日曜日の今日は、朝からCさんと赤十字の「救急法基礎講座」に参加してきました
朝早くてちょっと辛かったのですが、とても有意義な講座でした。
まずは教室で、理論の授業を受けます。
その後和室に移動し、
・うつぶせに倒れていたときに仰向けにする方法
・気道確保の方法
・毛布による保温方法
などを教わり、いよいよ実習用の人形「アンさん」を使った「心肺蘇生」と「AED」の実習です。
胸骨圧迫
倒れている人を見つけた時の手順です
1)周りの安全確認を行う
2)倒れている人の全体を見て、出血や外傷などの確認を行う
3)肩を軽く叩いて「もしもし大丈夫ですか!」と意識を確認する
4)意識がなければ、周りの人に助けを呼ぶ(119番通報、AEDの手配)
5)すぐに「胸骨圧迫」を始める
※心臓が動いていて呼吸が止まっている場合も「胸骨圧迫」を開始する
→理由:呼吸が止まっているということは心臓も弱ってるため、やがて心臓が止まる可能性が高いため
※圧迫は胸骨の下部(胸の中心部)に両手をつき、掌の下の部分を使って行う
※100〜120回/分のペースで、成人で5センチ胸が沈下するようにし、完全に元に戻るまで力を緩める
※胸骨圧迫により、脳への血流も行われる
そして人工呼吸
6)30回「胸骨圧迫」を行い「人工呼吸」を2回(これを繰り返す)
※鼻をつまみ、口から息を1秒かけて吹き込む
※胸骨圧迫が10秒空かないように
人工呼吸は患者と直接口をつけないようにするため「マウスシート」を使いました。
予備をもらったので、これからいつも持ち歩くようにするつもりです。
AEDが届いたら
7)AEDが届いたら、心肺蘇生を代わってもらい、AEDの準備を始める(箱を開けて、電極パッドを取り出す)
8)上半身を脱がせ「電極パッド」をはり付ける
・濡れていたら拭く
・膏薬などがあったらはがす
・ペースメーカーは避ける
9)援助者は離れ、AEDの心電図の解析を待つ
・電気ショックの必要があるとアナウンスされたら電気ショックを行う
10)さらに心肺蘇生を続ける
11)2分後にまたAEDが心電図の解析をするので、離れて待つ
12)救急隊が来るまでこれを繰り返す
※AEDは心電図などを記録しているので、電極パッドと電源はそのままにして救急隊に渡す
※救急隊が来るまでに心肺蘇生を中止するのは
・AEDの心電図解析と電気ショック
・自然呼吸が戻り、本人が心肺蘇生を嫌がるようになったとき
のみ。
昼休み
実習は午後まで行われたため、お昼休みはCさんが作ってくれたブランパンのお弁当を頂きました。
いつになく有意義な時間を過ごせていてうれしいです。
アンさんたちもお休み中
アンさんたちもお昼休み中は休んでいました。
ほんとに有意義な講義&実習だったと思います。
しかし心配になったのは、Cさんと二人で家にいるときどちらかが心肺停止になったら
①AEDが近所に無い
②一人で措置をしないといけない
ということでした。
心停止や心室細動が起きるのは心筋梗塞が一番多いようです。
寝室で心室細動が起きたらどうしよう〜などと冗談を言っている場合ではありません。
この動画で全体の流れが説明されています。
ちょっと長いですが、是非一度ご覧になることをお勧めします。






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