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鬼岩で新たに21本の金具
07月12日 18時57分
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岐阜県にある国の天然記念物の鬼岩にロッククライミングの金具が打ち込まれていた問題で、鬼岩を管理する岐阜県御嵩町が調査をした結果、以前、金具が見つかった岩などで新たに21本が見つかりました。
御嵩町によりますと、新たに見つかった21本の金具は、ことし5月に2本の金具が見つかった岩と、その近くにある別の2つの岩に打ち込まれていました。
いずれもロッククライミングで使われたとみられる金具で、さびの色のあせ具合などから、最近、打ち込まれたものではないとみられるということです。
ことし5月に見つかった2本については東海地方に住む男性が「自分が打ち込んだ」と話していることが分かり、警察が文化財保護法違反の疑いで男性から詳しいいきさつを聞いています。
御嵩町では今回も警察に通報するとともに岩を傷つけないよう呼びかける看板を新たに設置することを検討しています。
御嵩町生涯学習課の栗谷本真係長は「貴重な天然記念物が傷つけられていることに、ただただ驚くばかりです。国や県とともに金具の撤去を検討していきたい」と話しています。
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