●監督は「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式」のスティーヴ・ピンク
セガと博報堂DYメディアパートナーズの共同出資によって設立されたSTORIESが、セガの『レンタヒーロー』のハリウッド映画化を発表した。
製作にあたっては、コメディ映画「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式」などを手掛けたスティーヴ・ピンクが監督を務め、脚本をジェフ・モリスと共同執筆する予定。STORIESの鈴木智也CEOによるプロデュースで、アメリカ支社のエヴァン・チョルフィン氏がエグゼクティブ・プロデューサーを担当する。
『レンタヒーロー』は、1991年にメガドライブ向けに発売されたアクションRPG。超人的なパワーが手に入るコンバットアーマーをレンタルした主人公が、正義のヒーローとして悪と戦っていく。ドリームキャストとXboxでリメイク版『レンタヒーローNo.1』が発売されたほか、オリジナル版がWiiのバーチャルコンソールで配信された。
映画版では設定が現代風に調整され、安価に人々の日常生活を改善するのが目的というハイテクスタートアップ企業に加わった、才能の割にやる気のない男が主人公に。会社が実はその技術の軍事利用を狙っていることが判明し、仲間のレンタヒーローとともに立ち上がる……という話になるようだ。
なおSTORIESによるプレスリリースでは、映画プロデューサーのマーク・プラットとともに『忍』シリーズを、そのほかにも『獣王記』、『ゴールデンアックス』、『バーチャファイター』、『ハウス・オブ・ザ・デッド』、『ベア・ナックル』、『クレイジータクシー』といった往年のセガタイトルについて、劇場映画や連続ドラマなどを念頭に置いて映像化計画を進めていることが明かされている。