認知症の人が介護保険のサービスを受けるのに必要な手続きの仕方について、マンガで分かりやすく説明した冊子が作成されました。
この冊子は「認知症の人と家族の会愛知県支部」が作ったもので、認知症の症状が出始めた７６歳の男性が介護保険のサービスを受けるまでの家族の物語がマンガで描かれています。
この中では、介護保険については地域包括支援センターで相談を受け付けていることや、サービスを受けるために必要な手続きや認定調査の内容などについて説明しています。
また、ケアマネージャーを選んだり、サービスの内容を決めたりする際のコツも紹介していて、初めて介護保険を利用する人にも分かりやすい内容となっています。
冊子を作成した「認知症の人と家族の会愛知県支部」代表の尾之内直美さんは「認知症の人を介護する家族の中には介護保険について理解できていない人が多いので、冊子がサービスの利用につながればうれしい」と話しています。
冊子は１冊１０８円で購入することができます。