冷凍カツ転売 業者の会長や責任者ら逮捕へ
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廃棄処分されるはずだったカレーチェーン店のビーフカツが不正に転売されていた事件で、警察は処分を委託された愛知県の業者などが食品を販売する許可がないのに3万枚以上のカツを転売しスーパーなどに卸していた疑いがあるとして、12日にも食品衛生法違反などの疑いで逮捕する方針です。
ことし1月、カレーチェーン店「CoCo壱番屋」を展開する「壱番屋」が異物が混入したおそれがあるとして廃棄処分を委託したはずの冷凍のビーフカツが、愛知県内のスーパーで販売されているのが明らかになりました。
警察などによりますと、処分を委託されたのは愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業者「ダイコー」で、この業者は委託された4万枚のビーフカツのうちおよそ3万6000枚を岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」に、およそ100万円で転売していたということです。これらのカツのほとんどはさらに別の業者を介するなどして愛知県内のスーパーなど90店舗に流通したということです。
警察は「ダイコー」や「みのりフーズ」などが食品を販売する許可がないのにカツを転売していた食品衛生法違反などの疑いがあるとして、それぞれの会社の75歳の会長や78歳の責任者ら数人を12日にも逮捕する方針を固めました。
警察は、「壱番屋」からカツの処分費用をだまし取った詐欺の疑いも視野に捜査を進めることにしています。
警察などによりますと、処分を委託されたのは愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業者「ダイコー」で、この業者は委託された4万枚のビーフカツのうちおよそ3万6000枚を岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」に、およそ100万円で転売していたということです。これらのカツのほとんどはさらに別の業者を介するなどして愛知県内のスーパーなど90店舗に流通したということです。
警察は「ダイコー」や「みのりフーズ」などが食品を販売する許可がないのにカツを転売していた食品衛生法違反などの疑いがあるとして、それぞれの会社の75歳の会長や78歳の責任者ら数人を12日にも逮捕する方針を固めました。
警察は、「壱番屋」からカツの処分費用をだまし取った詐欺の疑いも視野に捜査を進めることにしています。