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【東京都知事選】
お騒がせ男になってしまった石田純一、わずか4日で出馬断念の舞台裏…貫いたのは素足にローファー
東京都知事選への出馬を示唆していたタレント、石田純一(62)が11日、都内のホテルで会見を行い「出馬を正式に断念します」と表明した。民進党と連絡を取り合っていたことも明かしたが、出馬意欲を口にして以降、仕事に支障が出て「限界だった」とポツリ。野党統一候補の必要性を訴えたことに、「小さいけど新しい風は起こせた」と“強がり”も見せた。(サンケイスポーツ)
約80人の報道陣が詰めかけた会見場。この日も素足にローファーのスーツ姿で現れた石田は、「都知事選への意欲を口にして参りましたが、正式に断念します。お騒がせしました」と頭を下げた。
会見場は港区にある東京グランドホテル「桜の間」。2014年3月に作曲家、佐村河内守氏(52)がゴーストライター問題で謝罪会見を開いたのと同じ場所だ。
今月7日に石田の出馬意欲が表面化してから、参院選投開票をはさんでわずか4日。都知事選を巡る“石田騒動”が、あっけなく終幕となった。
政界関係者によると、当初は石田の擁立に消極的だった民進党が11日朝の段階で前向きな姿勢に転じていた。石田も会見で、前日10日に民進党側から接触があったことを認めた。しかし「タイムリミット。限界だった」と、この日正午に最終決断したことを明かした。