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東方虚刹詠 作者:つゆ丸
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第三話 チルノ、家宅捜索

「.......ん..あたい..は....?」

「チルノちゃん‼」

大ちゃんの声がした。


と思ったら頭の中がぼや~とする


「大ちゃん!あたいはどうなったの?ここはどこ?」


「わたしも分からない...。気付いたらここに...。」


大ちゃんも戸惑っているのが分かる。


「もしかして...あたい達。「ゆうかい」されたのか!?」


「ちょっとチルノちゃん!怖い事言わないでよ!」

う~ん...しかしここはどこだろう。


外で遊んでいたと思ったら急に気持ち悪くなって...頭がボーとして...うーん...。


「大ちゃん。ここから抜け出そう!抜けだしてケイサツにツーホーしよう!」


「そうだね!チルノちゃん!」

(チルノちゃんは逞しいなぁ...私もチルノちゃんみたいに強く...)


「大ちゃん!気付いたんだけど、ここ。お人形さんがいっぱい置いてある!


「本当だ。可愛らしいお人形...ん?」


(このお人形以前にどこかで見たような...)


「大ちゃん!取りあえずそこのドアの方開く?」


ガチャガチャ


「開かない...」

(まぁ、そうだよね...)


「でもおかしい...鍵穴はないのに...」


「うーん。とりあえずカタクソウサクしよう!」


(えへへ―、この前寺子屋で覚えたんだ!)


「そうだね!チルノちゃん!」


~数分後~


「だめだ~大ちゃん。なにも見当たらないよ...。」


「そうだね...ん?あっ!チルノちゃんあれ見て!」

「ん?あっ!」

 バリーン!

チルノが手に持っていたツボを落としてしまった。

「あちゃあ...落としちゃったよ。」


「まぁ仕方ないよ...気にしないで。あっそうだ」

大ちゃんが指をさす

「チルノちゃんが寝てたベッドの枕の隣に手紙があるよ!」

「ほんとだ!何で気付かなかったのかな~。」


大ちゃんが読み上げる。


「 目は覚ましましたか?

  家の前で寝てたので、

  熱中症にならないよう

  勝手に家の中に入れて

  しまいました。ごめんね?

  今から霊夢達を呼んでくるから

  おとなしく家で待っててね。

     アリス.マーガトロイドより」


「誘拐犯って...まさか」

チルノちゃんがこっちを見る。

「そうみたいだね...」

「な~んだ!良かった!」

よかった!...良かった?...あれ?


「チルノちゃん...そのツボ...」






「あっ」





背中に悪寒が走った。

マズい。これが彼女に知られたら......


「あっ、やばいよ大ちゃん!これ殺される!」


マズいよ!早くどこかに隠さなきゃ!って隠す場所なんか...
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