[Android] Android Studio をインストールする3つの手順(Windows)

Androidアプリを作るためには開発環境が必要です。Googleの推奨環境は「Android Studio」です。バージョンアップが頻繁なため初めての人が古い情報で混乱することが多いので、ここではなるべく最新情報を載せるようにしています。

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Android StudioとしてはWindowsとMacでは同様の使い方ですが
設定手順が多少異なります。Macの方はこちらを参照くださいMac 開発環境編

Android Studio 2.1
Android 6.0

 

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Android Studio 開発環境のセットアップ

概ね以下の3つの手順で環境を設定します

  1. JDKのダウンロード・インストール
  2. Android Studioのインストール
  3. SDKの追加インストール

…と、そのまえにPC環境が条件に見合っているかチェックです

 

PCのシステム要件

 
Windows にセットアップするために必要な条件として以下のようなものがあります
Android Studio System Requirements
 

  • Microsoft® Windows® 7/8/10(32-bit 版または 64-bit 版)
    • Vista, 2003がなくなりWindows10が入りました
  • 2 GB 以上のシステム メモリ(RAM)、8 GB 以上を推奨
    • 推奨が4GBから8GBにアップしました。できれば 16GBあると快適です
  • 2GB の空き容量のあるハードディスク(最低限)、4GBが推奨される
    • 500MB がIDEで1.5GBがSDKとEmulatorのsystem image
    • 400MBから2GBにこちらもアップ、もっとも開発を進めていくと膨らんで数十GBになったりします
  • 1280 x 800 以上の画面解像度
  • Java Development Kit (JDK) 8
    • やっとJDK8対応になりました
  • エミュレータ アクセラレータ向け:
    • Intel® VT-x
    • Intel® EM64T(Intel® 64)
    • Execute Disable(XD)ビット機能対応の Intel® プロセッサ
      • PCがスペックに見合っていない場合は実機でデバッグしましょう

 
 

PCのユーザー名を日本語にしていると色々と問題が起きます
エクスプローラーで見るとC:¥山本¥… となっているような場合はアンドロイドの幾つかの実行ファイルが起動できなくなります。ユーザー名を変えるか、新しくユーザーをアルファベット名で作って管理者権限を付与してそこにインストールしてください。
例:C:¥yamamoto¥…

 

 

1. JDK ダウンロード・インストール

 
最初にJavaのJDKを入れます
JDKは「Java Development Kit」のことでJava開発キットです

jdk-8uxx-windows-x64.exe
をダウンロードします

JDK8はOracle公式サイトの下記URLからダウンロードします。
https://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

Java SE 8uxx というのがあります
JDK DOWNLOAD をクリックします
 
as_jdk8

 
「Accept License」をチェック
例えば、PCがWindows 8.1 で64ビットであれば、下のように

Windows x64の
jdk-8uxx-windows-x64.exe
をダウンロードします

as_jdk8_2w

  1. Kit 8uxx は 8u66 のようにバージョンで変わります
  2. 以降OSは64bitとしますが、実際のPC環境に合わせてください

 

JDK インストール

 
ダウントードしたファイル
jdk-8uxx-windows-x64.exe
をクリックしてインストールを実行します
インストール先は、デフォルトのままで
 
JDK7_3
 
インストールが完了
 
android_studio_3
 
 

2. Android Studio のインストール

こちらから Android Studio をダウンロードします。
 
Android Studio The Official IDE for Android
 
AS2_1
 
利用規約を読み、同意するならばチェックを入れます。
 
AS2_1b

「DOWNLOAD ANDROID STUDIO…」

をクリックすると、ダウンロードが始まります
 

他にもページ下の方にあるexeファイルを直接ダウンロードしてもできます。

androidstudio2_001
 
ダウンロードフォルダに

androidstudio2_01b

android-studio-bundle-xxx.xxxxx-windows.exe
のファイルが落とされています
 
この exe ファイルを実行
「Next」 でSetupを始めます
 
android_studio_6
 
各種設定は最初はデフォルトのまま進めたほうがいいでしょう
「Next」
 androidstudio2_02

Android Studio の規約に同意

「I Agree」

ASdownload3

Android Studio と SDK のインストールロケーション設定
特に理由がなければデフォルトでそのまま

androidstudio2_03
Start Menu の選択
「Install」

ASdownload5
 
インストールが終了
 

androidstudio2_04
 
Android Studio の Setupが終了
「Finish」
 
android_studio_9

以前の設定を使うかどうかの選択、前にAndroid Studioをインストールしていなければ初めてのインストールであればそのまま「OK」

ASdownload6

Setup Wizard が始まる

androidstudio2_05

Install Type 初めは「Standard」を選択

androidstudio2_06

確認して問題なければ「Finish」

androidstudio2_07
Setup Wizard の終了
「Finish」
 androidstudio2_09

 
終わりました
 
androidstudio2_10

「お疲れっす」

「お疲れっす…もうちょっとです」

 
 

3. SDKの追加インストール

このままでも開発はできますが、最新のSDKしか入っていません。

その他のものもインストールしておきましょう
 
Android Studio から「Configure」を選択
 
androidstudio2_11
 
「SDK Manager」を更に選択
 
androidstudio2_12

あるいは、開発画面の状態で
「Tools」->「Android」->「SDK Manager」
からも起動できます

その他、AVD Manager等もここにあります
また、これらは、アイコンでも起動できます

androidstudio2_14

Android SDK のSetting画面となります

androidstudio2_13

例えば、自分の実機がKitKatだったら
最低限Android4.4以上は必要となりますので
インストールします

androidstudio2_15

左候補のどれか1つを選択すると「Accept License」をクリックできるようなにります。「Next」

androidstudio2_16

SDKのインストールが始まり、しばらくすると終了します。
(PC,Netにより時間がかかることもあります)

androidstudio2_18

更に他のツールを見ていきます
「Launch Standalone SDK  Manager」
をクリックします

androidstudio2_19

SDK Manager 画面となります

androidstudio2_20

Android4.4以上の「SDK Platform」 と「Sources for Android SDK」が
Installed になっています。その他は、どのようなアプリを作るかによって決まります。

インストールを推奨するものに最初からチェックが入っています。使わないものも多いのですがとりあえずそのままインストールしておきます。後から不要のものは削除できます。

中でも必要なものは一番下にある Extras の3つです。

  • Android Support Library
    • 古いAPIの互換性をサポート
  • Google Repository
  • Google Play Service
  • Google USB Driver
    • Google Nexus 用のUSB Driver

androidstudio2_21

何を入れておくか、最初は分かりにくいですが目安として、デバッグするAndroidのSDKは入れておきましょう。API レベルと OSプラットフォーム

  • 市場にはまだAndroid 4.x.x や5.x.xがありますので必要なものを入れましょう
    古いAPIでAndroid 2.x は必要ならば後からインストールもできます
  • 各APIにあるSamples for SDKは最新版があればいいかもしれません
  • xxx System Image のようなエミュレータのImageは全部はいらない
    • エミュレータのイメージは1つ1GBになるのでたくさん作るとHDを圧迫します
  • Extra には後々必要なものがありますので入れておきましょう

 

次のステップ

 
この後は環境設定の確認のため

を参照してください

 
その他関連ページ

  1. USB ドライバーの設定(Nexus7 2013)
  2. エミュレータの設定
  3. Android Studio での encoding 設定
  4. SDKバージョンとプラットフォーム

 

 


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