運動公園だったので、自転車の練習をする為の広大な場所があった。だが、娘の場合は違う。いま住んでいるアパートの近くには緑地はともかく公園はないのだ。将来はどうするべきか悩まないこともない。
とはいえ、まだ三輪車、しかも後ろから押してあげる段階なので、自分の目の届く範囲でしか活動することはなく、そういう心配はまだまだ後の話だ。
ところでこの三輪車、なかなかの優れものである。
まず、コンパクトにたためるのがいい。スペースの少ないアパートではこういうギミックはかなり重要だ。住んでいるアパートは内階段がある2階の部屋なのだが、 階段下にハリー・ポッターが住んでたような小さな部屋がある。そこが物置になっているのだが、そこにしまっておけるのがいい。というか助かる。
※折りたたんだ状態。かなりコンパクトで持ち運びやすくなる。
このくらいコンパクトにたためると、このまま車に乗っけて、ベビーカーの代わりにちょっと離れた運動公園に行って遊ぶくらいのことは簡単に出来そうだ。
ペダルにはまだ足が完全には届かないが、ちゃんとステップがあるのでそこに足を載せておけば安心である。さらに、子供の身体を押さえるガード(茶色いベルトみたいなの)も付いているので、万が一ステップに立ってしまったとしても三輪車から落ちるようなことはない。
ハンドルと後ろの押し棒は連動しているので、三輪車のコントロールは親がすることが可能だ。まだ今の段階では娘は自分で舵を切ることは出来ないので、ハンドルだけ握らせて自分が押してあげている。周りの景色がいつもより早く流れるのが楽しいのか、ニコニコしてとても嬉しそうである。かわいい。
押し棒は当然取り外すことができるので、娘が1人でペダルを漕いで走れるようになったら外してあげようと思っている。こういう風にフレキシブルに使用できることが気に入ってこの三輪車を買った。ちょっと子供向けにしてはシンプル過ぎるデザインかなとも思ったが、娘が自分で選り好みできる年齢になったらそれ相応のものを買ってあげようかなとも思っている。
先日、試乗を兼ねてアパートの隣の農道を通って、最寄りの緑地まで行ってみた。砂利道ではなくて舗装された道なので、わりと安心して通ることが出来た。押し棒による方向転換もかなり軽快で使いやすい。
緑地に入った時も、草を巻き込んでしまうこと無くスムーズに動くことが出来た。まあ、緑地では基本的に三輪車では移動しないのでそこまで心配する必要はないのだが、念のため確認した次第だ。
ハンドル部に付いているクラクション(プープー鳴るやつ)は、まだ握力がないので音を出せないのだが、娘は力が強いのでそのうちに押せるようになるだろう。たぶん。
というわけで、実は実物を見ること無くネットで買った三輪車なのだが、思いのほか使いやすくて満足だった。本来ならキティちゃんとかディズニーとかのデコられている三輪車が普通なのだろうが、中にはこんな三輪車に乗っている子供がいてもいいと思っている。
しばらくはこれで娘と楽しく遊ぼう。
三輪車 iimo tricycle 02 コンフォート・ブラウン 1040
- 出版社/メーカー: エム・アンド・エム
- 発売日: 2015/08/06
- メディア: おもちゃ&ホビー
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