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86年ぶり新型車両導入 一畑電車、英語表示で訪日客対応

2016/7/12 6:22
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 一畑電車(島根県出雲市)は11日、2016年度に新型車両を2両導入すると発表した。既存車両より座席定員を大幅に増やし、最新の制御装置で使用電力を減らす。同社は他の鉄道会社が使った中古車両を導入してきた。新型車両が入るのは86年ぶりという。

 形式は「デハ7000系」。出雲観光ブームなどによる乗客増に備えて、昨年配備した中古車両に比べ座席定員を6割増の64人にする計画だ。乗車定員も7人多い129人になる。外国語対応機器を搭載し、駅名などを案内する表示機は日本語と英語の2カ国語で表記する。

 車両は1両あたり約2億4000万円。購入費は全額を沿線自治体や国が負担する。今秋に車体のラッピングデザインを公募で決めたうえ、1両目の営業運転を12月に開始する。2両目は17年2月に運行を始める。

 車両数を増やすことで運行本数の増加や拠点駅での接続向上につなげる。西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道車両整備などで実績のある後藤工業(鳥取県米子市)に発注した。

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