７日午前、愛媛県伊予市のＪＲ予讃線の踏切で、７０代ぐらいの男性が特急列車にはねられて死亡しました。
７日午前１０時半頃、愛媛県伊予市のＪＲ予讃線の宮地踏切で、松山から宇和島に向かっていた下りの特急「宇和海９号」が７０代ぐらいの男性をはねました。
男性は全身を強く打って、まもなく死亡が確認されました。
現場の宮地踏切は、伊予横田駅から宇和島方面におよそ５００メートル離れたところにあり、警報器や列車の通過時に動作する遮断機はありません。
ＪＲ四国によりますと、特急の運転士は「高齢の男性が線路の左側から踏切の中に入ってきて、非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。
警察は亡くなった男性の身元を確認するとともに、事故の原因を調べています。