30過ぎてデジタル絵デビューした男が初心者に上達への道を伝授する!

デジタル お絵描き 初心者

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この記事の所要時間: 126

 

どうも、個人事業の他にスマホゲームのイラストアートディレクターの仕事もしてるhashiken(@conteanime)です。

 

タイトルと仕事の乖離が・・・と思われるかもしれませんが、自分は元々アナログで絵を描く仕事をしてました。なんで、ペンタブレット(以下ペンタブ)で仕事するようになったのは30を越えてからで・・・でもデジタルに慣れたあとはすっかりデジタルでしか絵が描けなくなっちゃいました(笑

 

つまりペンタブに慣れてデジタルで絵を上達させていくことは、何歳からでも可能だってわかってもらえるんじゃないでしょうか?

 

ということで、初心者が効果的にデジタル環境に慣れるにはどう進めていけばいいか・・・実体験を元にわかりやすくまとめてみました。悩んでたら参考にしてみてくださいね。

 

※こちらの過去記事もデジタル作画などの参考になります。

 

デジタルの登竜門、ペンタブレットに慣れる方法は?

 

ペンタブ デジタル 絵

 

デジタルの最初の壁はやっぱり、アナログで使っていた鉛筆やペンなどからペンタブレットと呼ばれるデジタルのペンに移行することでしょう。

 

hashiken
手元のノートを見て直接描いてたものを、手元を見ずに正面のパソコンの液晶画面を見ながら描くわけだからそりゃー最初は難しくて当たり前です。三輪車やめて自転車に初めて乗るようなものです、たとえ下手ですか?

 

よく言われるのが、タブレットの上に絵の印刷された紙をおいてその上をなぞるやり方でしょうか。眉唾な感じですが感覚をつかむためには悪くないと思います、ただ本当にこれでいいのか・・・やってて手応えもなかなかわかないしで悩むかもしれませんね。

 

一歩進めた練習としては、パソコンの画面上で線のトレースをひたすら行うのも有効でしょう。

 

好きな作家の絵など表示して、透明度を下げて上においたレイヤーにひたすら線画を描いていきます。タッチなども再現してみましょう。失敗したら細かくやり直しましょう。

 

上手い人でも細かく細かく直しながら進めています、だから慣れないからって直すのを怖がってはダメです。

 

一番大事なのは、必ず最後までやり通すことです。途中でやめてしまうとなかなか次に繋がりません。

 

ペンタブは極論慣れるかどうかなので、自分に合いそうなやり方を慣れるまで繰り返すこと以外に無いのが実際のところです。自分の好きな絵師の講座でもなんでも良いんで、既に描ける人たちがどうやって慣れたのか調べて素直に真似してみましょう。

 

hashiken
諦めずに続ければ、一ヶ月もする頃には絶対普通に使えるようになってますよ。

 

ポイントは、一つ一つの線を一気に描いてると思わないことです。細かく重ねてる部分もあることをあらかじめ知っておきましょう。そうしないとやたらに難易度が高く感じてしまうので気をつけて下さい。

 

デジタルで絵を描くときの基本姿勢を身につけよう

 

ペンタブレット 姿勢

 

パソコンでペンタブを使い絵を描く時の基本姿勢というものがあります。もちろん人によってアレンジは加わりますが、アイキャッチに描いた状態が非常にノーマルな形なんじゃないでしょうか。

 

右手でペンタブを持ち、左手はキーボードに乗せて描いていきます。なぜキーボードかは次の章に詳しく書きますがキーボードでショートカットを使用するためです。

 

作業の時間短縮をはかるうえでも重要なので、ぜひ使えるようになっていって下さい。

 

アナログで絵を描く場合、紙自体を回転させバランスを見たりしますがデジタルは当然それは出来ないので画面の中で表示されている絵自体をお絵かきソフトの機能で回転したり反転・拡大縮小して描いていくことになります。

 

上級者ほどそんな動作を素早く何度も行ってるので、自分にとって描きやすい状況を作るためにもいろいろな動作を試しながら慣れてください。

 

また、キーボードの代わりにゲーム用のコントローラや専用のパッドを使う人もいます。キーボードに手を添えたままやるよりも、下に手をブランとさせながらショートカットが使えるので長い時間作業する時なんか楽です。色々なものがあるので評判の良いものを試してみても良いでしょう。

 

 

hashiken
使いこなすと時間短縮につながるので、締め切りに追われて絵を描く状況が予想されるなら使えるに越したことがないアイテムでしょう。

 

ただし、会社に属して絵の仕事をやる場合は持ち込みでないと使えない状況もありえます。まずキーボードで一通りなれた上で、別のツールもためしに使ってみる方が安全でしょう。

 

hashiken
タブレットとキーボードの配置次第ではペンタブのタッチ機能がひどく邪魔に感じる場合もあると思います、その場合はいっそタッチ機能を切ってしまいましょう。ペンタブのボタンや消しゴム機能と同じくあくまで使いやすいように使ってこその便利な道具です。

 

使用頻度の高い機能は絶対にショートカットキーを活用する!

