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放送内容


1月19日(火)

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メインテーマスゴ技Q 小豆にもっと光を!


出演者

専門家ゲスト:浅尾貴子さん(女子栄養大学・助教・管理栄養士)
ゲスト:つるの剛士さん(タレント)、優木まおみさん(タレント)
リポーター:宮下純一さん(タレント・元水泳選手)


正月のぜんざいに小正月の小豆がゆ。ことしもみなさん召しあがったと思われる「小豆」。
しかし、この時期を過ぎると急速にその存在感を失ってしまう、ちょっと悲しい食材でもあります。
でも、小豆は抗酸化作用のあるポリフェノールや鉄分、食物繊維などを豊富に含む食材でもあるんです。
そこで、そんな小豆を手間暇かけず、おいしくいただくスゴ技をご紹介!
ほかにも、あんこに一工夫加えるだけで大人の味に仕立てるスゴ技や、小豆を使った懐かしの道具で脳を活性化させる方法など、今回は、日陰の存在になりがちな小豆に光を当て、その活用法をたっぷりとお伝えしました。

保温ボトルで作る“簡単!ストック小豆”

産地北海道の農家・森田里絵さんは“小豆使い”の達人!
便秘予防として、小豆ギョーザ・小豆ハンバーグなど、日々の食卓に小豆を取り入れています。
森田さんが冷蔵庫に常備しているのは、加熱してやわらかくした小豆。その名も“ストック小豆”です。
一般的に小豆をゆでる場合、鍋につきっきりになりがちですが、保温ボトルを使えばその手間はありません!
吹きこぼれの心配もなくガス代や電気代も節約、簡単にストック小豆が作れます。

ストック小豆の作り方

  1. お湯を沸かします。
  2. 小豆(75グラム)を洗い、保温ボトル(480ミリリットル)に入れます。
  3. 熱湯(400ミリリットル)を注いでふたをします。
  4. 加熱ムラを防ぐため、軽く振り、横に寝かせて置くだけでOK。
  5. 加熱の目安は、6~8時間です。
     

ストック小豆の注意点

  1. ストック小豆は傷みやすいので、塩小さじ2分の1をもみ込んで冷蔵庫に保存し、2~3日で使い切ってください。
  2. 加熱が不十分だとおう吐や下痢の症状が出る場合もあります。
    保温ボトルの性能や大きさで加熱時間に差があるため、慣れるまでは白い芯がないか確認してください。
     

ストック小豆で簡単!粒あんの作り方

  1. 保温ボトルの中身をあけ、ストック小豆と汁を分けます。
  2. ストック小豆(200グラム)が、ひたるくらいまで汁を入れます。
  3. 一煮立ちしたら、砂糖(60グラム)塩(少々)を加えます。
  4. 小豆が潰れないよう、ゆっくりと一定方向に混ぜます。
  5. 水けが飛んだら完成です。
     

ストック小豆で簡単!赤飯の作り方

  1. ストック小豆と汁を分け、といだ餅米(3合)を用意します。
    といだ餅米に汁を注ぎます。
    (※高い所から注ぐと、アントシアニンの酸化がより進むため、きれいな赤が出ます)
    (※3合の目盛りまで汁を入れてください)
    (※もし汁が足りない場合は水を加えてください)
  2. ストック小豆(100グラム)を加え、炊飯器で炊き上げれば完成です。

取材協力:森田里絵さん(株式会社A-Netファーム十勝)

アレを“ちょい足し”で、あんこがグレードUP!

あんまんで有名な菓子メーカーの中西達(なかにし・いたる)さんは“ちょい足しあんこ”の達人!
中西さんの会社では、新たなあんこの楽しみ方を日々研究。あんこを使ったレシピ本まで出版し、その魅力を発信しています。
中西さんオススメの“ちょい足しあんこ”、正月に使いきれなかったあんことお餅で、ぜひお試しください!

混ぜるだけで絶品!しょうゆあんこ

あんこ(100グラム)+ しょうゆ(大さじ3分の2)= みたらしのような香ばしいあんこに!

混ぜるだけで絶品!さんしょうあんこ

あんこ(100グラム)+ さんしょう(小さじ1)= 爽やかですっきりとしたあんこに!

混ぜるだけで絶品!ブランデーあんこ

あんこ(100グラム)+ブランデー(大さじ2分の1)=香り高い、大人の味の高級あんこに!
(※ラム酒でも代用できます)

油揚げを活用!簡単もなか

  1. 油揚げを2等分にします。
  2. 中に、あんこを詰めます。
  3. つまようじで口を閉じます。
    (※焦げないように、つまようじはぬらしてください)
  4. オーブンやトースターなどで、表面がカリッとするまで焼いたら完成です。

取材協力:中西達さん(井村屋株式会社 開発部 菓子食品チーム)

集中力UP&認知症予防!?すごいぞ“お手玉”

昔はお手玉に小豆を入れたものですが、そのお手玉に嘘のような本当の話!
日本大学で脳を研究している森昭雄さんによると、お手玉で遊ぶことで、集中力UPや認知症予防が期待できるそうです。
その理由は、脳を活性化させるため!
お手玉ならではの「シャリッという音」「やわらかい手触り」「瞬間的な判断」が、脳の大切な部分のひとつ“前頭前野”を刺激すると言います。

実際に脳波を計測してみると、確かに前頭前野が活性化!
難しそうなパズルを解いているときよりも、脳が活性化していました。
しかも、ふつうに遊ぶより、反対回しで遊ぶ方が、より効果的だということも分かりました。
学校の休み時間や家事の合間にお手玉で遊ぶと、集中力が高まり、学力UPや効率UPにつながるそうです

取材協力:吉田百花ちゃん(お手玉&ジャグリングの達人)
森昭雄さん(日本大学 教授 医学博士)


視聴者のみなさまへ
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。


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