2016年7月11日19時52分
福岡地裁小倉支部であった指定暴力団工藤会系組幹部の裁判員裁判をめぐる裁判員への声かけ事件を受け、同支部は11日、裁判員への接触禁止を知らせる文書を貼り出した。
文書は裁判員裁判が開かれる二つの法廷の入り口に掲示。「裁判員等に接触することは、法律で禁止されています」とし、「請託した者や、威迫した者は、懲役または罰金に処せられることがあります」と注意を促している。
最高裁は5日、傍聴人に注意喚起するよう求める通知を全国の裁判所に出した。同支部によると、裁判長が必要と判断した場合には、職員が傍聴席に同様の呼びかけをするという。
11日に同支部であった強盗強姦(ごうかん)事件など2件の裁判員裁判では、いずれも職員が口頭で注意した。
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朝日新聞社会部
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