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【プロ野球】

東京五輪中は公式戦中断 オーナー会議で方向性承認

2016年7月12日 紙面から

 プロ野球12球団のオーナー会議が11日、東京都内で開かれ、2020年東京五輪の期間中(7月24日〜8月9日)にシーズンを中断する方針を確認した。4日に実行委員会で打ち出した方向性を承認。4年先のイベントで未確定の部分が多いため、具体策は実行委で今後話し合い、18年までに細部を詰めていく。

 野球の競技復帰の可否は8月3日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まる。坂井信也議長(阪神オーナー)は「復帰すると信じて、それを前提に進めている」と話し、原則として1軍の公式戦を行わない見込み。夏休みの時期と重なり、中断は興行的に手痛いが、「国家的なイベントなので全面的にできる限り協力する方向で考えていく」と話した。

 資材置き場などとされる神宮球場、競技復帰した場合の会場など、プロ野球のみならず野球界全体に多大な影響が見込まれる。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「プロ野球だけでは日程を決められず、例年のように1年前の6月に決めていては間に合わない。未確定の部分もはっきりしている18年ごろに話し合うことになる」との見通しを明かした。

 

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