伊集院光が語る「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」
2013.08.27 (Tue)
2013年08月26日放送の「たまむすび」にて、伊集院光がゲスト出演していた。そこで、「深夜ラジオをいつまで続けられるか?」という質問について語っていた。
玉瀧光 VOL.1
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カンニング・竹山「俺も深夜ラジオやらせてもらってたんですけど」
伊集院光「うん」
竹山「今は、ニュース番組とかもやらせてもらってて。そうすると、もう深夜ラジオは呼ばれることがなくなるんだろうなぁって思って」
伊集院「うん」
竹山「それで、伊集院さんはずっとJUNKやられてるじゃないですか。JUNKのメンバーも、僕とおなじ世代がやってるじゃないですか」
伊集院「うん」
竹山「深夜ラジオって、いつまでみんなやるもんなのかなぁって」
伊集院「そうね」
竹山「時代は変わっていくのかなぁって。今、20代くらいの人が俺らのラジオは聴かないし、20代くらいのヤツらがラジオ番組やっても、多分、俺は聴かないし」
伊集院「うん」
竹山「今聴いてるリスナーも聴かなくなるのかなぁって」
伊集院「うん」
竹山「俺もそうですけど、昼に移動しているじゃないですか。そうすると、リスナーも年齢を重ねると、昼番組に以降するってことなのかな、と」
伊集院「うん」
竹山「ラジオってどう変わってくるのかなって」
伊集院「永六輔さんにも言ったんですけど、『永六輔さんが死なない』から」
竹山「いやいや(笑)」
赤江「色んな言い方あるじゃないですか(笑)」
伊集院「前までは『死なないな』って思ってたんだけど、俺に言わせれば、永六輔さんが入った骨壷がブース内にあれば、永六輔さんの番組って成り立つのよ」
竹山「え?(笑)」
伊集院「それは何故かっていうと、これは永六輔さん本人にも言ったので、自身をもっていいますけど、永六輔さんは昔より黙ってるよね?」
竹山「はい。全然、喋ってないときもあります」
伊集院「永さんがスゴイのは、黙ってても、永さんのチェックを通ったトークであるって感じがするのよ」
赤江「あぁ」
伊集院「前で富山さんたちが喋ってて、『ふごふご!』って言ってもらえれば、それは違うんだなって。でも、何も言わない時間は、永さんに関しては一応、OKをしてるんだなって」
赤江「あぁ」
伊集院「喋ってないけど…俺達は喋らなければラジオは終わりだって言われてたのを、すでに超越してる状態なのよ。多分、骨壷になっても、急にヒビが入るのかなって」
竹山「はっはっはっ(笑)」
伊集院「永さんが気に入らない話だったら、ガタガタ骨壷が震えて、ヒビが入ると思うんですよ(笑)」
竹山「そこに魂があって(笑)」
伊集院「ってなっちゃうと、俺達がその枠に行くってことはないのよ。大沢悠里さんにしても」
竹山「あぁ」
伊集院「そう考えると、もう俺たちはいくところがないのと。あと、やっぱりデカイのは、小堺さんと関根さんが長年やられてたというね」
竹山「ずっと深夜ラジオをやられてたのがね」
伊集院「あとは、呼んでもらえるかどうかの問題だよね。こちらの意向は関係なくて、それでも呼んでもらえなくなれば終わりだし。ラジオの放送内容に定義があるわけじゃないから。10代の女の子が上手く喋れなくても、可愛く寝ている様子が伝わりさえすれば、寝ちゃったところで、それを聞きたい人がいればいいから」
竹山「はい」
伊集院「自分で決める、とかはもうないかな。決めたり考えたりすると怖いから」
竹山「はい」
伊集院「とりあえず、今日を一生懸命やろう、と。一生懸命もウソだな(笑)今、喋りたいことを喋ろう、と」
竹山「あぁ」
伊集院「そういう感じにしないと、もう予測不可能な世界になってるし」
竹山「そうですね」
伊集院「気にしちゃうと、もうどうしようもないから」
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伊集院光「うん」
竹山「今は、ニュース番組とかもやらせてもらってて。そうすると、もう深夜ラジオは呼ばれることがなくなるんだろうなぁって思って」
伊集院「うん」
竹山「それで、伊集院さんはずっとJUNKやられてるじゃないですか。JUNKのメンバーも、僕とおなじ世代がやってるじゃないですか」
伊集院「うん」
竹山「深夜ラジオって、いつまでみんなやるもんなのかなぁって」
伊集院「そうね」
竹山「時代は変わっていくのかなぁって。今、20代くらいの人が俺らのラジオは聴かないし、20代くらいのヤツらがラジオ番組やっても、多分、俺は聴かないし」
伊集院「うん」
竹山「今聴いてるリスナーも聴かなくなるのかなぁって」
伊集院「うん」
竹山「俺もそうですけど、昼に移動しているじゃないですか。そうすると、リスナーも年齢を重ねると、昼番組に以降するってことなのかな、と」
伊集院「うん」
竹山「ラジオってどう変わってくるのかなって」
伊集院「永六輔さんにも言ったんですけど、『永六輔さんが死なない』から」
竹山「いやいや(笑)」
赤江「色んな言い方あるじゃないですか(笑)」
伊集院「前までは『死なないな』って思ってたんだけど、俺に言わせれば、永六輔さんが入った骨壷がブース内にあれば、永六輔さんの番組って成り立つのよ」
竹山「え?(笑)」
伊集院「それは何故かっていうと、これは永六輔さん本人にも言ったので、自身をもっていいますけど、永六輔さんは昔より黙ってるよね?」
竹山「はい。全然、喋ってないときもあります」
伊集院「永さんがスゴイのは、黙ってても、永さんのチェックを通ったトークであるって感じがするのよ」
赤江「あぁ」
伊集院「前で富山さんたちが喋ってて、『ふごふご!』って言ってもらえれば、それは違うんだなって。でも、何も言わない時間は、永さんに関しては一応、OKをしてるんだなって」
赤江「あぁ」
伊集院「喋ってないけど…俺達は喋らなければラジオは終わりだって言われてたのを、すでに超越してる状態なのよ。多分、骨壷になっても、急にヒビが入るのかなって」
竹山「はっはっはっ(笑)」
伊集院「永さんが気に入らない話だったら、ガタガタ骨壷が震えて、ヒビが入ると思うんですよ(笑)」
竹山「そこに魂があって(笑)」
伊集院「ってなっちゃうと、俺達がその枠に行くってことはないのよ。大沢悠里さんにしても」
竹山「あぁ」
伊集院「そう考えると、もう俺たちはいくところがないのと。あと、やっぱりデカイのは、小堺さんと関根さんが長年やられてたというね」
竹山「ずっと深夜ラジオをやられてたのがね」
伊集院「あとは、呼んでもらえるかどうかの問題だよね。こちらの意向は関係なくて、それでも呼んでもらえなくなれば終わりだし。ラジオの放送内容に定義があるわけじゃないから。10代の女の子が上手く喋れなくても、可愛く寝ている様子が伝わりさえすれば、寝ちゃったところで、それを聞きたい人がいればいいから」
竹山「はい」
伊集院「自分で決める、とかはもうないかな。決めたり考えたりすると怖いから」
竹山「はい」
伊集院「とりあえず、今日を一生懸命やろう、と。一生懸命もウソだな(笑)今、喋りたいことを喋ろう、と」
竹山「あぁ」
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