07月12日 18時57分
リニア開業を見据えた再開発が進む名古屋駅前にオフィスやホテル、それに映画館などが入る高層ビルシンフォニー豊田ビルが完成し、報道陣に公開されました。
名古屋駅前に完成した新しい高層ビルは高さ115メートルの25階建てで、6階から17階までがオフィスフロアとなっています。
18階から上には利便性が良い立地を生かしてビジネス客や外国人観光客の需要を取り込もうと、ホテルが進出しました。
また、2階から5階に7つのスクリーンを備えた映画館、いわゆるシネマコンプレックスが入っているほか、ミッドランドスクエアなど、周辺のビルと地下通路で行き来することもできます。
映画館のオープンは7月15日で、オフィスの入居やホテルの開業はことし9月の予定だということです。名古屋駅前はリニア開業を見据えて商業施設を備えた高層ビルが次々とオープンしており、地域の活性化につながることが期待されています。
開発を担当した東和不動産の山口千秋社長は「リニア開業までの間に名古屋の魅力を高めていく必要がある。このビルが、にぎわいをさらに広げていくためのきっかけになってほしい」と話していました。
新着ニュース