イラクで霊びょう襲撃 少なくとも30人死亡
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爆弾テロで290人余りが犠牲になったばかりのイラクで、イスラム教シーア派の霊びょうが武装グループに襲撃されて少なくとも30人が死亡し、治安の悪化に歯止めがかからない状況となっています。
イラクの首都バグダッドから北に90キロほど離れた中部の都市バラドで7日夜、イスラム教シーア派の霊びょうが武装グループに襲撃されました。
治安当局によりますと、武装グループはまず霊びょうに砲撃を加えたあと、敷地の入り口付近でメンバーの男が身につけていた爆発物を爆発させ、それに続いて仲間が建物内に侵入し銃を乱射したということです。
当時、霊びょうではイスラム教の断食月=ラマダンが明けたことを祝って大勢の市民が礼拝に訪れていたということで、この襲撃で少なくとも30人が死亡し、およそ50人がけがをしたということです。
この襲撃について、スンニ派の過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのあるアマーク通信は「戦士たちがシーア派の霊びょうを攻撃した」と伝え、治安当局もISによる犯行とみて捜査しています。
イラクでは今月3日、バグダッドのシーア派住民が多く暮らす地区でイラク戦争以降最悪の規模の爆弾テロが起き、292人が犠牲になったばかりで治安の悪化に歯止めがかからない状況となっています。
治安当局によりますと、武装グループはまず霊びょうに砲撃を加えたあと、敷地の入り口付近でメンバーの男が身につけていた爆発物を爆発させ、それに続いて仲間が建物内に侵入し銃を乱射したということです。
当時、霊びょうではイスラム教の断食月=ラマダンが明けたことを祝って大勢の市民が礼拝に訪れていたということで、この襲撃で少なくとも30人が死亡し、およそ50人がけがをしたということです。
この襲撃について、スンニ派の過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのあるアマーク通信は「戦士たちがシーア派の霊びょうを攻撃した」と伝え、治安当局もISによる犯行とみて捜査しています。
イラクでは今月3日、バグダッドのシーア派住民が多く暮らす地区でイラク戦争以降最悪の規模の爆弾テロが起き、292人が犠牲になったばかりで治安の悪化に歯止めがかからない状況となっています。