尻に敷かれている情けない夫が多いのはなぜだろうか。

稼ぎがあるとか、ないとかまったく関係ない。

旦那が尻に敷かれている方が、家庭が上手く行きやすい??

そうかもしれないが、
それでは家庭内でなんとか「夫」を演じることはできても、
「男」は捨てることになるだろう。


男は、夫の前に男であり、そして一人の人間でもあるのだ。

しかし女というのは、母親であり、妻であり、そして女であり続けることができる。

男は、尻に敷かれていれば都合のいい「夫」のまま。
そこに男としての魅力も人間としての魅力もない。

だから、いずれ捨てられるだろう。

実際に浮気されることも離婚届を提出されることもなくても、そのままでは「心の中で切り離される」のはそう遠くはない。

別に家庭内で威張っていろという話ではない。

尻に敷かれる理由は、ひとつしかない。

それは、弱いからだ。

もともと弱いのをやせ我慢しろ とか 強さを演じろ とか 

そういうことではない。

自分が本当は弱い存在であることを認めろってことだ。

自分の弱さを認められないで格好ばかりつけているから、妻にバカにされるのだろう。
どこかで妻に対して負い目を持っているのだろう。

正々堂々としていれば良いものを、縮こまっている。

それは、単純に自分の弱さを認められない、認めるのが怖いと思っている自分の弱さがそうさせている。


家庭において、
子どもの教育において、
そしてその中にいる自分自身の在り方について、

妻よりも、誰よりも

考えろ。

考え抜け。これでもかって言うくらいに考え抜け。

ハッタリではない。本気で考えること。

そうしたら、妻を教育する視点を持てるだろう。

妻にどうあってほしいのか。

妻は家庭内において、

どうであれば子どもも自分も、

そして妻自身もより活き活きしていられるのだろうか。

それを教えてやればいい。



妻の話を聴いて、傾聴のスキルを上げていけ。

共感するように心掛けよ。

そして、あらゆることのバランスを見た上で、自分なりの意見を求められたときにだけ端的に伝えよ。

それが妻を教育するってことだ。



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