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南スーダン:自衛隊は今は撤退するべきではない。

僕は、自衛隊の即時撤退を訴えてきましたが、現在その機は逸しております。自衛隊を含む国連PKOは、このくらいの紛争で撤退しないし、するべきではありません。現代のPKOは、1994年のルワンダのように、そうやって住民を見捨て大殺戮を招いた痛い経験から試行錯誤を続けているのです。住民を見捨てないための。
護憲派、安保法制反対派は、この期に乗じて自衛隊撤退を口にするべきではありません。安保法制”以前”に大反対するべきだったのです。軍隊じゃないのに、PKFとして軍隊の任務を課される自衛隊の矛盾は今に始まったことではありません。
現在の南スーダンの現状は「PKO派遣5原則」が成り立たないから撤退、という言い回しも間違っています。そもそも「PKO派遣5原則」は、「住民保護」が南スーダンPKOの筆頭任務になった2013年、いや、国連そのものが任務遂行のため「紛争の当事者」になる決心を正式にした1999年から、既に成り立たなくなっているのです。
もう遅すぎます。ここは、なんとか、自衛隊が、軍事的過失つまり戦時国際法/国際人道法違反と翻訳される事故に巻き込まれないよう必要最小限の活動で、この難局を乗り切ることを祈るしかありません。そして、小康状態になって和平合意の履行再開という兆しが見えたら、今度こそ、撤退の期を逃さずに。
でも、その際、「撤退」だけではダメです。南スーダンPKOへの日本の貢献をゼロすることは許されません。自衛隊撤退に代わる日本の貢献を示さなければなりません。そもそも、PKOへの貢献は、文民警察、非武装の軍事監視団等、9条と全く抵触しないオプションがいくらでもあるのに、何故か日本は、慣習的に発展途上国、そして今では周辺国のお仕事になっている部隊派遣にこだわってきた、先進国としては非常に稀な国なのです。
もう一度、護憲派そして安保法制反対派の皆さんに言わせていただきます。南スーダンからの自衛隊の撤退は必須ですが、それにはまず時期を見ること。そして、単なる撤退は、「非人道的」なのです。

日本のPKO論議の根本的な勘違いをご理解ください→「なぜ日本政府はPKF部隊派遣にこだわるのか?自衛隊「駆けつけ警護」問題の真実」

7月15日(金)午後7時半開演
大熊ワタル(cl)、坂本千恵(p), 栗田俊宏(b), 坂本貴啓(ds)

於:吉祥寺 メグ:http://www.meg-jazz.com/map.html

7月29日(金)午後7時半開演
志賀聡美(ts)、坂本千恵(p),鈴木堅登(b), 坂本貴啓(ds)

於:吉祥寺 メグ:http://www.meg-jazz.com/map.html

7月30日(土)午後午後8時開演
於:阿佐ヶ谷 マンハッタン
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-2-7喜楽ビル3F
JR阿佐ヶ谷北口から高架下沿いの道を西へ徒歩1分
TEL:03-3336-7961
http://www.ateliermw.com/manhattan/
with 坂本千恵(p)、田中洋平(b)、坂本貴啓(dr)

ジャズ 伊勢崎賢治