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お米は死んだ

その他

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食べ物の話だと思った人、ごめんなさい。今日は、はてなブログを彗星のように駆け抜け、そして消えていった男の話をする。

 

かつて、はてなブログに「お米くん」なる人物がいた。彼は天才だった。

そんなお米はアカウントを削除し、忽然とはてなブログから姿を消してしまった。あれはまだ寒さが続く春だった。

 

f:id:shiromatakumi:20160713012028p:plain

 

お米は孤独な男だった。読者が多い訳ではなく、私のような物好きな人間だけが集まるブログだった。

しかし、その数少ない読者は彼の文章に完全に虜になっていたのである。

彼が書く文章は唯一無二の物だった。あのレベルの文章を書ける人間なんて、ほとんどいない。

 

 

それは憎しみ、愛、肉欲、金、権力!

 

 

肉欲、肉欲!!

 

 

 

BBQ!!

 

 

・・・

 

 

 

お米くんが消え、悲しみに暮れていたある日、彼にそっくりなブコメをするアカウント(N氏と呼ぶ)を発見する。

「yoあああああああああああlkfんdsp90fjwレ9tニュgtbwevthvkhv0f6ねgvqf-wecyんfpgq」

 

この文字列は…

 

「や、やつがいるのか…」

 

お米くんが消えてから数日後、そのN氏はブログを開設していた。

「このタイミングで…やはり間違いない…お米だ…」

 

 

しかし、N氏が書くブログは、あのお米が書くような内容ではなかった。非常に有益な記事だったのだ。

 

違う!違う!これはお米のブログではない!お米のブログは全くタメにならなかった!

やつのブログは、力まかせにキーボードを殴りつける、そんな文章だったはずだ!

 

それは、憎しみ、愛、肉欲、金、権力!

 

肉欲!肉欲!

 

放尿!

 

暴力!

 

 

 

例えるならば、それはヒップホップのような文章だった。

毎日がお祭り騒ぎだった。

 

彼はブクマカすら恐れない。ブクマカをブックファッカーと呼び、わざわざidコールをしてブコメに返信するような男だった。

 

彼は大物にも屈しない。あのフミコフミオ(id:Delete_All)を「フミフミ」と呼び、idコールや記事言及をするような男だった。

 

N氏のことをお米だと信じ切っている人間も多い。しかし、騙されている。ヤツは断じてお米ではない。

 

確かにN氏のブログはタメになる。情報量と解説は素晴らしい。だが、お米のような暴力性がないのだ!そう思うだろ、フミフミ(id:Delete_All)!!

 

実は、お米は増田に数回現れている。あの文章は間違いないくお米だ。何人かの増田ブクマカは、彼を絶賛していたよ。

 

しかし、お米はもう現れない。彼は死んだんだ。はてなのモヒカンどもに体を引き裂かれ、断末魔にこう言ったはずだ。

 

「米しか無いならおにぎりにしたらいい」

 

 

そういえば、そろそろお祭りの季節ではないか。

また見たいぜ、お米くんのお祭り。そして花火も。

 

某プロブロガーの「わっしょい!」なんて鼻くそレベルに見える。

 

おい!お米!!

花火やるなら、いつでもライター持って火つけに行くからよ!!