韓国アーチェリー界で最強の選手のみに与えられる称号、“神弓”。現在、女子アーチェリー選手の中でその神弓の系譜を継いでいるのが、キ・ボベだ。
1988年生まれの28歳。2004年から選手として活躍した彼女は、関係者たちの間で「今後韓国代表チームを引っ張るエースの逸材」と評されていたそうだ。
しかし、2008年にジュニア選手権と世界大学選手権で優勝した勢いで、同年の北京五輪にも出場するかと思いきや、代表選抜戦で落選。彼女はあまりにも失望が大きかったらしく、その後長いスランプに陥ったという。
高まる実力とともに、美貌も話題に
スランプを克服できたのは、2010年のアジア大会。アーチェリー女子団体戦に出場した彼女は、チームを優勝に導きながら見事復活を果たした。