 

ショートカットキー

 

人によって使うことの多い動作や、そうでないものがあります。※もちろん、職種や絵によっても差は出てきます。

 

頻繁に使う動作は、ショートカットとして登録し効率化を図りましょう。その積み重ねは最終的にかなりの合計時間となり、多くの無駄を省いてくれます。

 

代表的なショートカットは下のサイトに詳しいです、いつも使っているコマンドは必ず登録しておきましょう。

 

 

設定を変えることもできるので、例えばデフォルトで『○+△』となっているものを押しやすいように『△+☓』としたりするのも自由です。自分にとって描きやすいかどうかが一番大事なので、描くことに慣れてきた後は理想の環境を構築してみましょう。

 

デジタル作画のマニュアル本を使う

 

自由 楽しい

 

ペンタブに慣れて描く姿勢や環境が整ったら、いよいよ絵をどうやって向上していくかの話になります。

 

独学でやるのはどうしても無駄が多いので、最初は本やネットの講座を参考に地道に進めていくのが早いでしょう。

 

コンテアニ夫
オレはいったい何を描きたいのか?
コンテアニ夫
どんなふうに描いていきたいのか??

 

自分のやりたいことを直接教えてくれる本やページがあればやっぱり成長が早くなります、しっかり検索して好みのものを探してみましょう。

 

本を買う際は、本屋であればやはり中身を見た上で自分が理解しやすそうかどうか、細かいところまでフォローしてるかどうかを基準に買いましょう。ネットの口コミもしっかり利用することをおすすめします。

 

 

hashiken
マニュアル系はちょっと調べてみただけでも色々出てくるので悩むと思います。ただどんな本でも買った以上は、ある程度しっかり最後までやり通すつもりで利用しつくしましょう。やり終わる頃にはある程度のことが出来るようになっているはずですし、デジタルで絵を描く作業に必要な知識も相当数蓄積されているはずです。

 

絵の上手な人と知り合って意見をもらう

 

ブログ 平和に

 

最近は有名な作家さんでもSNSで交流していることが多くなりました。ただ有名過ぎる人だと返りがそれほど期待できないですし、ましてや初心者が自分のわからないことを質問するとかなり迷惑になってしまう場合があります。

 

それよりも、ネットでお絵かきのページや描き方をブログなどで教えてくれている人と仲良くなって質問してみるのが良いかもしれません。もちろん聞き方にはマナーを持って頻繁になり過ぎないように、質問を明確にたずねるようにしましょう。

 

ただし、一人の人にばかり聞いていると迷惑な上に偏った見方にもなりがちです。どうせなら、何人かの方と関係性を作ってお願いしてみる方がいいかもしれません。相手への負担をなるべくかけないで質問する、という気配りは絶対に忘れないようにして下さい。

 

さいごに、

 

今回あげたのはごく基本的なことばかりですが、描き始めの時期はこの辺りをおさえていけば大丈夫だと思います。

 

hashiken
慣れていくと自然と我流になっていくと思うので、最初の間くらい教科書通りの進め方をしたほうが安全だと思います。それで得られる基本的な知識というのはやっぱり侮れないですしね。

 

デジタルは慣れてしまえれば、様々なソフトやツールに応用が効きます。また絵を描くこと以外にも、映像やデザイン等様々な広がりが見いだせるようになるのであまり悩み過ぎずにトライしましょう!


 

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ABOUTこの記事をかいた人

hashiken

create archives(クリエイト アーカイブス)代表、アートディレクター。 千葉県柏の葉のKOILを拠点としている。かつては漫画家を目指し活動、のち遊技機やスマホゲームの制作に従事。キャラクターデザインやアートディレクションなど、多数の作品を手掛ける。 2015年独立、【コンテアニメ工房】を立ち上げ自身の事業をスタートさせる。個人向けのフルオーダーメイド映像・画像商品や、法人向けweb用各種コンテンツの受注制作など幅広く展開中。