専門家ゲスト:浅尾貴子さん(女子栄養大学・助教・管理栄養士)
ゲスト:つるの剛士さん(タレント)、優木まおみさん(タレント)
リポーター:宮下純一さん(タレント・元水泳選手)
正月のぜんざいに小正月の小豆がゆ。ことしもみなさん召しあがったと思われる「小豆」。
しかし、この時期を過ぎると急速にその存在感を失ってしまう、ちょっと悲しい食材でもあります。
でも、小豆は抗酸化作用のあるポリフェノールや鉄分、食物繊維などを豊富に含む食材でもあるんです。
そこで、そんな小豆を手間暇かけず、おいしくいただくスゴ技をご紹介!
ほかにも、あんこに一工夫加えるだけで大人の味に仕立てるスゴ技や、小豆を使った懐かしの道具で脳を活性化させる方法など、今回は、日陰の存在になりがちな小豆に光を当て、その活用法をたっぷりとお伝えしました。
産地北海道の農家・森田里絵さんは“小豆使い”の達人!
便秘予防として、小豆ギョーザ・小豆ハンバーグなど、日々の食卓に小豆を取り入れています。
森田さんが冷蔵庫に常備しているのは、加熱してやわらかくした小豆。その名も“ストック小豆”です。
一般的に小豆をゆでる場合、鍋につきっきりになりがちですが、保温ボトルを使えばその手間はありません!
吹きこぼれの心配もなくガス代や電気代も節約、簡単にストック小豆が作れます。
取材協力:森田里絵さん(株式会社A-Netファーム十勝)
あんまんで有名な菓子メーカーの中西達(なかにし・いたる)さんは“ちょい足しあんこ”の達人!
中西さんの会社では、新たなあんこの楽しみ方を日々研究。あんこを使ったレシピ本まで出版し、その魅力を発信しています。
中西さんオススメの“ちょい足しあんこ”、正月に使いきれなかったあんことお餅で、ぜひお試しください!
あんこ(100グラム)+ しょうゆ(大さじ3分の2)= みたらしのような香ばしいあんこに!
あんこ(100グラム)+ さんしょう(小さじ1)= 爽やかですっきりとしたあんこに!
あんこ(100グラム)+ブランデー(大さじ2分の1)=香り高い、大人の味の高級あんこに!
(※ラム酒でも代用できます)
取材協力:中西達さん(井村屋株式会社 開発部 菓子食品チーム)
昔はお手玉に小豆を入れたものですが、そのお手玉に嘘のような本当の話!
日本大学で脳を研究している森昭雄さんによると、お手玉で遊ぶことで、集中力UPや認知症予防が期待できるそうです。
その理由は、脳を活性化させるため!
お手玉ならではの「シャリッという音」「やわらかい手触り」「瞬間的な判断」が、脳の大切な部分のひとつ“前頭前野”を刺激すると言います。
実際に脳波を計測してみると、確かに前頭前野が活性化!
難しそうなパズルを解いているときよりも、脳が活性化していました。
しかも、ふつうに遊ぶより、反対回しで遊ぶ方が、より効果的だということも分かりました。
学校の休み時間や家事の合間にお手玉で遊ぶと、集中力が高まり、学力UPや効率UPにつながるそうです
取材協力:吉田百花ちゃん(お手玉&ジャグリングの達人)
森昭雄さん(日本大学 教授 医学博士)