寝転がってでもいいからコレを読んでみてよ
1回しか言わないからね。
脇が甘いというしかないんですけどね。やる、やれ、やらん、やれ、いや、やれ、法律でやらなくていいっていってる。いやいや・・・
今回のケースは法律を盾にすれば逃げられるとは思うけどこんなことを繰り返してたら信用を失うし、信用を失えば仕事はなくなるのです。
プロブロガーだって無尽蔵にお金が生み出せるわけじゃなくて、広告主からお金を貰ってるわけです。守るべきルールだって法律だって良心だって必要なんですよね。
そんな話に苦笑いしつつ、なんか役に立てるものはないかと思ってみつけたのが厚労省の作ったパンフレット。
「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」by厚労省
これ、厚生労働省が作った「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」というパンフレット。PDFだからスマホでも見れるからね。プロブロガーといういまどきの名前ではなく、「在宅で仕事をしている=在宅ワーカー」だと考えてこのパンフレットを読んでみて欲しいのです。
たとえばこの「トラブル内容」。在宅ワーカーが実際に困ったトラブルを表にしておいてまとめてくれてます。
あの事件そのまんまやないか・・・
結局ね、良心がどうの楽しいがどうの、というより揉めるべくして揉めたんですね。もちろん、炎上するにはそれなりのエキスがあったのではありますが。
そして一番見て欲しいのは「契約書の参考例」っていうところ。
たとえば、契約書を普段から見ている人がなにか決め事をするときは、その決めごとにあやふやな点がないかを事前に考えます。そしてあやふやな事が出た時に解決する方法を先に決めておきます。
いわゆる「協議解決」ってやつです。
この例では一番上に書いてますが、契約書でよく見かけるのは一番最後か一番最後の一つ手前。
「お互い誠意をもって相談して決めましょうね」ってところです。もしこれを彼が知ってたら・・・
「なんでも50円でやります」とは言い切ってないでしょうね。「お互いハッピーになることなら僕はどこでも行って50円でやりますよ!」くらいのPRでやるでしょう。それでああいったお願いが出てきたらやんわりと燃えずに決着できたはずです。
いや、ブロガーをやるのに契約書をつくれ、って言ってるんじゃないですよ。こういう知識を得た上で好きな様にやりなさいと言いたいだけです。無知を武器にしてはいけません。無知なふりをしてバカなことをやれと言いたいんです。
他にも税金の事とか民法、商法、いろんな守らなくてはならないことはあるでしょう。好きなことをやってお金をもらえるけどあとはしったこっちゃない、では世の中歩いていけないので・・・。こういうパンフレットからでも小さな知識を増やして欲しいです。
「何がわからないのかがわからない」から「なんとなくわかっていない自分に気づいた」ら「何をすれば答えが見つかるか」もわかってくると思います。
これを糧に次のワクワクを考えてもらえたらいいと思うんですが。