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将来の夢
今日は、セイと会う日。彼のオススメのカフェでケーキに囲まれている。
「ねえねえ、カナって歳の離れた弟がいるんだって!?」
「うわ、いきなりだ。」
「文太から聞いた~~~!いいな~!!」
「遊ぶ?」
「遊びた~~い!けど、人見知りなんだっけ。」
「そうだね~。活発じゃないよ。」
「そっかー。俺とか岡目君は、わいわいはしゃぎたいタイプだからなー。あー……それに、今会うと、ややこしくなっちゃうか。遊びたかったな~~。」
「もうちょっと人見知りがなくなったら、ぜひ。」
「文太が子供好きなの意外だと思わない?俺、最初びっくりしちゃった。」
「あ、やっぱり。文太君には悪いけど、私も思った。」
「そうそう。だから最初、教育学部行きたいって言った時、みんなビックリしてねー。」
「やっぱり教師目指してるんだよね。」
「うん。で、多分、小学校の方。」
「へー……。」
「意外だよね。あれかな、ギャップ狙ってるのかな。」
「……。」
――文太君は教師を目指している。
「そういや、みんなは?」
「みんな?将来の夢って事?えーやだー!恥ずかしい!」
セイは冗談ぽく笑う。
「……あるんだ。」
「あるよ。」
真面目な顔。セイにも夢があるんだ。
「そういう話とかって、みんなでしたりする?」
「うーん?……した事ないな。あっ、パンケーキ来た!たべよたべよ!」
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