１０日行われた参議院選挙で、愛知・岐阜・三重の３つの選挙区では、あわせて６つの議席のうち、自民党が２議席、民進党が３議席、公明党が１議席を獲得しました。
定員４の愛知選挙区の開票結果です。
藤川政人、自民、現、当選。
９６万１０９６票。
斎藤嘉隆、民進、現、当選。
５７万５１１９票。
里見隆治、公明、新、当選。
５３万１４８８票。
伊藤孝恵、民進、新、当選。
５１万９５１０票。
須山初美、共産、新。
３０万２４８９票。
奥田香代、減税、新。
２１万８１７１票。
平山良平、社民、新。
６万４７８１票。
井桁亮、こころ、新。
５万９６５１票。
中根裕美、幸福、新。
４万７０８８票。
候補者を１人に絞って選挙戦に臨んだ自民党は、現職の藤川氏が議席を守り、９年ぶりの候補者を擁立した公明党は、新人の里見氏が当選を果たしました。
また、６年ぶりに２人の候補者を擁立した民進党は、現職の斎藤氏と新人の伊藤氏で２議席を獲得しました。
定員１の岐阜選挙区です。
渡辺猛之、自民、現、当選。
５３万１４１２票。
小見山幸治、民進、現。
３８万９６８１票。
加納有輝彦、幸福、新。
３万１６５１票。
３年前の前回選挙から定員が２から１に減り、現職２人の争いとなった岐阜選挙区は、自民党が議席を守りました。
定員１の三重選挙区の結果です。
芝博一、民進、現、当選。
４４万０７７６票。
山本佐知子氏、自民、新。
４２万０９２９票。
野原典子、幸福、新。
２万４８７１票。
民進党の岡田代表が、選挙結果にみずからの進退を賭ける発言をしたことで、全国的にも注目された三重選挙区は、民進党の芝氏が議席を守りました。
自民党は、前回・３年前に旧民主党から議席を奪った選挙の再現を狙いましたが、及びませんでした。
一方、今回の参議院選挙で、愛知・岐阜・三重の東海３県の投票率は、いずれも３年前の前回を上回りました。
各県の選挙管理委員会によりますと確定投票率は、愛知県が前回・３年前と比べて、２．７６ポイント高い５５．４１％でした。
また、岐阜県は、過去最低だった　前回・３年前と比べて４．７７ポイント高い５７．７４％でした。
そして、三重県は前回・３年前と比べて、１．９３ポイント高い５９．７５％でした。