避難指示が大部分解除で復興への誓い 福島・南相馬
東京電力福島第一原発の事故で出されていた避難指示の大部分が解除された福島県南相馬市で、市や国の担当者が復興への誓いを述べる行事が行われ、桜井勝延市長が「きょうをスタートの日として皆さんと心を一つにして、全力で復興に取り組みます」と決意を述べました。
避難指示が解除された南相馬市小高区にあるJR常磐線の小高駅には、不通になっていた市内の原ノ町駅から運転再開後、最初の列車が到着し、降り立った市や国の担当者などが駅前の広場に集まり、住民に復興への誓いのことばを述べました。
この中で南相馬市の桜井市長は、「きょうからがスタートです。皆さんと心を一つにして、歴史と伝統ある南相馬市の復興に向けて全力で取り組みます」と決意を新たにしていました。
続いて政府の原子力災害現地対策本部の本部長を務める高木陽介経済産業副大臣が「帰還を願う住民が戻れる環境を一刻も早く取り戻すことが国の責務です」と述べ、市と県、国の出席者が手を取り合って万歳三唱をしました。
このあと、帰還した人たちの移動を支援しようと市が運行するジャンボタクシーの出発式が行われ、集まった人たちが拍手をして車を見送りました。
桜井市長は「きょうは住民が普通の生活に戻るための出発の日で、住民と一緒になってすべての課題に挑戦していきたい」と話していました。
この中で南相馬市の桜井市長は、「きょうからがスタートです。皆さんと心を一つにして、歴史と伝統ある南相馬市の復興に向けて全力で取り組みます」と決意を新たにしていました。
続いて政府の原子力災害現地対策本部の本部長を務める高木陽介経済産業副大臣が「帰還を願う住民が戻れる環境を一刻も早く取り戻すことが国の責務です」と述べ、市と県、国の出席者が手を取り合って万歳三唱をしました。
このあと、帰還した人たちの移動を支援しようと市が運行するジャンボタクシーの出発式が行われ、集まった人たちが拍手をして車を見送りました。
桜井市長は「きょうは住民が普通の生活に戻るための出発の日で、住民と一緒になってすべての課題に挑戦していきたい」と話していました。